中小運送会社41社(‘21年11月30日現在)で組織するラストワンマイル協同組合(東京都府中市、理事長 志村直純/以下、組合)は、非対面配達と再配達対策の一環として構築した『置配便(※1)』事業について、より高品質の宅配を実現化するために、東京海上日動火災保険株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 広瀬伸一/以下「東京海上日動」)と連携し、「オールリスク型の置き配便保険」を開発しました。
組合が置き配した荷物の盗難、破損、汚損、水漏れの4つの事故に対して補償する保険であり、12月15日より導入し、組合と置配便契約を結んだ荷主様の荷物に適用されています。お客様の利便性や安心感を向上させるとともに、宅配の非効率化の元凶である再配達を減らすことへつながる重要な取り組みです。
◆置配便保険導入の経緯
組合では、コロナ感染禍の高まりを受け、令和2年10月より非接触型配達を目的に『置配便ミニ(※2)』のサービスを開始しました。しかし、置配便の利便性を評価しつつも盗難など事故の発生を懸念する荷主様も多かったことから、東京海上日動と連携して『オールリスク型の置き配保険』の開発に着手、導入にいたりました。このことにより、荷主様のみならず、エンドユーザーの皆様にもより安心感のある宅配サービスを提供することが可能になります。
◆置配便保険概要
被保険者
・組合と置配便契約を結んだ荷主の商品を購入し、配達方法に「置配便」を指定した注文者
保険の対象
・組合と置き配便契約を結んだ荷主から差し出された荷物で、荷受人からの指定に基づき置き配により配達された貨物。但し、3万円以下のものに限る
・盗難、破損、汚損、水漏れによる損害を補償する。但し、紛失は除く
置き配保険特別約款
・紛失は不担保。紛失と盗難の違いは、警察への盗難届提出後の受理番号の有無により判断(盗難の場合、受取人により管轄警察署に盗難届を提出することが前提)
・保険価額は被保険者が購入した金額(ポイント適用前)とし、消費税、運賃を含むものとする。保険金の支払額の限度は、1回の保険事故に対し、3万円あるいは保険価額のいずれか低い額とする。
・保険金の支払額の限度は、荷物1個あたり(1配達ラベルあたり)で適用するものとする
・盗難以外の事故(破損・汚損・水漏れ)については、対象商品の回収が必須となり、回収した商品は廃棄処分とする
・保険金請求対象となるのは、置き配が完了した日の午前 0 時から起算して3 日以内の事故報告のみ
・荷受人が受け取り後の損害は不担保
・被保険者が損害貨物の修理を希望した場合は、全損金額を上限に修理費を支払うことができる
・保険会社の審査の結果、保険金支払い請求をお断りする場合もあり
保険引き受け会社 東京海上日動火災株式会社
保険料 ラストワンマイル協同組合が負担
保険金の請求 ラストワンマイル協同組合が代行
◆『置配便』概要
1,対象となる荷物は、サイズ制限なし
2.組合の配達員は、注文者(事前に荷送り人との間で置配便を利用する合意ができている)が指定した場所(玄関前、ポスト、ドアノブ、自転車カゴ、物置小屋の5か所から選ぶ)に商品を置く
3.配達員が指定した場所に商品を置いた時点で、荷主様から注文者への商品の引き渡し・所有権の移転が完了したものとする
4.注文者が指定した場所に商品を置き配できない場合、注文者に連絡の上持ち帰ることもある
5.指定の場所に商品を置いた状態(荷物と周囲30cm程度)を、スマートフォンで撮影する
画像は7日間保存してご連絡に対応
6. ドアノブの場合は、バイオマス製ポリエチレン袋に商品を入れてドアノブにかける
(※1)『置配便』は、組合員であるデリバリーサービス株式会社の登録商標
(※2)『置配便ミニ』は組合のオリジナル商品で、3辺の合計60cm以内(最長辺34cm・厚さ10cm以内) 重さ2kg以内で、箱でも封筒でも配達可能。基本はポストインだが、ポストに入らない場合はバイオマス製ポリエチレン袋に入れドアノブにかける
ラストワンマイル協同組合 概要
設立 :2018年4月10日
代表者 :理事長 志村 直純
所在地 :東京都府中市若松町3-28-7
配送拠点 :立川ハブセンター(東京都立川市)、大阪ハブ、中京ハブ、九州ハブ、東北ハブを拠点に41カ所
事業内容 :組合員を対象とした小口配送業務の共同受注、車両用燃料の共同購入、経営および技術の改善向上、または組合事業に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供、福利厚生など
組合員数 :41社
