2021年11月08日 12:00

ポルトガルワインを専門に取り扱うポルトガル・トレード(株)、ポルトガルで日本の皆様のためだけの特別なターリャ(カメ壺)ワイン造りのプロジェクトをクラウドファンディングサイトMakuakeにて開始

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ポルトガル・トレード株式会社(本社:大阪府豊中市、代表取締役:御子神 佳奈)は、2000年前から生き続けるポルトガル古代製法のターリャ(カメ壺)ワインを生産する次世代グループXXVI Talhasが所有する、26あるターリャのうちの1つを日本の皆様のためだけに借り、ワイン造りの工程から商品お届けまでを愉しむ、日本とポルトガルの架け橋となるプロジェクトを、本日2021年11月8日(月)よりクラウドファンディングサイトMakuake(https://www.makuake.com/project/portugaltrade/)にて開始いたしました。

 このプロジェクトは「ALL or NOTHING型」で行われ、このアイデアに賛同してくださる方々とひとつのターリャを所有し、一緒にポルトガル伝統製法でナチュラルワインを作っていこう!というものになります。

是非、本日公開のクラウドファンディングサイトMakuake(https://www.makuake.com/project/portugaltrade/)より詳細をご確認ください。


2000年前から生き続けるポルトガルのターリャワインとは

 遥か紀元前、中央アジアで始まったワイン造り。古代文明ではワインは常に、素焼きのかめ壺=アンフォラで仕込まれていました。発酵にも保存にも運搬にも適したこのかめ壺でのワイン造りは、ジョージアなどの黒海沿岸の国々で始まり、その後、地中海沿岸の国々に広がっていきました。しかし、様々な理由で、次第に木樽がワイン造りに使われるようになり、多くの国でアンフォラのワイン造りは廃れてしまいました。

 ところが、近年アンフォラワインが注目され始めており、この古代の伝統が途切れることなく現代まで残り続けている地域がポルトガルにあります。それが、美しい風景とワイン造りで知られるポルトガル南西部のアレンテージョ地方。ポルトガルは、世界でも有数の長いワイン造りの歴史を持っていますが、その中でもアレンテージョ地方では、遥か2000年前から、このかめ壺(=アンフォラ。ポルトガル語ではターリャと呼ばれます)によるワイン造りが唯一、今も変わらず継承されているのです。

 私たちが今回のプロジェクトでご紹介するのは、古代からこの地域でずっと作り続けられている、かめ壺醸造のワイン=ターリャワインです。
かめ壺、ターリャでのワイン造り

 ターリャでのワイン造りは、自然の力を最大限生かし、なるべく人的介入を減らした造り方のため、他の醸造方法に比べて、とても細やかな気配りが必要となります。ワイン造りは、9月のブドウの収穫から始まります。収穫されたブドウはすぐにワイナリーに届けられ、果汁、果皮、さらには茎の一部もターリャに入れ、自然の酵母により発酵させます。発酵が終了すると、マセレーション(ぶどうの果皮・果肉・種子などを果汁と共に漬け込む工程))を行います。その期間はブドウの品種やターリャ、その年の気象条件などによって異なり、その期間の見極めは、生産者の力量の見せ所でもあります。いよいよワインが出来上がると、大きなかめ壺の底近くにコルクでできた栓を差し込み、ワインを抽出します。その時、底に溜まっている果皮や種などの沈殿物が自然のフィルターとなります。
ターリャ白ワインはオレンジワイン

 悠久の歴史の中で育まれ、究極のナチュラルワインとも言えるターリャワイン。ターリャの独特な形状により発酵が穏やかに進むため、他の醸造方法に比べると、タンニンがソフトになり、テクスチャーがまろやかでシルキーになることが特徴です。

 ターリャで作る白ワインはオレンジワインの製法と同じで、ブドウを果皮や種ごと発酵させています。そのため、白ブドウに含まれる色素やタンニンが溶け出て、ワインの液体が白ではなくアンバーがかったオレンジ色になります。味わいも、白ワインに比べると非常に奥深いコクが生れ、複雑になります。近年、世界のトレンドになっている「オレンジワイン」。けれどもターリャの白ワインは、遥か昔からオレンジワインだったのです!
伝統のターリャワインを作り続ける生産者 XXVI Talhas

