2021年11月10日、スイス、タルウィル - スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表入山 鋭士)は、IoTセンサー・ネットワークの開発者が任意のセルラー接続とMQTT(Message Queueing Telemetry Transport)通信のすべての利点を融合させることを可能にするサービスを発表しました。u-blox MQTT Flex(*1)サービスは、SIMベースの接続にMQTT-SN(*2)通信を活用できるようにするものであり、コストの予測が容易であるほか、オンデマンドの拡張性を備えています。MQTT Flexは、スケーラブルで高性能なMQTT(*3)ブローカーと強力なData Flow Manager(*4)を基盤として構築されており、IoTデバイスと企業間のデータ通信を簡素化します。このサービスは、資産追跡、センサー・ネットワーク、監視など、特に低帯域幅と低消費電力で動作する必要があるアプリケーション向けに最適化されています。
他の方式に見られる制約を克服
ユーブロックスではすでにMQTT Anywhere(*5)サービスとIoT SIMカード(*6)を通じてあらゆるタイプのIoTデバイス(*7)向けにグローバル接続(*8)ソリューションを提供しており、2G、3G、LTEネットワークでのシームレスなグローバル・ローミングを実現しています。MQTT Flexは、ユーザーが既存のセルラー接続とu-blox IoT Communication-as-a-Service(*9)を組み合わせて使用できるようにすることで市場を拡大します。
u-blox MQTT Flexサービスの主なメリットは「Bring Your Own SIM」戦略の提供です。これにより、ユーザーはモバイル・ネットワーク事業者の変更による運用やロジスティクス、コストへの影響を受けずにMQTT通信を利用することができます。MQTT Flexを使用すると、政府または地方自治体がローカル・ネットワーク事業者の使用を義務付けているようなIoTプロジェクト要件への準拠も可能になります。
トルコ、ブラジル、オーストラリアなど一部地域では、ネットワーク事業者が永続的なローミングを許可しておらず、MQTT Anywhereのグローバル・ローミングIoT SIMは使用できません。MQTT Flexは、ホーム・ネットワーク接続を維持することにより、永続的なローミングの制限という課題を克服します。
特に低消費電力かつ低データ・レートの無線技術のグローバル・ローミング協定に加盟していない地域では、MQTT FlexサービスによりNB-IoT(Narrow Band-IoT)*を介したMQTT-SN通信が可能です。セルラー・カバレッジの拡張を含むNB-IoTの機能は、ユーティリティ・メーターなど、建物の奥深くや地下にあるシステムとの接続に役立つ可能性があります。
ユーブロックスのすべてのサービスは、Thingstream IoT(*10)サービス配信プラットフォームを介して配信されます。直感的なインターフェイスは、IoTデバイス群の管理、料金請求の管理、イベントの監視、機能の完全なAPI制御をユーザーが自律的に行えるセルフサービス環境を提供します。Thingstreamは、複雑さを解消し、ユーザーがより効率的に作業に従事して市場投入までの時間を短縮できるため、フリクションレスなビジネス・エクスペリエンスを実現します。
* MQTTは1999年にIBM社とEurotech社のメンバーにより考案されたプロトコルで、Message Queueing Telemetry Transportのことです。シンプルで省電力、軽量であることから、IoT、M2M時代を支えるプロトコルとして注目されています。
https://mqtt.org/mqtt-specification/
* NB-IoTはLTE規格をベースとし、IoTセンサー向けとして開発された技術。通信速度は遅いものの、長い電池寿命を持ち、モビリティではなくスマートメーターや防犯機器などで固定で利用することを想定されています。
*1: https://www.u-blox.com/en/product/mqtt-flex
*2: https://www.u-blox.com/en/blogs/insights/mqtt-sn
*3: https://www.u-blox.com/en/blogs/insights/mqtt-beginners-guide
*4: https://www.u-blox.com/en/data-flow-manager
*5: https://www.u-blox.com/en/product/mqtt-anywhere
*6: https://www.u-blox.com/en/product/iot-sim-card
*7: https://www.u-blox.com/en/blogs/insights/iot-devices-scale-quickly-speed-up-poc
*8: https://www.u-blox.com/en/iot-network-coverage
*9: https://www.u-blox.com/en/iot-communication-service
*10: https://www.u-blox.com/en/product/thingstream
※URL表示先は全て英語です。
■ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラーネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT (Internet of Things) の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。
最新情報は、Facebook、LinkedIn、Twitter @ublox、YouTubeでもご覧いただけます。
<お問い合わせ先>
ユーブロックスジャパン株式会社
