スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、令和4年2月1日に歴史と未来の交流館(茨城県那珂郡東海村)に導入されました。
■導入の背景
歴史と未来の交流館は令和3年度にオープンした新しい施設であり、これまで分散していた資料が一か所に集約され管理されることになりました。これまで管理方法は資料の種別や分野ごとにバラバラで、検索するにしても、それぞれの担当職員しか分からず、資料の管理方法には大きな課題を抱えていたそうです。新しい施設の開館に伴い、これまでバラバラだった管理方法をひとつにまとめ、今後の収蔵・管理・検索がしやすいように、まずはクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を導入。そのシステムの付属機能であるポケット学芸員の導入検討へと進むことになりました。
■ポケット学芸員選定理由
東海村には外国人の方も多いのですが、展示では一つ一つに英訳等を表示するスペースがなく、ポケット学芸員はキャプションに書ききれないことを入れられるということが魅力でした。また音声や画像、動画も入れられることから、活動とつなげた活用もできると考え、ポケット学芸員を選定したとのことです。
■配信コンテンツの特徴
歴史と未来の交流館では、常設展示について概要と付加的な情報を配信しています。常設展示にある情報だけではなく、ポケット学芸員でしか読めない詳しい解説もあります。館内の展示は展示のストーリーを意識した構成になっているため、配信コンテンツは資料一つ一つの情報ではなく、「資料からどのようなストーリーが読み取れるか」に重きを置いているのが特徴です。
■歴史と未来の交流館について
歴史と未来の交流館は、博物館機能と青少年センターの機能を併せ持つ生涯学習の拠点施設として2021年7月24日に開館しました。東海村の自然の中で培われた人々の歴史や文化について、四季に応じて変化する環境展示やストーリー仕立ての実物資料展示を行っています。歴史と未来の交流館や来館者の皆様が今も東海村の歴史の物語を紡ぎ続けているという理念のもと、永遠に「未完成の博物館」として郷土東海村について調査及び教育普及しています。
■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。
アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts
<2022年1月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
北海道博物館/北海道開拓の村/札幌芸術の森美術館/札幌芸術の森野外美術館/アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)/だて歴史文化ミュージアム/史跡北黄金貝塚公園/八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館/八戸市博物館/史跡根城の広場/岩手県立博物館/仙台市博物館/石巻市博物館/歴史と文化の美術館 わらべの里/諸橋近代美術館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/歴史と未来の交流館/桶川市歴史民俗資料館/入間市博物館ALIT/旧石川組製紙西洋館/旧黒須銀行/造幣さいたま博物館/埼玉県立近代美術館/浦安市郷土博物館/世田谷区立次大夫堀公園民家園/新宿区立漱石山房記念館/くにたち郷土文化館/慶應義塾大学/八王子市絹の道資料館/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/北区飛鳥山博物館/桑都日本遺産センター八王子博物館/東京家政大学博物館/紙の博物館/世田谷区立郷土資料館/世田谷区立岡本公園民家園/國學院大學博物館/昭和館/船の科学館/消防博物館/歴史と未来の交流館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/横須賀美術館/神奈川県立歴史博物館/ニュースパーク(日本新聞博物館)/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/小林古径記念美術館/瞑想の郷/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/敦賀市立博物館/長野市立博物館/髙橋まゆみ人形館/松本市時計博物館/松本市山と自然博物館/日本童画美術館 イルフ童画館/窪田空穂記念館/松本市立博物館/岐阜県博物館/中津川市鉱物博物館/多治見市モザイクタイルミュージアム/刈谷市歴史博物館/滋賀県立琵琶湖博物館/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/向日市文化資料館/大阪市立東洋陶磁美術館/逸翁美術館/大阪国際平和センター(ピースおおさか)/造幣博物館/大阪市立科学館/神戸ビーフ館/小林一三記念館/姫路市立美術館/但馬牛博物館/奈良文化財研究所/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立美術館/岡山県立美術館/ふくやま文学館/造幣局広島支局造幣展示室/湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)/中原中也記念館/萩博物館/高松市公文書館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市美術館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/上島町岩城郷土館/愛媛県総合科学博物館/高知市立自由民権記念館/高知県立坂本龍馬記念館/高知県立歴史民俗資料館/高知県立美術館/横山隆一記念まんが館/嘉麻市立織田廣喜美術館/福岡アジア美術館/筑前町立大刀洗平和記念館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/佐賀県立博物館・美術館/佐賀県多久市/長崎歴史文化博物館/熊本県立美術館/熊本県立装飾古墳館/熊本博物館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/かごしま環境未来館/鹿児島県歴史・美術センター黎明館/鹿児島県立博物館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」/
ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。
iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)
