● IT全体にわたってデータ、インサイト、アクションを集約することで、お客様にシームレスなデジタルエクスペリエンスを提供し、全社的なパフォーマンスを高める新たな統一された可観測性の戦略を発表
● 統一された可観測性のための新たなAlluvio by Riverbedブランドを含む、リバーベッドそのものと、テクノロジーおよび市場の進化を反映させた、新たなブランドを展開
* 本プレスリリースは、米国で2022年4月27日(現地時間)に発表されたプレスリリース( https://rvbd.ly/3Mi1scE )の抄訳版です。
リバーベッドテクノロジー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表執行役社長:佐々木 匡、以下、リバーベッド)は本日、業界をリードする「統一された可観測性」を世界中のお客様に提供し、その成長を加速するための、新ソリューションの提供を含む広範な戦略を発表しました。同社の戦略の中心となっているのは、統一された可観測性の拡張されたポートフォリオの開発であり、このポートフォリオを通じて、データ、インサイト、アクションを集約し、業界で最も難しいとされている課題を解決します。この課題とは、「ユーザーとアプリケーションが高度に分散され、データが爆発的に増加し、ITの複雑性が高まる一方のハイブリッド環境において、高性能で安全性が高く、シームレスなデジタルエクスペリエンスをもたらすにはどうすればよいのか」というものです。リバーベッドは併せて、統一された可観測性ポートフォリオであるAlluvio by Riverbed(TM)の投入も含めた、新たなブランドを発表しました。この新ブランドは、リバーベッドそのものとテクノロジーの進化、ならびに同社の可視性および可観測性ソリューションに対する引き合いが直近3四半期において前年同期比で30%以上の増加を示しているという市場の強い勢いを反映したものとなっています。
Riverbed 社長兼CEOのダン・スムート(Dan Smoot)は、次のように述べています。「本日の発表は、リバーベッドのエキサイティングな新しいページをめくるものです。当社ブランドに対する信頼、ダイナミックな成長、そして可視性ソリューション市場でのモメンタムによって、リバーベッドはこの急速な成長を続けている可観測性市場の強力なリーダーとなるでしょう。高度にイノベーティブで差別化されたSaaSベースの『統一された可観測性』ポートフォリオを提供するというビジョンを通じて、当社は、お客様の喫緊のニーズに対応し、市場に新たな流れをもたらします。当社が注力しているのは、お客様が膨大な量のデータを実用的なインサイトに変換できるようにすることであり、これによってお客様は、全社的なパフォーマンスを向上し、非常に優れたデジタルエクスペリエンスを得られるようになります。」
CEOブログ: Riverbed Empowering the Experience ( https://www.riverbed.com/blogs/empower-the-experience.html )
市場機会とデータの課題
主要な市場および金融アナリストは、可観測性市場は2024年におよそ190億ドル規模になると予想しています。この成長の原動力となるのは、ハイブリッドワークとネットワーク、マルチクラウド環境、ならびにモダン・アプリケーション・アーキテクチャへの構造的なシフトです。このようなシフトが起こると、ITでデータから実用的なインサイトを抽出し、既存のツールを利用してパフォーマンスを能動的に管理することがきわめて難しくなります。
リバーベッドが2021年に実施した調査「ハイブリッド・ワーク・グローバル・サーベイ(Hybrid Work Global Survey)」( https://www.riverbed.com/solutions/hybrid-work-global-survey-2021 )によれば、企業の意思決定者の75%が、自社ではテクノロジーインフラストラクチャから生成されるデータから実用的なインサイトを収集するのに苦労していると答えています。さらに、性能とユーザーエクスペリエンスを管理する際、IT部門は今もサイロ化されたツール群に依存しており、コンテクストあるいは実用的なインサイトをほとんど提供しない、膨大な量の全く異なるデータとアラートに圧倒されています。
