投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を主業とする株式会社アーバネットコーポレーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:服部信治)は、第24期事業年度(2020年7月1日から2021年6月30日まで)を終了いたしましたので、ここに事業等の概況について発表します。
当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高209億55百万円(前連結会計年度比4.8%減)、営業利益23億21百万円(同6.6%減)、経常利益20億80百万円(同5.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益12億81百万円(同14.9%減)となり、いずれの数値も期初の業績予想を上回ることができました。
これは、当社グループが主に不動産事業において、新型コロナウイルス感染症が拡大する中においても各プロジェクトごとのモノづくりに拘り、東京23区、駅徒歩10分圏内での投資用ワンルームマンション開発・1棟販売という独自のビジネスモデルを展開したことが主な要因であるとともに、その過程において、お取引先各社との信頼関係を強めつつ、慎重かつ選別した物件購入、きめ細かい工程管理、並びに物件ごとの販売戦略を明確化し、利益率を高めたことによるものであります。
【セグメントごとの経営成績】
(不動産事業)
不動産事業につきましては、売上高は209億30百万円、セグメント利益は34億9百万円となりました。
このうち、不動産開発販売につきましては、投資用ワンルームマンション等15棟683戸及び用地1件の売却により売上高は202億57百万円(前連結会計年度比4.2%減)となりました。なお、期初では14棟674戸の売上計上を予定していましたが、2022年6月期竣工予定物件の一部9戸が当連結会計年度の売上計上となりました。不動産仕入販売につきましては、中古分譲マンションの買取再販(5戸)により、売上高は1億99百万円(同50.7%減)となりました。その他不動産事業につきましては、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は4億73百万円(同2.7%増)となりました。
(ホテル事業)
ホテル事業につきましては、「ホテルアジール東京蒲田」の宿泊料等により、売上高は24百万円、セグメント損失は1億13百万円となりました。
【今後の見通し】
2022年6月期の不動産事業につきましては、コロナ禍の終息時期が依然として不透明であり、不動産市場の環境見通しの予想は困難ですが、当社グループは都心の投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を事業の基軸とすることに変更はありません。しかしながら、今後は、アフターコロナにおける持続的な成長を目指し、独自のビジネスモデルと安定した財務基盤を活かした、大型プロジェクトや東京都以外での開発も検討していく方針であります。
2022年6月期通期連結業績予想
売上高 230億00百万円
営業利益 22億20百万円
経常利益 19億50百万円
親会社株主に帰属する当期純利益 13億00百万円
なお、2022年6月期は、投資用ワンルームマンション等727戸(2021年6月期683戸)の販売と数件の土地売却を計画しており、このうち568戸は売買契約済み、159戸は売買交渉中であります。また、2021年6月期に特別損失に計上しました減損損失がないことから、親会社株主に帰属する当期純利益は増加する予想であります。
ホテル事業につきましては、2020年10月に開業した「ホテルアジール東京蒲田」は当面、コロナ禍の影響を強く受けるため、事業計画は保守的に作成しておりますが、ワクチン接種率の向上や景気動向の変化等により、事業環境が改善されるものと考えております。
【剰余金の配当】
当社は、基本的な配当理念として、親会社株主に帰属する当期純利益から法人税等調整額の影響を排除した数値の40%を配当することといたしております。
上記の配当理念に基づき、当期(2021年6月期)における親会社株主に帰属する当期純利益の実績が直近(2020年8月6日公表)の業績予想を上回ったことから、当期の期末配当につきましては、直近の配当予想より2円増配し、1株当たり10円といたします。これにより、当期の年間配当金はすでに実施の中間配当7円とあわせて、1株当たり17円となります。
【開示資料】
・2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
・2021年6月期決算説明会資料
・剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ
【発表日】
・2021年8月5日
▼詳細につきましては、弊社ホームページ(https://www.urbanet.jp/)の
「お知らせ」と「IR情報」に掲載しております。
当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高209億55百万円(前連結会計年度比4.8%減)、営業利益23億21百万円(同6.6%減)、経常利益20億80百万円(同5.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益12億81百万円(同14.9%減)となり、いずれの数値も期初の業績予想を上回ることができました。
これは、当社グループが主に不動産事業において、新型コロナウイルス感染症が拡大する中においても各プロジェクトごとのモノづくりに拘り、東京23区、駅徒歩10分圏内での投資用ワンルームマンション開発・1棟販売という独自のビジネスモデルを展開したことが主な要因であるとともに、その過程において、お取引先各社との信頼関係を強めつつ、慎重かつ選別した物件購入、きめ細かい工程管理、並びに物件ごとの販売戦略を明確化し、利益率を高めたことによるものであります。
【セグメントごとの経営成績】
(不動産事業)
不動産事業につきましては、売上高は209億30百万円、セグメント利益は34億9百万円となりました。
このうち、不動産開発販売につきましては、投資用ワンルームマンション等15棟683戸及び用地1件の売却により売上高は202億57百万円(前連結会計年度比4.2%減)となりました。なお、期初では14棟674戸の売上計上を予定していましたが、2022年6月期竣工予定物件の一部9戸が当連結会計年度の売上計上となりました。不動産仕入販売につきましては、中古分譲マンションの買取再販(5戸)により、売上高は1億99百万円(同50.7%減)となりました。その他不動産事業につきましては、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は4億73百万円(同2.7%増)となりました。
(ホテル事業)
ホテル事業につきましては、「ホテルアジール東京蒲田」の宿泊料等により、売上高は24百万円、セグメント損失は1億13百万円となりました。
【今後の見通し】
2022年6月期の不動産事業につきましては、コロナ禍の終息時期が依然として不透明であり、不動産市場の環境見通しの予想は困難ですが、当社グループは都心の投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を事業の基軸とすることに変更はありません。しかしながら、今後は、アフターコロナにおける持続的な成長を目指し、独自のビジネスモデルと安定した財務基盤を活かした、大型プロジェクトや東京都以外での開発も検討していく方針であります。
2022年6月期通期連結業績予想
売上高 230億00百万円
営業利益 22億20百万円
経常利益 19億50百万円
親会社株主に帰属する当期純利益 13億00百万円
なお、2022年6月期は、投資用ワンルームマンション等727戸(2021年6月期683戸)の販売と数件の土地売却を計画しており、このうち568戸は売買契約済み、159戸は売買交渉中であります。また、2021年6月期に特別損失に計上しました減損損失がないことから、親会社株主に帰属する当期純利益は増加する予想であります。
ホテル事業につきましては、2020年10月に開業した「ホテルアジール東京蒲田」は当面、コロナ禍の影響を強く受けるため、事業計画は保守的に作成しておりますが、ワクチン接種率の向上や景気動向の変化等により、事業環境が改善されるものと考えております。
【剰余金の配当】
当社は、基本的な配当理念として、親会社株主に帰属する当期純利益から法人税等調整額の影響を排除した数値の40%を配当することといたしております。
上記の配当理念に基づき、当期(2021年6月期)における親会社株主に帰属する当期純利益の実績が直近(2020年8月6日公表)の業績予想を上回ったことから、当期の期末配当につきましては、直近の配当予想より2円増配し、1株当たり10円といたします。これにより、当期の年間配当金はすでに実施の中間配当7円とあわせて、1株当たり17円となります。
【開示資料】
・2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
・2021年6月期決算説明会資料
・剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ
【発表日】
・2021年8月5日
▼詳細につきましては、弊社ホームページ(https://www.urbanet.jp/)の
「お知らせ」と「IR情報」に掲載しております。