-----------------------------------------------------------------------
● ams OSRAMの905nm端面発光レーザーは、LiDARシステム向けに高光出力と低消費電力を兼備
● Cepton社は2016年の創立以来、ams OSRAMと提携し、先進運転支援システム(ADAS)、自律走行車、スマートインフラストラクチャ、ロボット車両向けのLiDARソリューションを開発
● Cepton社は、ビーム品質の向上、超小型化、低コストを実現するams OSRAMの高性能な自動車信頼性基準に準拠した赤外線レーザーを採用
----------------------------------------------------------------------
※本プレスリリースは、2022年1月27日にオーストリア・プレムシュテッテンで発表したプレスリリースの抄訳版です。
光学ソリューションのグローバルリーダーであるams OSRAM(日本地域統括バイスプレジデント:神永眞杉)は、LiDAR分野のイノベーターであるCepton Technologies(以下、Cepton社)(*1)とのパートナーシップを拡大し、ADASや自律走行車などの画期的なLiDAR装置向けにソリューションを提供していくことを発表しました。Cepton社は、LiDAR市場を牽引し続けるリーディングカンパニーで、この度デトロイトを拠点とする世界的な自動車メーカーから、ADAS用にLiDARシリーズ製品の大規模生産契約を獲得しました。
LiDARとは、「Light Detection and Ranging(光による検知と測距)」の略称で、出射された赤外線レーザービームが物体に当り、反射して戻ってくるまでの時間を計算することで、その対象物までの距離を測定するセンサー技術のことを言います。この技術は、車両周囲の3Dマップをリアルタイムで作成するもので、車両を安全に目的地まで誘導することを強力に支援します。その光源となる人の目に見えない赤外線照明は、車両が周辺環境を「見る」ことを可能にする、あらゆるLiDARシステムにおいて最も重要なパーツであると言えます。ams OSRAMは、今日のLiDARシステムの多くに搭載されている赤外線レーザーエミッターにおいて、強力な製品ポートフォリオで市場を牽引するリーディングカンパニーです。
Cepton社が獲得した世界トップ5の自動車メーカーとの生産契約は、その規模感からLiDAR業界にとっては重要な一つの到達点になると位置付けられています。これにより、Cepton社は2023年までに、高級車だけではない様々な車種のADAS機能にLiDARソリューションを提供する、世界で初めての企業になると期待されています。その画期的なLiDARソリューションに、ams OSRAMの905nm 端面発光レーザーが採用されています。
Cepton社のCEO兼共同創立者のJun Pei博士は、「ams OSRAMの小型で高性能、かつ自動車信頼性基準を満たす端面発光レーザーが、魅力的なLiDAR製品の量産モデルを開発するための絶好の機会をもたらしてくれました。ams OSRAMの先端技術がもたらす、アイセーフティを確保するための駆動を可能とする905nmのレーザー光源と、当社独自のMMT(R)(Micro Motion Technology)による画像処理プラットフォームは、パフォーマンス ・ コスト ・ 信頼性のバランスが良いため、日常使い用の大衆車であっても、LiDARの機能を持たせることが可能になってくるだろう」と語っています。
ams OSRAMは、10年以上にわたりこの市場をリードし続けており、現在、端面発光レーザー(EEL)と垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)の両方をLiDARの市場にリリースしています。また、市場に先駆けて、いち早く905nmの端面発光レーザーをリリースしたのもams OSRAMです。現在では、コスト面と信頼性に優れた905nmのレーザー波長が、LiDARソリューションにおいて最も広く使われている波長となっています。ams OSRAMは、905nmレーザーをより高効率で、またシステムに組み込みやすいものにするために、積極的な投資を継続的に行っています。
ams OSRAMのビジュアライゼーション & レーザー事業部 シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのJoerg Straussは次のように述べています。「当社の905nm端面発光レーザーは、雨や雪、また霧などのあらゆる気象条件下において自律走行車が必要とする長距離の測定を実現するための、最も有効なレーザー光源の1つです。Cepton社との長期にわたる関係を継続することで、同社の量産型モデルで幅広い車種への展開が可能な、自動車信頼性基準に準拠するLiDARセンサーに、当社のレーザー技術を提供できることを大変喜ばしく思っています。また、Cepton社のエンドツーエンドLiDARソリューションは、交通事故の削減とADAS機能の実現により、私たちの道路環境をより安全なものにしていきます。両社は共に力を合わせ、自動運転の分野において自動車の世界が新時代を切り拓いていくことに貢献していきます」