可観測性はこのような問題を解決するためのものですが、現在のソリューションはまだ不十分です。すべてのデータをキャプチャするのではなく、データを限定したりサンプル的に抽出したりするだけの可観測性ツールでは、IT部門が能動的に改善を行うために有効な潜在的な課題や機会を示すことができません。いわゆる「フルスタック」の可観測性ソリューションでも、関連するすべてのユーザー、ネットワークおよびアプリケーションのテレメトリを捉えきれないため、現在の複雑でハイブリッドで、分散されたインフラストラクチャにふさわしい規模での効果的なトラブルシューティングが行えなくなっています。
CMOブログ: A ‘Brand’ New Day for Riverbed… Meet Alluvio!( https://www.riverbed.com/blogs/brand-new-day-riverbed-meet-alluvio.html )
Alluvio by Riverbedについて
業界のこのような課題に対処するために、リバーベッドは昨年、研究開発を包括的かつ集約的で使いやすい統一された可観測性に関するテクノロジーと独自のアプローチに集中させ、投資を行ってきました。Alluvio by Riverbedは、統一された可観測性のソフトウェアポートフォリオであり、IT部門に統一されたビューを提供することで、膨大な複雑さに対処できるようにし、デジタルエコシステム全体を通してデータを実用的なインサイトへと変換することに加え、自動的な自己修復もできるように開発されました。これにより組織は、社員の体験(EX)と顧客の体験(CX)の両方でエンタープライズのパフォーマンスを向上させ、シームレスなデジタルエクスペリエンスを提供できるようになります。
Riverbedチーフ・マーケティング・オフィサーのジョナキ・エゲノルフ(Jonaki Egenolf)は、次のように述べています。「Alluvioという名称は、河床(riverbed)が堆積した場所で、金(きん)の採掘に最も適した環境である沖積層(alluvium)から採られており、末尾の『o』は可観測性(observability)を示しています。比喩的な意味として、この名称は、ばらばらになっていたテレメトリの流れが集まり、見つけることが難しいけれども金と同じ価値があるインサイトが存在することを示しています。当社の統一された可観測性ソリューションであるAlluvioは、お客様が金をできるだけ早く採掘できるようにし、実用的なインサイトを企業価値へと変換できるようにするためのものであり、これによって、企業は競争力と生産性を維持し、シームレスなデジタルエクスペリエンスに対するお客様の激しい要求を満足させることができるようになります。当社のAccelerationポートフォリオと共に用いることで、お客様にはまずすべてのインタラクションを明確化し、次にそれを短時間で処理できるようにし、最終的にはあらゆる場所でユーザーエクスペリエンスを高めることができるようにします。」
Alluvio by Riverbedポートフォリオには、リバーベッドの業界をリードする可視化ツールが含まれています。これらのツールにはネットワークパフォーマンス管理(NPM)、ITインフラストラクチャ監視(ITIM)デジタルエクスペリエンス管理(DEM)などがあり、DEMはアプリケーション性能管理(APM)とエンドユーザーエクスペリエンス監視(EUEM)をカバーしています。これらは既に提供されており、世界中で数千の組織が使用しています。
統一された可観測性ポートフォリオAlluvioに関するリバーベッドのビジョンは、マルチクラウドやオンプレミスのネットワーク、アプリケーションおよびユーザーシステムにわたるすべてのパケット、フロー、エンドユーザーのトランザクションを完全な忠実度でキャプチャし、これに機械学習と人工知能によるインテリジェンスを加えて、IT部門がデジタルサービスの品質に関する問題を迅速に特定し、解決できるようにすることにあります。これによって、組織は生産性を維持しつつ、期待されるユーザーエクスペリエンスを提供することができます。
統一された可観測性ソリューションAlluvioが、お客様と業界のニーズに対応
リバーベッドでは、2022年5月にSaaSベースの統一された可観測性ソリューションAlluvioのベータプログラムを開始し、今年の後半には一般向けの提供開始を予定しています。現在までにFortune 500企業を含む数社がこのソリューションのトライアルを行い、有益かつ前向きなフィードバックが寄せられています。そこでは、統一された可観測性に対するリバーベッドのビジョンとアプローチによって、データのサイロ化とアラートによる疲労が解消され、意思決定のプロセスが改善し、エキスパートの知識を広く適用することによってデジタルサービスの品質が継続的に改良され、これらをすべてシンプルなユーザーインターフェースを通じて行うことができた、といった意見がありました。
