アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之、以下 IBC)は、IoT セキュリティ基盤サービス「kusabi」のブロックチェーン技術を利用した電子証明システムについて、9 月 21 日に米国特許を取得しました。
●米国 PATENT NO.11128477
●発明の名称 ELECTRONIC CERTIFICATION SYSTEM
●米国 PATENT NO.11128477
●発明の名称 ELECTRONIC CERTIFICATION SYSTEM
kusabi は、あらゆる「モノ=IoT(モノのインターネット:Internet of Things)」の安全な相互通信を目指した世界初(※)の新 PKI(公開鍵基盤:Public Key Infrastructure)技術を提供し、IoT のシステムモデルに最適なセキュリティを実現します。(※当社調べ)
近年、IoT の普及とともに脆弱な IoT 機器がサイバー攻撃に狙われ深刻な事故が発生しています。IoT 機器のファームウェアを改ざんし、機器を誤動作させ、製造者が想像できないほどの大きな事態を巻きおこし、製造者責任を負う事態や、データを人質として身代金の要求にまで被害がおよぶケースが散見されています。脅威を未然に防ぐためには、すべてのモノが、IoT 化される時代に、モノにも管理が必須であり、製造者は使用者が、「本当に本物か?」を証明・検証・管理できる真正性を担保する機能が必要です。
kusabi は、改ざんすることができないブロックチェーンに公開鍵を登録することにより、従来の認証局モデルにとらわれない論理的認証を実現し、ソフトウェアのみで IoT デバイスの真正性を保証します。
このたび、米国で取得した特許は、2018 年 5 月 18 日に日本国内で取得した、ブロックチェーンを利用した新 PKI 技術となる「電子証明システム」(特許第 6340107 号)と同様のものです。
【図 1:kusabi の全体像】
<電子証明システム 米国 PATENT NO.11128477(特許第 6340107 号)の概要>
改ざんすることができないブロックチェーンに公開鍵を登録することにより、従来の認証局モデルにとらわれない論理的認証を実現し、IoT デバイスに最適な新しい PKI を提供します。
【図 2:従来の認証局による PKI と、kusabi による IoT デバイス向け PKI】
今回の新しい PKI による電子証明システムの米国における特許取得により、これらを活用した IoT セキュリティ基盤サービス kusabi の独自性と堅牢性が世界的に客観的に認められたことになります。IBC は取得した特許技術を用いて、ソフトウェアで実現する安心安全な IoT セキュリティの実現に取り組んでまいります。
<企業情報>
IBC は、2002 年の設立以来、性能監視分野に特化した事業を展開しており、ネットワークシステムの稼働状況や障害発生の予兆などを把握するネットワークシステム性能監視ツールの開発・販売およびコンサルティングを手掛けています。
社 名:アイビーシー株式会社
本 社:〒104-0033 東京都中央区新川 1 丁目 8 番 8 号 アクロス新川ビル 8F
代 表 者 :代表取締役社長 加藤 裕之
設 立:2002 年 10 月
事業内容:ネットワークシステム性能監視ツールの開発/販売/サポート
ネットワークシステムの性能評価サービス
ネットワークシステムの設計・構築、コンサルティング
IoT セキュリティ基盤サービスの開発/提供
各種機器、ソフト販売
<本件に関するお問い合わせ>
■アイビーシー株式会社
電話 :03-5117-2780
E-mail:info@ibc21.co.jp