〒107-0052東京都港区赤坂4-8-6赤坂余湖ビル6階
Application Marketing, Automotive
仲 哲周
電話:090-1263-9796
e-mail: tesshu.naka@u-blox.com
*記載されている会社名および製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
*本リリースは本社発表リリースの抄訳です。原文はこちらよりご覧いただけます。
https://www.u-blox.com/en/newsroom-0
ユーブロックスではすでにMQTT Anywhere(*5)サービスとIoT SIMカード(*6)を通じてあらゆるタイプのIoTデバイス(*7)向けにグローバル接続(*8)ソリューションを提供しており、2G、3G、LTEネットワークでのシームレスなグローバル・ローミングを実現しています。MQTT Flexは、ユーザーが既存のセルラー接続とu-blox IoT Communication-as-a-Service(*9)を組み合わせて使用できるようにすることで市場を拡大します。
u-blox MQTT Flexサービスの主なメリットは「Bring Your Own SIM」戦略の提供です。これにより、ユーザーはモバイル・ネットワーク事業者の変更による運用やロジスティクス、コストへの影響を受けずにMQTT通信を利用することができます。MQTT Flexを使用すると、政府または地方自治体がローカル・ネットワーク事業者の使用を義務付けているようなIoTプロジェクト要件への準拠も可能になります。
トルコ、ブラジル、オーストラリアなど一部地域では、ネットワーク事業者が永続的なローミングを許可しておらず、MQTT Anywhereのグローバル・ローミングIoT SIMは使用できません。MQTT Flexは、ホーム・ネットワーク接続を維持することにより、永続的なローミングの制限という課題を克服します。
特に低消費電力かつ低データ・レートの無線技術のグローバル・ローミング協定に加盟していない地域では、MQTT FlexサービスによりNB-IoT(Narrow Band-IoT)*を介したMQTT-SN通信が可能です。セルラー・カバレッジの拡張を含むNB-IoTの機能は、ユーティリティ・メーターなど、建物の奥深くや地下にあるシステムとの接続に役立つ可能性があります。
ユーブロックスのすべてのサービスは、Thingstream IoT(*10)サービス配信プラットフォームを介して配信されます。直感的なインターフェイスは、IoTデバイス群の管理、料金請求の管理、イベントの監視、機能の完全なAPI制御をユーザーが自律的に行えるセルフサービス環境を提供します。Thingstreamは、複雑さを解消し、ユーザーがより効率的に作業に従事して市場投入までの時間を短縮できるため、フリクションレスなビジネス・エクスペリエンスを実現します。
* MQTTは1999年にIBM社とEurotech社のメンバーにより考案されたプロトコルで、Message Queueing Telemetry Transportのことです。シンプルで省電力、軽量であることから、IoT、M2M時代を支えるプロトコルとして注目されています。
https://mqtt.org/mqtt-specification/
* NB-IoTはLTE規格をベースとし、IoTセンサー向けとして開発された技術。通信速度は遅いものの、長い電池寿命を持ち、モビリティではなくスマートメーターや防犯機器などで固定で利用することを想定されています。
*1: https://www.u-blox.com/en/product/mqtt-flex
*2: https://www.u-blox.com/en/blogs/insights/mqtt-sn
*3: https://www.u-blox.com/en/blogs/insights/mqtt-beginners-guide
*4: https://www.u-blox.com/en/data-flow-manager
*5: https://www.u-blox.com/en/product/mqtt-anywhere
*6: https://www.u-blox.com/en/product/iot-sim-card
*7: https://www.u-blox.com/en/blogs/insights/iot-devices-scale-quickly-speed-up-poc
*8: https://www.u-blox.com/en/iot-network-coverage
*9: https://www.u-blox.com/en/iot-communication-service
*10: https://www.u-blox.com/en/product/thingstream
※URL表示先は全て英語です。
■ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラーネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT (Internet of Things) の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。
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ユーブロックスジャパン株式会社
〒107-0052東京都港区赤坂4-8-6赤坂余湖ビル6階
Application Marketing, Automotive
仲 哲周
電話:090-1263-9796
e-mail: tesshu.naka@u-blox.com
*記載されている会社名および製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
*本リリースは本社発表リリースの抄訳です。原文はこちらよりご覧いただけます。
https://www.u-blox.com/en/newsroom-0