Alaska USA Federal Credit UnionのIMオペレーション担当SVPである、ダグ・ホーナー(Doug Horner)氏は、次のように述べています。「Alluvio by Riverbedのエンドツーエンドの監視機能と単一の画面にすべてのデータをまとめて表示する機能がとくに役立ちました。Alluvioソリューションにより、安定した、高性能な環境をユーザーに提供できるようになりました。つまり、数十万人の会員が質の高いエクスペリエンスを得られるようになりました。さらに、このSaaSベースの統一された可観測性ソリューションAlluvioのライトハウスカスタマーである当社は、この製品のわかりやすさと、分析機能および自己修復機能も高く評価しています。これらの機能によって、Credit Union全体に流れている膨大なデータに対する優れたインサイトを生み出し、対応が必要な最も重要な問題の識別と、アラートに基づく疲労の抑制が可能になります。当社では、潜在的な問題を修正するための自動化がさらに進むことを期待しています。それによって、IT部門に時間的な余裕が生まれ、ユーザーとメンバーの期待に応えるための継続的な取り組みができるようになるでしょう。」
IDCのネットワーク・アナリティクスおよびオートメーション部門リサーチ・ディレクターのマーク・リアリー(Mark Leary)氏は、次のようにコメントしています。「現在のデジタル時代にあって、IT部門とソリューション・プロバイダーには注意信号が灯っています。大事なのは部分ではなく全体だという注意信号です。従業員、顧客、さらにスマートデバイスをも対象としたデジタルエクスペリエンスは、インフラストラクチャとインタラクションの複雑さと重要さによって決定されます。さらに、最高のデジタルエクスペリエンスを提供するためには、すべてが正確に、連携して作動しなければなりません。基本となるすべてのコンポーネント、エンドツーエンドのサービスだけでなく、ITチームやそのチームメンバーを最大限に活用するのであれば、デジタルシステムやサービスを測定、監視、管理する、包括的なアプローチが必要となります。リバーベッドの統一された可観測性における進展は、アプリケーション、コンピューティング、ネットワーキングおよびエンドポイントをカバーするデジタルインフラストラクチャ全体に広がり、デジタルエクスペリエンスとビジネス上のポジティブな成果を導き出すことが可能になっています。」
リバーベッドの統一された可観測性ソリューションAlluvioの戦略に関する詳細は、2022年5月11日に予定されている「The True Value of Observability」ウェビナー( https://pages.riverbed.com/2q22-webinar-unified-observability.html )でご紹介します。
リバーベッドとAternityの統合に続くブランドと戦略の発表
リバーベッドの新しいブランドと製品戦略は、統一された可視性と可観測性がもたらす巨大な成長機会をにらんでリバーベッドとAternityが再統合した9か月後のことでした。再統合まで両社は独立して事業を行っていました。両社は一体となって、NPM、DEM、実用可能なインサイトおよびアクセラレーションに重点的に取り組み、現在のリバーベッドを統一された可観測性とアクセラレーションの両方の市場の象徴とするような最先端のテクノロジー・ソリューションを生み出し、優れたデジタルエクスペリエンスに対するユーザーのとどまることのない期待に応えてきました。
Alluvioポートフォリオを補完するRiverbed Accelerationソリューションにより、ユーザーは、モバイル、リモートあるいはオンプレミスを問わず、あらゆるネットワーク上のすべてのアプリケーションを素早く、手間をかけずに、かつセキュアに加速できるようになります。数十年間にわたるWAN最適化でのリーダーシップおよびイノベーションに基づくリバーベッドの業界をリードするアクセラレーション・ポートフォリオにより、クラウド、SaaS、クライアントおよびeCDN(動画ストリーミング)のアプリケーションを最高速度で利用できるようになるほか、ネットワークのレイテンシ、輻輳およびラストマイルでの準最適な状況に対処でき、ハイブリッド環境下のチームを支援します。さらに、リバーベッドのエンタープライズ向けSD-WANにより、MPLS、LTE、ブロードバンドおよびインターネットベース・ネットワークについてクラス最高レベルの性能、アジリティおよび管理性を実現します。
