移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社 MCA(http://www.mca.co.jp/)は、国内通信キャリアの「キャリアショップ」に関する調査を実施し、その結果を9月17日に発表しました。調査結果の要点は以下の通りです。
【ポイント】
・キャリアショップ数は半年前より112店減の7955店舗
・微減傾向が続くメインブランド店舗数
・ソフトバンクショップの8割強、auブランドショップのほぼ全店でサブブランドを併売
本調査結果については、調査レポート「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2021秋」として、発刊しています。
https://www.mca.co.jp/itforecastreport/career-shop-2021-fall/
■調査結果抄録
◆キャリアショップ数は半年前より112店減の7955店舗
2021年8月時点における、4キャリア(ワイモバイル、UQ mobileを含む6ブランド)が展開するキャリアショップは全国に7955店舗存在していることが判明した。半年前(2021年2月調査)の8067店から112店の減少を記録した。
【ポイント】
・キャリアショップ数は半年前より112店減の7955店舗
・微減傾向が続くメインブランド店舗数
・ソフトバンクショップの8割強、auブランドショップのほぼ全店でサブブランドを併売
本調査結果については、調査レポート「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2021秋」として、発刊しています。
https://www.mca.co.jp/itforecastreport/career-shop-2021-fall/
■調査結果抄録
◆キャリアショップ数は半年前より112店減の7955店舗
2021年8月時点における、4キャリア(ワイモバイル、UQ mobileを含む6ブランド)が展開するキャリアショップは全国に7955店舗存在していることが判明した。半年前(2021年2月調査)の8067店から112店の減少を記録した。
楽天モバイルのMNO参入に伴う調査対象拡大により、一時的に店舗数は8000店台を回復し堅調に推移していたが、1年半で再度その大台を割り込む結果となった。
全体としては減少したが、ブランドごとの状況を見ると、UQ mobile(45店増)と楽天モバイル(30店増)は半年前より店舗数が増えている。
ブランド別シェアは、NTTドコモが2325店舗(29.2%)、ソフトバンクが2271店舗(28.5%)、KDDI(au)が2162店舗(27.2%)の順で、この3ブランドで85.0%を占めている。
全体としては減少したが、ブランドごとの状況を見ると、UQ mobile(45店増)と楽天モバイル(30店増)は半年前より店舗数が増えている。
ブランド別シェアは、NTTドコモが2325店舗(29.2%)、ソフトバンクが2271店舗(28.5%)、KDDI(au)が2162店舗(27.2%)の順で、この3ブランドで85.0%を占めている。
なお、当調査において、量販店などの販売窓口は「取扱店」と定義しており、キャリアショップ数には含まれていない。
◆微減傾向が続くメインブランド店舗数
2000店舗以上を抱える主要3キャリアのメインブランド店舗については、微減傾向が続いている。主要3キャリアのメインブランドショップ数は今年8月時点で6758店で、この半年で32店減となった。
半年前との比較をブランド別に行うと、NTTドコモは5店減、ソフトバンクが8店舗減、KDDI(au)が19店舗減となっている。
◆微減傾向が続くメインブランド店舗数
2000店舗以上を抱える主要3キャリアのメインブランド店舗については、微減傾向が続いている。主要3キャリアのメインブランドショップ数は今年8月時点で6758店で、この半年で32店減となった。
半年前との比較をブランド別に行うと、NTTドコモは5店減、ソフトバンクが8店舗減、KDDI(au)が19店舗減となっている。
◆ソフトバンクショップの8割強、auブランドショップのほぼ全店でサブブランドを併売
今回の調査で、店舗数が大きく変化したのがワイモバイルだ。単独のワイモバイルショップは697店で、半年前の852店から155店(18.2%)も減少した。KDDI(au)のサブブランドであるUQ mobileの店舗が45店増となったのと対照的だ。
ワイモバイルショップが急減した背景として、ソフトバンクショップにおけるワイモバイル取扱(併売)の拡大が挙げられる。この半年間で、ワイモバイルを併売するソフトバンクショップの数は183店増加し、全体の8割超で取扱いが行われている。
単独店は大きく削減する一方、削減分は併売店の増加で補い、店舗網効率化とタッチポイント維持の両方を推し進める姿勢がデータ上から読み取れる。
ショップにおける複数ブランド併売強化の動きはKDDIも同様だ。同社は、21年7月上旬より、auブランドショップ(au Style、auショップなど)のほぼ全店舗でUQ mobileの取扱いを開始した。今回の調査においても、auブランドショップのうち98.8%が、UQ mobileを取扱っていることが確認できた。半年前の21年2月時点では1割程度にとどまっており、大きな方針転換といえる。
今回の調査で、店舗数が大きく変化したのがワイモバイルだ。単独のワイモバイルショップは697店で、半年前の852店から155店(18.2%)も減少した。KDDI(au)のサブブランドであるUQ mobileの店舗が45店増となったのと対照的だ。
ワイモバイルショップが急減した背景として、ソフトバンクショップにおけるワイモバイル取扱(併売)の拡大が挙げられる。この半年間で、ワイモバイルを併売するソフトバンクショップの数は183店増加し、全体の8割超で取扱いが行われている。
単独店は大きく削減する一方、削減分は併売店の増加で補い、店舗網効率化とタッチポイント維持の両方を推し進める姿勢がデータ上から読み取れる。
ショップにおける複数ブランド併売強化の動きはKDDIも同様だ。同社は、21年7月上旬より、auブランドショップ(au Style、auショップなど)のほぼ全店舗でUQ mobileの取扱いを開始した。今回の調査においても、auブランドショップのうち98.8%が、UQ mobileを取扱っていることが確認できた。半年前の21年2月時点では1割程度にとどまっており、大きな方針転換といえる。
■調査レポート
「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2021秋」
~顧客接点となる店舗網を分析、店舗一覧もデータ化~
発行日:2021年9月17日
判型:PDFファイル(A4版26頁)+Excelファイル(店舗一覧データ/前回店舗リストとの差分抽出/店舗数推移データ)
発行・販売:株式会社 MCA
頒価:88,000円(消費税込み)
販売方法:pdfファイルのダウンロード及びA4コピー刷り製本
申込方法:オンライン注文
https://www.mca.co.jp/itforecastreport/career-shop-2021-fall/
■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.)
担当:天野(あまの)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
FAX:03-6261-2572