Cepton社は、優れた性能と電力効率を兼ね備えたams OSRAMの最先端レーザーダイオードを使用しています。コンパクトながら、エピタキシャル成長させたエミッターを3層積層したマルチジャンクションレーザーで、125℃までの高温状態でも駆動させることが可能です。
ams OSRAMのEELおよびVCSEL LiDAR技術 (*2)に関する詳細情報は、当社ウェブサイトをご覧ください。Cepton社のソリューションに関する詳細情報は、Cepton.com (*1)をご覧ください。
(*1)https://www.cepton.com/
(*2)https://www.osram.com/os/applications/automotive-applications/sensing_lidar.jsp
● ams OSRAMの905nm端面発光レーザーは、LiDARシステム向けに高光出力と低消費電力を兼備
● Cepton社は2016年の創立以来、ams OSRAMと提携し、先進運転支援システム(ADAS)、自律走行車、スマートインフラストラクチャ、ロボット車両向けのLiDARソリューションを開発
● Cepton社は、ビーム品質の向上、超小型化、低コストを実現するams OSRAMの高性能な自動車信頼性基準に準拠した赤外線レーザーを採用
----------------------------------------------------------------------
※本プレスリリースは、2022年1月27日にオーストリア・プレムシュテッテンで発表したプレスリリースの抄訳版です。
光学ソリューションのグローバルリーダーであるams OSRAM(日本地域統括バイスプレジデント:神永眞杉)は、LiDAR分野のイノベーターであるCepton Technologies(以下、Cepton社)(*1)とのパートナーシップを拡大し、ADASや自律走行車などの画期的なLiDAR装置向けにソリューションを提供していくことを発表しました。Cepton社は、LiDAR市場を牽引し続けるリーディングカンパニーで、この度デトロイトを拠点とする世界的な自動車メーカーから、ADAS用にLiDARシリーズ製品の大規模生産契約を獲得しました。
LiDARとは、「Light Detection and Ranging(光による検知と測距)」の略称で、出射された赤外線レーザービームが物体に当り、反射して戻ってくるまでの時間を計算することで、その対象物までの距離を測定するセンサー技術のことを言います。この技術は、車両周囲の3Dマップをリアルタイムで作成するもので、車両を安全に目的地まで誘導することを強力に支援します。その光源となる人の目に見えない赤外線照明は、車両が周辺環境を「見る」ことを可能にする、あらゆるLiDARシステムにおいて最も重要なパーツであると言えます。ams OSRAMは、今日のLiDARシステムの多くに搭載されている赤外線レーザーエミッターにおいて、強力な製品ポートフォリオで市場を牽引するリーディングカンパニーです。
Cepton社が獲得した世界トップ5の自動車メーカーとの生産契約は、その規模感からLiDAR業界にとっては重要な一つの到達点になると位置付けられています。これにより、Cepton社は2023年までに、高級車だけではない様々な車種のADAS機能にLiDARソリューションを提供する、世界で初めての企業になると期待されています。その画期的なLiDARソリューションに、ams OSRAMの905nm 端面発光レーザーが採用されています。
Cepton社のCEO兼共同創立者のJun Pei博士は、「ams OSRAMの小型で高性能、かつ自動車信頼性基準を満たす端面発光レーザーが、魅力的なLiDAR製品の量産モデルを開発するための絶好の機会をもたらしてくれました。ams OSRAMの先端技術がもたらす、アイセーフティを確保するための駆動を可能とする905nmのレーザー光源と、当社独自のMMT(R)(Micro Motion Technology)による画像処理プラットフォームは、パフォーマンス ・ コスト ・ 信頼性のバランスが良いため、日常使い用の大衆車であっても、LiDARの機能を持たせることが可能になってくるだろう」と語っています。
ams OSRAMは、10年以上にわたりこの市場をリードし続けており、現在、端面発光レーザー(EEL)と垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)の両方をLiDARの市場にリリースしています。また、市場に先駆けて、いち早く905nmの端面発光レーザーをリリースしたのもams OSRAMです。現在では、コスト面と信頼性に優れた905nmのレーザー波長が、LiDARソリューションにおいて最も広く使われている波長となっています。ams OSRAMは、905nmレーザーをより高効率で、またシステムに組み込みやすいものにするために、積極的な投資を継続的に行っています。
ams OSRAMのビジュアライゼーション & レーザー事業部 シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのJoerg Straussは次のように述べています。「当社の905nm端面発光レーザーは、雨や雪、また霧などのあらゆる気象条件下において自律走行車が必要とする長距離の測定を実現するための、最も有効なレーザー光源の1つです。Cepton社との長期にわたる関係を継続することで、同社の量産型モデルで幅広い車種への展開が可能な、自動車信頼性基準に準拠するLiDARセンサーに、当社のレーザー技術を提供できることを大変喜ばしく思っています。また、Cepton社のエンドツーエンドLiDARソリューションは、交通事故の削減とADAS機能の実現により、私たちの道路環境をより安全なものにしていきます。両社は共に力を合わせ、自動運転の分野において自動車の世界が新時代を切り拓いていくことに貢献していきます」