Alluvio by Riverbedに関する詳細は、 https://www.riverbed.com/alluvio をご参照ください。
リバーベッドについて
リバーベッドは、ネットワークからアプリケーション、エンドユーザーまでを対象としたテレメトリを多様な方法で行うことのできる唯一の企業で、この手法によってあらゆるインタラクションを明確化し、加速することができるため、組織はシームレスなデジタルエクスペリエンスが提供でき、エンタープライズとしてのパフォーマンスが向上できます。リバーベッドは、業界をリードする2つのポートフォリオを提供しています。Alluvio by Riverbedは、ITの全体にわたってデータ、インサイト、アクションを集約する、統一された可観測性を実現するための他に類を見ないポートフォリオで、これによりお客様はシームレスでセキュアなデジタルエクスペリエンスを提供できます。また、Riverbed Accelerationにより、あらゆる場所のユーザーが、あらゆるネットワーク上で、あらゆるアプリケーションを素早く、手間をかけずに、かつセキュアに加速できるようになります。数千のパートナー企業とFORTUNE 100企業の95%が含まれている全世界の主要企業とともに、当社はあらゆるクリック、あらゆるデジタルエクスペリエンスを向上させてまいります。Riverbed. Empower the Experience. 詳細については、 http://jp.riverbed.com をご覧ください。
本文中に記載のあるRiverbed、リバーベッド、Alluvio、ならびにその他の用語は、Riverbed Technology, LLCの商標です。本文中に記載されているその他すべての商標は、所有者である各社に帰属します。
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● 統一された可観測性のための新たなAlluvio by Riverbedブランドを含む、リバーベッドそのものと、テクノロジーおよび市場の進化を反映させた、新たなブランドを展開
* 本プレスリリースは、米国で2022年4月27日(現地時間)に発表されたプレスリリース( https://rvbd.ly/3Mi1scE )の抄訳版です。
リバーベッドテクノロジー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表執行役社長:佐々木 匡、以下、リバーベッド)は本日、業界をリードする「統一された可観測性」を世界中のお客様に提供し、その成長を加速するための、新ソリューションの提供を含む広範な戦略を発表しました。同社の戦略の中心となっているのは、統一された可観測性の拡張されたポートフォリオの開発であり、このポートフォリオを通じて、データ、インサイト、アクションを集約し、業界で最も難しいとされている課題を解決します。この課題とは、「ユーザーとアプリケーションが高度に分散され、データが爆発的に増加し、ITの複雑性が高まる一方のハイブリッド環境において、高性能で安全性が高く、シームレスなデジタルエクスペリエンスをもたらすにはどうすればよいのか」というものです。リバーベッドは併せて、統一された可観測性ポートフォリオであるAlluvio by Riverbed(TM)の投入も含めた、新たなブランドを発表しました。この新ブランドは、リバーベッドそのものとテクノロジーの進化、ならびに同社の可視性および可観測性ソリューションに対する引き合いが直近3四半期において前年同期比で30%以上の増加を示しているという市場の強い勢いを反映したものとなっています。