車両台数 :4230台
出資金 :2億980万円
契約荷主数: 40社(2021.10)
取扱荷数 :20万個~30万個/月(令和4年3月からは~50万個/月予定)
URL :https://lastonemile.org
組合が置き配した荷物の盗難、破損、汚損、水漏れの4つの事故に対して補償する保険であり、12月15日より導入し、組合と置配便契約を結んだ荷主様の荷物に適用されています。お客様の利便性や安心感を向上させるとともに、宅配の非効率化の元凶である再配達を減らすことへつながる重要な取り組みです。
◆置配便保険導入の経緯
組合では、コロナ感染禍の高まりを受け、令和2年10月より非接触型配達を目的に『置配便ミニ(※2)』のサービスを開始しました。しかし、置配便の利便性を評価しつつも盗難など事故の発生を懸念する荷主様も多かったことから、東京海上日動と連携して『オールリスク型の置き配保険』の開発に着手、導入にいたりました。このことにより、荷主様のみならず、エンドユーザーの皆様にもより安心感のある宅配サービスを提供することが可能になります。
◆置配便保険概要
被保険者
・組合と置配便契約を結んだ荷主の商品を購入し、配達方法に「置配便」を指定した注文者
保険の対象
・組合と置き配便契約を結んだ荷主から差し出された荷物で、荷受人からの指定に基づき置き配により配達された貨物。但し、3万円以下のものに限る
・盗難、破損、汚損、水漏れによる損害を補償する。但し、紛失は除く
置き配保険特別約款
・紛失は不担保。紛失と盗難の違いは、警察への盗難届提出後の受理番号の有無により判断(盗難の場合、受取人により管轄警察署に盗難届を提出することが前提)
・保険価額は被保険者が購入した金額(ポイント適用前)とし、消費税、運賃を含むものとする。保険金の支払額の限度は、1回の保険事故に対し、3万円あるいは保険価額のいずれか低い額とする。
・保険金の支払額の限度は、荷物1個あたり(1配達ラベルあたり)で適用するものとする
・盗難以外の事故(破損・汚損・水漏れ)については、対象商品の回収が必須となり、回収した商品は廃棄処分とする
・保険金請求対象となるのは、置き配が完了した日の午前 0 時から起算して3 日以内の事故報告のみ
・荷受人が受け取り後の損害は不担保
・被保険者が損害貨物の修理を希望した場合は、全損金額を上限に修理費を支払うことができる
・保険会社の審査の結果、保険金支払い請求をお断りする場合もあり
保険引き受け会社 東京海上日動火災株式会社
保険料 ラストワンマイル協同組合が負担
保険金の請求 ラストワンマイル協同組合が代行
◆『置配便』概要
1,対象となる荷物は、サイズ制限なし
2.組合の配達員は、注文者(事前に荷送り人との間で置配便を利用する合意ができている)が指定した場所(玄関前、ポスト、ドアノブ、自転車カゴ、物置小屋の5か所から選ぶ)に商品を置く
3.配達員が指定した場所に商品を置いた時点で、荷主様から注文者への商品の引き渡し・所有権の移転が完了したものとする
4.注文者が指定した場所に商品を置き配できない場合、注文者に連絡の上持ち帰ることもある
5.指定の場所に商品を置いた状態(荷物と周囲30cm程度)を、スマートフォンで撮影する
画像は7日間保存してご連絡に対応
6. ドアノブの場合は、バイオマス製ポリエチレン袋に商品を入れてドアノブにかける
(※1)『置配便』は、組合員であるデリバリーサービス株式会社の登録商標
(※2)『置配便ミニ』は組合のオリジナル商品で、3辺の合計60cm以内(最長辺34cm・厚さ10cm以内) 重さ2kg以内で、箱でも封筒でも配達可能。基本はポストインだが、ポストに入らない場合はバイオマス製ポリエチレン袋に入れドアノブにかける
ラストワンマイル協同組合 概要
設立 :2018年4月10日
代表者 :理事長 志村 直純
所在地 :東京都府中市若松町3-28-7
配送拠点 :立川ハブセンター(東京都立川市)、大阪ハブ、中京ハブ、九州ハブ、東北ハブを拠点に41カ所
事業内容 :組合員を対象とした小口配送業務の共同受注、車両用燃料の共同購入、経営および技術の改善向上、または組合事業に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供、福利厚生など
組合員数 :41社
車両台数 :4230台
出資金 :2億980万円
契約荷主数: 40社(2021.10)
取扱荷数 :20万個~30万個/月(令和4年3月からは~50万個/月予定)
URL :https://lastonemile.org