Cepton社は、優れた性能と電力効率を兼ね備えたams OSRAMの最先端レーザーダイオードを使用しています。コンパクトながら、エピタキシャル成長させたエミッターを3層積層したマルチジャンクションレーザーで、125℃までの高温状態でも駆動させることが可能です。
ams OSRAMのEELおよびVCSEL LiDAR技術 (*2)に関する詳細情報は、当社ウェブサイトをご覧ください。Cepton社のソリューションに関する詳細情報は、Cepton.com (*1)をご覧ください。
(*1)https://www.cepton.com/
(*2)https://www.osram.com/os/applications/automotive-applications/sensing_lidar.jsp
※関連画像左: ams OSRAMの自動車信頼性基準に準拠したレーザーダイオードは、ADASや自律走行車向けのCepton社の包括的なLiDARソリューションに搭載されています。
※関連画像右: Cepton社のオートモーティブグレードのLiDARセンサーは、量産型ADASおよび自動運転アプリケーション向けに、業界をリードするパフォーマンス、高信頼性、低コストを兼ね備えています。
-----------------------------------------------------------------------
●ams OSRAMグループについて
ams OSRAM Groupと、親会社であるams AG(SIX: AMS)は、光学ソリューションのグローバルリーダーです。我々は光にインテリジェンスを持ち込み、イノベーションへの情熱を注ぐことで人々の生活を豊かにします。これが我々の言う「Sensing is Life」を意味します。
合わせて110年以上の歴史を持つ当社は、想像力、深いエンジニアリングの専門知識、そしてセンサーと光の技術におけるグローバルな生産能力を提供できることが主な特徴です。当社は、コンシューマー、自動車、ヘルスケア、インダストリーの各分野のお客様が競争力を維持することを可能にするイノベーションを創出し、環境負荷の軽減を行う一方で、健康、安全、利便性の面で生活の質を向上させるイノベーションの推進を行っています。
全世界の約2万6,000人の従業員が、移動をより安全に、医療診断をより正確に、そして日々のコミュニケーションの瞬間をより豊かな体験にするために、センシング、イルミネーション、およびビジュアライゼーションの分野でイノベーションに取り組んでいます。画期的なアプリケーションのために創出された技術は、15,000件以上の登録済みまたは出願中の特許に反映されています。また、オーストリアのプレムシュテッテン/グラーツに本社を置き、ドイツ・ミュンヘンに共同の本社を設置しています。そしてグループは2020年に合計で50億米ドルを大きく超える収益(試算)を達成しており、ams-OSRAM AGとしてスイス証券取引所に上場しています(ISIN:AT0000A18XM4)。
詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/
amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams Groupの登録商標または出願中の商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。本プレスリリースで提供される情報は公開時点にて正確であることが確認されており、予告なく変更される場合があります。
●ams OSRAMのソーシャルメディア・チャンネルはこちら:
Twitter:https://twitter.com/amsOSRAM
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/ams-osram/
Facebook:https://www.facebook.com/amsOSRAM
YouTube:https://www.youtube.com/c/amsOSRAMofficial
●Cepton社について
Cepton社は、自動車(ADAS/AV)、スマートシティ、スマートスペース、スマート産業用アプリケーション向けにLiDARベースのソリューションを提供するシリコンバレーのイノベーターです。特許取得済みのMicro Motion Technology(MMT(R))により、Cepton社はLiDARの主流化を目指して、パフォーマンス、コスト、信頼性のバランスの取れたアプローチを実現するとともに、業界を超えたスケーラブルでインテリジェントな3D認識ソリューションを可能にしています。
Cepton社は、世界トップ5の大手自動車メーカーから、契約車種数ベースでこれまでの業界最大のADAS LiDARシリーズ生産契約を獲得しており、他にもトップ10のOEMと関係を形成しています。