Riverbed 社長兼CEOのダン・スムート(Dan Smoot)は、次のように述べています。「本日の発表は、リバーベッドのエキサイティングな新しいページをめくるものです。当社ブランドに対する信頼、ダイナミックな成長、そして可視性ソリューション市場でのモメンタムによって、リバーベッドはこの急速な成長を続けている可観測性市場の強力なリーダーとなるでしょう。高度にイノベーティブで差別化されたSaaSベースの『統一された可観測性』ポートフォリオを提供するというビジョンを通じて、当社は、お客様の喫緊のニーズに対応し、市場に新たな流れをもたらします。当社が注力しているのは、お客様が膨大な量のデータを実用的なインサイトに変換できるようにすることであり、これによってお客様は、全社的なパフォーマンスを向上し、非常に優れたデジタルエクスペリエンスを得られるようになります。」
CEOブログ: Riverbed Empowering the Experience ( https://www.riverbed.com/blogs/empower-the-experience.html )
市場機会とデータの課題
主要な市場および金融アナリストは、可観測性市場は2024年におよそ190億ドル規模になると予想しています。この成長の原動力となるのは、ハイブリッドワークとネットワーク、マルチクラウド環境、ならびにモダン・アプリケーション・アーキテクチャへの構造的なシフトです。このようなシフトが起こると、ITでデータから実用的なインサイトを抽出し、既存のツールを利用してパフォーマンスを能動的に管理することがきわめて難しくなります。
リバーベッドが2021年に実施した調査「ハイブリッド・ワーク・グローバル・サーベイ(Hybrid Work Global Survey)」( https://www.riverbed.com/solutions/hybrid-work-global-survey-2021 )によれば、企業の意思決定者の75%が、自社ではテクノロジーインフラストラクチャから生成されるデータから実用的なインサイトを収集するのに苦労していると答えています。さらに、性能とユーザーエクスペリエンスを管理する際、IT部門は今もサイロ化されたツール群に依存しており、コンテクストあるいは実用的なインサイトをほとんど提供しない、膨大な量の全く異なるデータとアラートに圧倒されています。
可観測性はこのような問題を解決するためのものですが、現在のソリューションはまだ不十分です。すべてのデータをキャプチャするのではなく、データを限定したりサンプル的に抽出したりするだけの可観測性ツールでは、IT部門が能動的に改善を行うために有効な潜在的な課題や機会を示すことができません。いわゆる「フルスタック」の可観測性ソリューションでも、関連するすべてのユーザー、ネットワークおよびアプリケーションのテレメトリを捉えきれないため、現在の複雑でハイブリッドで、分散されたインフラストラクチャにふさわしい規模での効果的なトラブルシューティングが行えなくなっています。
CMOブログ: A ‘Brand’ New Day for Riverbed… Meet Alluvio!( https://www.riverbed.com/blogs/brand-new-day-riverbed-meet-alluvio.html )
Alluvio by Riverbedについて
業界のこのような課題に対処するために、リバーベッドは昨年、研究開発を包括的かつ集約的で使いやすい統一された可観測性に関するテクノロジーと独自のアプローチに集中させ、投資を行ってきました。Alluvio by Riverbedは、統一された可観測性のソフトウェアポートフォリオであり、IT部門に統一されたビューを提供することで、膨大な複雑さに対処できるようにし、デジタルエコシステム全体を通してデータを実用的なインサイトへと変換することに加え、自動的な自己修復もできるように開発されました。これにより組織は、社員の体験(EX)と顧客の体験(CX)の両方でエンタープライズのパフォーマンスを向上させ、シームレスなデジタルエクスペリエンスを提供できるようになります。
Riverbedチーフ・マーケティング・オフィサーのジョナキ・エゲノルフ(Jonaki Egenolf)は、次のように述べています。「Alluvioという名称は、河床(riverbed)が堆積した場所で、金(きん)の採掘に最も適した環境である沖積層(alluvium)から採られており、末尾の『o』は可観測性(observability)を示しています。比喩的な意味として、この名称は、ばらばらになっていたテレメトリの流れが集まり、見つけることが難しいけれども金と同じ価値があるインサイトが存在することを示しています。当社の統一された可観測性ソリューションであるAlluvioは、お客様が金をできるだけ早く採掘できるようにし、実用的なインサイトを企業価値へと変換できるようにするためのものであり、これによって、企業は競争力と生産性を維持し、シームレスなデジタルエクスペリエンスに対するお客様の激しい要求を満足させることができるようになります。当社のAccelerationポートフォリオと共に用いることで、お客様にはまずすべてのインタラクションを明確化し、次にそれを短時間で処理できるようにし、最終的にはあらゆる場所でユーザーエクスペリエンスを高めることができるようにします。」