【導入施設】
歴史と未来の交流館
〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松768番地38
TEL. 029-287-0851
https://www.vill.tokai.ibaraki.jp/soshikikarasagasu/kyoikuiinkai/shogaigakushuka/9/1/1/6270.html
歴史と未来の交流館は令和3年度にオープンした新しい施設であり、これまで分散していた資料が一か所に集約され管理されることになりました。これまで管理方法は資料の種別や分野ごとにバラバラで、検索するにしても、それぞれの担当職員しか分からず、資料の管理方法には大きな課題を抱えていたそうです。新しい施設の開館に伴い、これまでバラバラだった管理方法をひとつにまとめ、今後の収蔵・管理・検索がしやすいように、まずはクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」を導入。そのシステムの付属機能であるポケット学芸員の導入検討へと進むことになりました。
■ポケット学芸員選定理由
東海村には外国人の方も多いのですが、展示では一つ一つに英訳等を表示するスペースがなく、ポケット学芸員はキャプションに書ききれないことを入れられるということが魅力でした。また音声や画像、動画も入れられることから、活動とつなげた活用もできると考え、ポケット学芸員を選定したとのことです。
■配信コンテンツの特徴
歴史と未来の交流館では、常設展示について概要と付加的な情報を配信しています。常設展示にある情報だけではなく、ポケット学芸員でしか読めない詳しい解説もあります。館内の展示は展示のストーリーを意識した構成になっているため、配信コンテンツは資料一つ一つの情報ではなく、「資料からどのようなストーリーが読み取れるか」に重きを置いているのが特徴です。
■歴史と未来の交流館について
歴史と未来の交流館は、博物館機能と青少年センターの機能を併せ持つ生涯学習の拠点施設として2021年7月24日に開館しました。東海村の自然の中で培われた人々の歴史や文化について、四季に応じて変化する環境展示やストーリー仕立ての実物資料展示を行っています。歴史と未来の交流館や来館者の皆様が今も東海村の歴史の物語を紡ぎ続けているという理念のもと、永遠に「未完成の博物館」として郷土東海村について調査及び教育普及しています。
■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。
アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts
<2022年1月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
北海道博物館/北海道開拓の村/札幌芸術の森美術館/札幌芸術の森野外美術館/アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)/だて歴史文化ミュージアム/史跡北黄金貝塚公園/八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館/八戸市博物館/史跡根城の広場/岩手県立博物館/仙台市博物館/石巻市博物館/歴史と文化の美術館 わらべの里/諸橋近代美術館/ミュージアムパーク茨城県自然博物館/予科練平和記念館/徳川ミュージアム/歴史と未来の交流館/桶川市歴史民俗資料館/入間市博物館ALIT/旧石川組製紙西洋館/旧黒須銀行/造幣さいたま博物館/埼玉県立近代美術館/浦安市郷土博物館/世田谷区立次大夫堀公園民家園/新宿区立漱石山房記念館/くにたち郷土文化館/慶應義塾大学/八王子市絹の道資料館/賀川豊彦記念松沢資料館/福生市郷土資料室/北区飛鳥山博物館/桑都日本遺産センター八王子博物館/東京家政大学博物館/紙の博物館/世田谷区立郷土資料館/世田谷区立岡本公園民家園/國學院大學博物館/昭和館/船の科学館/消防博物館/歴史と未来の交流館/郷さくら美術館/青梅市郷土博物館/横須賀美術館/神奈川県立歴史博物館/ニュースパーク(日本新聞博物館)/大和市つる舞の里歴史資料館/あつぎ郷土博物館/小林古径記念美術館/瞑想の郷/小松市立博物館/福井市立郷土歴史博物館/名勝養浩館庭園/福井県立歴史博物館/福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館/敦賀市立博物館/長野市立博物館/髙橋まゆみ人形館/松本市時計博物館/松本市山と自然博物館/日本童画美術館 イルフ童画館/窪田空穂記念館/松本市立博物館/岐阜県博物館/中津川市鉱物博物館/多治見市モザイクタイルミュージアム/刈谷市歴史博物館/滋賀県立琵琶湖博物館/史跡草津宿本陣/草津市立草津宿街道交流館/向日市文化資料館/大阪市立東洋陶磁美術館/逸翁美術館/大阪国際平和センター(ピースおおさか)/造幣博物館/大阪市立科学館/神戸ビーフ館/小林一三記念館/姫路市立美術館/但馬牛博物館/奈良文化財研究所/松江歴史館/松江ホーランエンヤ伝承館/島根県立美術館/岡山県立美術館/ふくやま文学館/造幣局広島支局造幣展示室/湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)/中原中也記念館/萩博物館/高松市公文書館/香川県立ミュージアム/瀬戸内海歴史民俗資料館/高松市美術館/高松市讃岐国分寺跡資料館/特別史跡讃岐国分寺跡史跡公園/上島町岩城郷土館/愛媛県総合科学博物館/高知市立自由民権記念館/高知県立坂本龍馬記念館/高知県立歴史民俗資料館/高知県立美術館/横山隆一記念まんが館/嘉麻市立織田廣喜美術館/福岡アジア美術館/筑前町立大刀洗平和記念館/北九州市立文学館/北九州市立いのちのたび博物館/佐賀県立博物館・美術館/佐賀県多久市/長崎歴史文化博物館/熊本県立美術館/熊本県立装飾古墳館/熊本博物館/臼杵市歴史資料館/種子島開発総合センター「鉄砲館」/かごしま環境未来館/鹿児島県歴史・美術センター黎明館/鹿児島県立博物館/天城町歴史文化産業科学資料センター「ユイの館」/
ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。
iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)
【導入施設】
歴史と未来の交流館
〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松768番地38
TEL. 029-287-0851
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