2016年に創立されたCepton社は、幅広い高度なLiDARおよび画像処理技術において数十年の経験を擁する業界のベテランが率いており、高性能で高品質なLiDARソリューションの量産市販化に重点を置いています。Cepton社はカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、ミシガン州トロイに事業開発施設を擁し、OEMやティア1が密集するメトロデトロイト地区へのローカルサポートを提供しています。また、ドイツ、カナダ、日本、インド、中国にも拠点を持ち、急成長するグローバルな顧客基盤に対応しています。詳細情報は、https://www.cepton.com をご覧ください。TwitterとLinkedInで当社をフォローしてください。
※関連画像右: Cepton社のオートモーティブグレードのLiDARセンサーは、量産型ADASおよび自動運転アプリケーション向けに、業界をリードするパフォーマンス、高信頼性、低コストを兼ね備えています。
-----------------------------------------------------------------------
●ams OSRAMグループについて
ams OSRAM Groupと、親会社であるams AG(SIX: AMS)は、光学ソリューションのグローバルリーダーです。我々は光にインテリジェンスを持ち込み、イノベーションへの情熱を注ぐことで人々の生活を豊かにします。これが我々の言う「Sensing is Life」を意味します。
合わせて110年以上の歴史を持つ当社は、想像力、深いエンジニアリングの専門知識、そしてセンサーと光の技術におけるグローバルな生産能力を提供できることが主な特徴です。当社は、コンシューマー、自動車、ヘルスケア、インダストリーの各分野のお客様が競争力を維持することを可能にするイノベーションを創出し、環境負荷の軽減を行う一方で、健康、安全、利便性の面で生活の質を向上させるイノベーションの推進を行っています。
全世界の約2万6,000人の従業員が、移動をより安全に、医療診断をより正確に、そして日々のコミュニケーションの瞬間をより豊かな体験にするために、センシング、イルミネーション、およびビジュアライゼーションの分野でイノベーションに取り組んでいます。画期的なアプリケーションのために創出された技術は、15,000件以上の登録済みまたは出願中の特許に反映されています。また、オーストリアのプレムシュテッテン/グラーツに本社を置き、ドイツ・ミュンヘンに共同の本社を設置しています。そしてグループは2020年に合計で50億米ドルを大きく超える収益(試算)を達成しており、ams-OSRAM AGとしてスイス証券取引所に上場しています(ISIN:AT0000A18XM4)。
詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/
amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams Groupの登録商標または出願中の商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。本プレスリリースで提供される情報は公開時点にて正確であることが確認されており、予告なく変更される場合があります。
●ams OSRAMのソーシャルメディア・チャンネルはこちら:
Twitter:https://twitter.com/amsOSRAM
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/ams-osram/
Facebook:https://www.facebook.com/amsOSRAM
YouTube:https://www.youtube.com/c/amsOSRAMofficial
●Cepton社について
Cepton社は、自動車(ADAS/AV)、スマートシティ、スマートスペース、スマート産業用アプリケーション向けにLiDARベースのソリューションを提供するシリコンバレーのイノベーターです。特許取得済みのMicro Motion Technology(MMT(R))により、Cepton社はLiDARの主流化を目指して、パフォーマンス、コスト、信頼性のバランスの取れたアプローチを実現するとともに、業界を超えたスケーラブルでインテリジェントな3D認識ソリューションを可能にしています。
Cepton社は、世界トップ5の大手自動車メーカーから、契約車種数ベースでこれまでの業界最大のADAS LiDARシリーズ生産契約を獲得しており、他にもトップ10のOEMと関係を形成しています。
2016年に創立されたCepton社は、幅広い高度なLiDARおよび画像処理技術において数十年の経験を擁する業界のベテランが率いており、高性能で高品質なLiDARソリューションの量産市販化に重点を置いています。Cepton社はカリフォルニア州サンノゼに本社を置き、ミシガン州トロイに事業開発施設を擁し、OEMやティア1が密集するメトロデトロイト地区へのローカルサポートを提供しています。また、ドイツ、カナダ、日本、インド、中国にも拠点を持ち、急成長するグローバルな顧客基盤に対応しています。詳細情報は、https://www.cepton.com をご覧ください。TwitterとLinkedInで当社をフォローしてください。