Alluvio by Riverbedポートフォリオには、リバーベッドの業界をリードする可視化ツールが含まれています。これらのツールにはネットワークパフォーマンス管理(NPM)、ITインフラストラクチャ監視(ITIM)デジタルエクスペリエンス管理(DEM)などがあり、DEMはアプリケーション性能管理(APM)とエンドユーザーエクスペリエンス監視(EUEM)をカバーしています。これらは既に提供されており、世界中で数千の組織が使用しています。
統一された可観測性ポートフォリオAlluvioに関するリバーベッドのビジョンは、マルチクラウドやオンプレミスのネットワーク、アプリケーションおよびユーザーシステムにわたるすべてのパケット、フロー、エンドユーザーのトランザクションを完全な忠実度でキャプチャし、これに機械学習と人工知能によるインテリジェンスを加えて、IT部門がデジタルサービスの品質に関する問題を迅速に特定し、解決できるようにすることにあります。これによって、組織は生産性を維持しつつ、期待されるユーザーエクスペリエンスを提供することができます。
統一された可観測性ソリューションAlluvioが、お客様と業界のニーズに対応
リバーベッドでは、2022年5月にSaaSベースの統一された可観測性ソリューションAlluvioのベータプログラムを開始し、今年の後半には一般向けの提供開始を予定しています。現在までにFortune 500企業を含む数社がこのソリューションのトライアルを行い、有益かつ前向きなフィードバックが寄せられています。そこでは、統一された可観測性に対するリバーベッドのビジョンとアプローチによって、データのサイロ化とアラートによる疲労が解消され、意思決定のプロセスが改善し、エキスパートの知識を広く適用することによってデジタルサービスの品質が継続的に改良され、これらをすべてシンプルなユーザーインターフェースを通じて行うことができた、といった意見がありました。
Alaska USA Federal Credit UnionのIMオペレーション担当SVPである、ダグ・ホーナー(Doug Horner)氏は、次のように述べています。「Alluvio by Riverbedのエンドツーエンドの監視機能と単一の画面にすべてのデータをまとめて表示する機能がとくに役立ちました。Alluvioソリューションにより、安定した、高性能な環境をユーザーに提供できるようになりました。つまり、数十万人の会員が質の高いエクスペリエンスを得られるようになりました。さらに、このSaaSベースの統一された可観測性ソリューションAlluvioのライトハウスカスタマーである当社は、この製品のわかりやすさと、分析機能および自己修復機能も高く評価しています。これらの機能によって、Credit Union全体に流れている膨大なデータに対する優れたインサイトを生み出し、対応が必要な最も重要な問題の識別と、アラートに基づく疲労の抑制が可能になります。当社では、潜在的な問題を修正するための自動化がさらに進むことを期待しています。それによって、IT部門に時間的な余裕が生まれ、ユーザーとメンバーの期待に応えるための継続的な取り組みができるようになるでしょう。」
IDCのネットワーク・アナリティクスおよびオートメーション部門リサーチ・ディレクターのマーク・リアリー(Mark Leary)氏は、次のようにコメントしています。「現在のデジタル時代にあって、IT部門とソリューション・プロバイダーには注意信号が灯っています。大事なのは部分ではなく全体だという注意信号です。従業員、顧客、さらにスマートデバイスをも対象としたデジタルエクスペリエンスは、インフラストラクチャとインタラクションの複雑さと重要さによって決定されます。さらに、最高のデジタルエクスペリエンスを提供するためには、すべてが正確に、連携して作動しなければなりません。基本となるすべてのコンポーネント、エンドツーエンドのサービスだけでなく、ITチームやそのチームメンバーを最大限に活用するのであれば、デジタルシステムやサービスを測定、監視、管理する、包括的なアプローチが必要となります。リバーベッドの統一された可観測性における進展は、アプリケーション、コンピューティング、ネットワーキングおよびエンドポイントをカバーするデジタルインフラストラクチャ全体に広がり、デジタルエクスペリエンスとビジネス上のポジティブな成果を導き出すことが可能になっています。」