 アレンテージョ地方にある小さな村、Villa Alvaも、ターリャワインがずっと受け継がれてきた土地のひとつ。この村では、ターリャでのワイン造りは、ずっと昔から生活の一部でした。村のあちこちにかめ壺=ターリャが置かれ、人々はブドウを収穫するとターリャに入れ、ブドウがワインに変わっていくのを季節の移り変わりと共にゆっくりと待っていました。

 この村で、そんなターリャワイン造りの伝統を守り続けているグループがあります。XXVI Talhasという名の若い4人を中心としたユニットで、XXVI Talhasとは「26のターリャ」を意味し、彼らが所有しているターリャの数を表しています。メンバーの一人の祖父が昔から所有していたワイナリー、Mestre Danielを引き継ぎ、この村に代々伝わるターリャを使って、今でも昔ながらの製法を守ったワイン造りをしています。XXVI Talhasのワインは、ナチュラルでありながら高品質な味わいが国際的にも高く評価され、ポルトガル国内でもそのユニークなワイン造りを賞されました。
新しいターリャワインを日本の皆様と共に

 「26あるターリャのうちの1つを、日本の皆様のためだけのワイン造りに使い、日本とポルトガルをつなぎながら、一緒に今年のビンテージを育てていく」

 これこそが今回の特別プロジェクトの全容です。
 このアイデアに賛同してくださる方々と、ひとつのターリャを所有し、一緒に私たちのナチュラルワインを作っていきます。

 XXVI Talhasが所有している26のターリャのうち、このプロジェクトのために提案されたのはNo. VII(No.7)のターリャ。このターリャは1800年代に作られ、代々受け継がれてきた、大変貴重なものです。このターリャVIIをMestre Daniel Japan Cuvéeとして、日本の皆さまだけのための、特別なワインを造ることにしました。そしてターリャワインの良さを生かすために選んだのは白ワイン(オレンジワイン)。

 No. VIIのターリャが今年、どのようなワインを生み出すか・・・
 それはこのプロジェクトに参加したあなただけが知ることが出来ます!

リターンについて

 3つのリターンをご用意しております。

1.Mestre Daniel Japan Cuvée 1本 + XXVI TalhasのTシャツ1枚 + レポート配信のお知らせ(Makuakeのメッセージでレポート配信のお知らせをいたします)

2. Mestre Daniel Japan Cuvée 2本 + XXVI TalhasのTシャツ1枚+ レポート配信のお知らせ

3.Mestre Daniel Japan Cuvée 3本セット・特製木箱入り + XXVI TalhasのTシャツ1枚+ レポート配信のお知らせ


 またご支援いただいた方へのお礼として、No.VIIターリャに、お名前をチョークで入れます。パートナーとの連名、大切な人のお名前でもOK!自分だけの特別なNo. VIIターリャに!

 まだワインが完成していないため、ワインの出来栄えについて、今の段階ではお伝えすることが出来ません。しかし、樹齢40年以上の古木から採れる最高品質のブドウを使用することから、XXVII Talhasが作る最もクオリティーの高い白ワイン、Mestre Daniel Lote X(メストレ・ダニエル・ロテX)と同等の品質・近い味わいになるのではと私たちは予想しています。


 このプロジェクトは、All or Nothing 型で行います。目標額に届かなければ、プロジェクトは行われません。ぜひ、ひとりでも多くの方のご支援・ご参加をお待ちしています!

 興味のある方は本日公開のクラウドファンディングサイトMakuake(https://www.makuake.com/project/portugaltrade/)より詳細をご確認ください。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

商号
ポルトガル・トレード株式会社(ポルトガルトレードカブシキガイシャ)
代表者
御子神 佳奈(ミコガミ カナ)
所在地
〒560-0083
大阪府豊中市新千里西町3-6-12 
TEL
050-5532-3767
業種
商社
上場先
その他
従業員数
10名未満
会社HP
https://portugaltrade.co.jp/
公式ブログ
http://aboutportugal.portugaltrade.co.jp

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