2022年03月03日 11:30

AIが「コンプライアンス違反」を自動検出、不適切トーク・不利益契約を通報 ~パソコンやスマホに実装、社員全員・商談全件をモニタリング、不祥事発生を防止

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
営業の数字づくりに関わる業務の効率化・省力化を目指す株式会社サルエド(所在地:東京都渋谷区、代表:本郷理一)は本日、AIによる「コンプライアンスチェック機能」の受託開発業務を開始しました。

この機能は社員全員・商談全件を自動的に監視し、コンプライアンスに抵触する不適切な話法や不利益な契約を検出します。
前者はいわゆるオーバートークになります。
そして、本社のカスタマーセンターやコンプライアンス部、直属の上司など、あらかじめ登録したところへ通報します。
これによりクレームやトラブルにつながる販売・受注を抑止・防止します。

この機能は書類での記述の漏れや矛盾がないかも確認し、判定結果を「危険・疑惑・皆無」などの数段階で連絡します。
違反の懸念や心配のある面談に限って確認するだけなので手間が省けます。

判定精度の決め手はエキスパートシステムに格納した「専用辞書」になります。
コンプライアンスチェックは汎用の機能を開発することはかなり困難ですが、業種や企業に特有の機能を開発することはわりと簡単です。
たいてい似通った条件や状況のなかで、似通ったワード・フレーズの結びつきや組み合わせ、トーンなどをともなって発生するからです。
ディープラーニングも活用しつつ、話法や契約を専用辞書と照らし合わせて違法性を判定します。

この機能は、インサイドセールスではパソコンの「オンライン商談システム」や固定電話に実装し、フィールドセールスではタブレットやスマートフォンに実装します。

⇒コンプライアンスチェック
https://sal-ed.com/saltr

■営業プロセスがベースの法令順守

当社は「営業プロセス」の設計を請け負っています。
これは「ステップ&アクション」という「フロー&ルール」から成り立っており、顧客第一の精神に則っています。
したがって、その誠実な履行が法令順守につながります。

憲法を定めないと、国家を治められません。
それと同様に、営業に憲法を定めないと、顧客接点に自社第一の嵐が吹き荒れて「無法地帯」と化します。
いったん不祥事が起こると、マスコミやインターネットで瞬く間に広がります。
また、営業の停止、業績の下落や企業イメージの低下など、被るダメージは計り知れません。
顧客離れが起こるだけで済まずに、企業存続が揺らぐ事態に陥ります。

この機能の際立った特徴は商談での「営業姿勢」を加味していることです。
自分都合が染みついた社員はコンプライアンスに抵触する可能性が大きくなりますので、自動的に判定基準を厳しくするようにプログラミングしています。

営業における最重要のコンプライアンスとは顧客第一の徹底にほかなりません。
社員が顧客価値の最大化にフォーカスして商談を進めていれば不祥事は起こりようがありません。
この機能は「カスタマーファースト」を社内に根づかせる一助になり、営業に留まらず、経営における「リスクマネジメント」に寄与します。

⇒コンプライアンスチェック
https://sal-ed.com/saltr

■不祥事発生の主因は経営・管理のありよう

ほとんどの企業は顧客に不適切な商談を防ぐために事細かにルールを定めていますが、かならずしも守られていません。
社長が記者会見で深々と頭を下げ、再発防止に努めると誓います。
が、世間の記憶が薄れかけた頃に同じような問題が生じます。

営業のコンプライアンス違反は確かに現場で発生します。
しかし、それはまま経営や管理のありようが引き起こします。
こちらがむしろ主因となることが少なくありません。

企業は概して数字という「結果」を評価しますが、それが行き過ぎると予算達成しか眼中にないという風潮を生みます。
また、結果一辺倒の評価制度や人事考課も契約至上主義・ノルマ至上主義の風潮を生みます。

それに対して、この機能は行動という「原因」を評価します。
しかもカスタマーファーストを拠りどころとしており、営業活動に正義と倫理が貫かれます。
不祥事発生の温床となる企業文化や組織風土まで再生することができます。

なお、本社や上司の手間に頼るとか、本人の良心を当てにするのではおのずと限界です。
なかでも「ブラックボックス」に置かれるフィールドセールスでは成績向上のために違法すれすれの営業活動が行われることがあります。

また、予算達成のプレッシャーをかけた本社や上司が判定するのでは保身や思惑、利益が優先されかねません。
AIを用いた科学的・客観的な「常時モニタリング」が絶対不可欠となります。

⇒株式会社サルエド
https://sal-ed.com

《会社概要》
社名:株式会社サルエド
代表:本郷理一
住所:〒150-0044 東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V3F
事業:セールスイノベーションベンダー(AIアプリケーション・ITシステム受託開発)
HP:https://sal-ed.com

《問合せ先》
株式会社サルエド
窓口:本郷理一
電話:050-3786-4351(午前10時~午後5時)
MAIL:info@sal-ed.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
株式会社サルエド(カブシキガイシャサルエド)
代表者
上嶋 旬(カミシマ シュン)
所在地
〒150-0044
東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3F
TEL
050-3786-4351
業種
システム開発
上場先
未上場
会社HP
https://sal-ed.com

株式会社サルエドの最新プレスリリース

2024年11月21日 11:30
自社に埋もれるナレッジを付加するだけで生成AIによるOJTの自動化が実現 ~人事部の研修テキスト、営業現場のマニュアルやチェックリストなど、貴重な情報資産を棚卸して社員が使い倒せる状態に再生
2024年11月20日 11:30
地方銀行や信用金庫などの金融機関が取引先の売上づくりを支援するセールステックツールを提供 ~地場企業へのコンサルティング強化の一環で業績直結の商談OJT-AIの導入・利用に伴走、自らも融資依存を脱却
2024年11月18日 11:30
生成AIが教育指導を自動化して能力養成をスコア化、人的資本経営をサポート ~講師による集合研修からOJT-AIによる日々の実地訓練へ転換、競争優位性や潜在成長力も訴求できて投資家・求職者の評価を獲得
2024年11月14日 11:30
オフィス市場向け販社や商社、ベンダーの販売・受注活動をサポートする商談OJT-AIを提供 ~社員一人ひとりに張りついて高付加価値なBtoBソリューション案件へ誘導、他社との差別化で価格競争も回避
2024年10月28日 11:30
営業OJTを自動化する実証実験がスタート ~株式会社サルエドが能力養成と成約&顧客増加を可能にする生成AIを開発

この企業のプレスリリースをもっと見る

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.