リバーベッドの統一された可観測性ソリューションAlluvioの戦略に関する詳細は、2022年5月11日に予定されている「The True Value of Observability」ウェビナー( https://pages.riverbed.com/2q22-webinar-unified-observability.html )でご紹介します。
リバーベッドとAternityの統合に続くブランドと戦略の発表
リバーベッドの新しいブランドと製品戦略は、統一された可視性と可観測性がもたらす巨大な成長機会をにらんでリバーベッドとAternityが再統合した9か月後のことでした。再統合まで両社は独立して事業を行っていました。両社は一体となって、NPM、DEM、実用可能なインサイトおよびアクセラレーションに重点的に取り組み、現在のリバーベッドを統一された可観測性とアクセラレーションの両方の市場の象徴とするような最先端のテクノロジー・ソリューションを生み出し、優れたデジタルエクスペリエンスに対するユーザーのとどまることのない期待に応えてきました。
Alluvioポートフォリオを補完するRiverbed Accelerationソリューションにより、ユーザーは、モバイル、リモートあるいはオンプレミスを問わず、あらゆるネットワーク上のすべてのアプリケーションを素早く、手間をかけずに、かつセキュアに加速できるようになります。数十年間にわたるWAN最適化でのリーダーシップおよびイノベーションに基づくリバーベッドの業界をリードするアクセラレーション・ポートフォリオにより、クラウド、SaaS、クライアントおよびeCDN(動画ストリーミング)のアプリケーションを最高速度で利用できるようになるほか、ネットワークのレイテンシ、輻輳およびラストマイルでの準最適な状況に対処でき、ハイブリッド環境下のチームを支援します。さらに、リバーベッドのエンタープライズ向けSD-WANにより、MPLS、LTE、ブロードバンドおよびインターネットベース・ネットワークについてクラス最高レベルの性能、アジリティおよび管理性を実現します。
Alluvio by Riverbedに関する詳細は、 https://www.riverbed.com/alluvio をご参照ください。
リバーベッドについて
リバーベッドは、ネットワークからアプリケーション、エンドユーザーまでを対象としたテレメトリを多様な方法で行うことのできる唯一の企業で、この手法によってあらゆるインタラクションを明確化し、加速することができるため、組織はシームレスなデジタルエクスペリエンスが提供でき、エンタープライズとしてのパフォーマンスが向上できます。リバーベッドは、業界をリードする2つのポートフォリオを提供しています。Alluvio by Riverbedは、ITの全体にわたってデータ、インサイト、アクションを集約する、統一された可観測性を実現するための他に類を見ないポートフォリオで、これによりお客様はシームレスでセキュアなデジタルエクスペリエンスを提供できます。また、Riverbed Accelerationにより、あらゆる場所のユーザーが、あらゆるネットワーク上で、あらゆるアプリケーションを素早く、手間をかけずに、かつセキュアに加速できるようになります。数千のパートナー企業とFORTUNE 100企業の95%が含まれている全世界の主要企業とともに、当社はあらゆるクリック、あらゆるデジタルエクスペリエンスを向上させてまいります。Riverbed. Empower the Experience. 詳細については、 http://jp.riverbed.com をご覧ください。
本文中に記載のあるRiverbed、リバーベッド、Alluvio、ならびにその他の用語は、Riverbed Technology, LLCの商標です。本文中に記載されているその他すべての商標は、所有者である各社に帰属します。
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