最新のアドバンスドパックでは、電子署名、ブロックチェーンベースのデータ公証、コンプライアンス対応のデータセキュリティによりAcronis Cyber Protect Cloudの基本的なファイル共有サービスを拡張することで、MSPのサービスを強化
※本リリースは2021年7月28日にスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。
サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは本日、サービスプロバイダー向けソリューションAcronis Cyber Protect Cloudの新しいアドバンスドプロテクションパックをリリースしました。最新のAdvanced File Sync and Shareパックでは、Acronis Cyber Protect Cloudに含まれる基本的なファイル共有機能をベースに、ブロックチェーンベースのデータ公証や電子署名といった充実したデータセキュリティ機能が提供されるため、サービスプロバイダーはワークプレイスコラボレーションサービスを強化することができます。
世界的に見ても、88%の組織が必要に迫られて在宅勤務の導入を進めており、この18か月間でセキュアなファイル同期・共有サービスに対する需要が急速に高まっています(※1)。さらに、同じく88%の従業員が、今後もリモートワークが一定程度維持されると考えています(※2)。これを受けて、67%の企業が、リモートワーク用ツールやWeb会議サービスにより多くの費用を費やしています(※3)。
このような傾向は、中小企業にITサービスを提供するマネージドサービスプロバイダー(MSP)に好機をもたらす一方で、従来のファイル共有ソリューションではストレージロケーションの管理、データへのアクセス、データの利活用といった今日の企業が抱えるデータ保護の問題に対処できないという課題があります。
アクロニスのボードアドバイザー兼最高収益責任者(CRO)を務めるヤン-ヤープ・イェーガー(Jan-Jaap “JJ” Jager)は次のように述べています。「さまざまな調査や傾向からも明らかなように、リモートワークの定着が進んでいます。このため、MSPに対しては、顧客の従業員が重要な社内データにアクセスおよび共有する際の生産性と安全性を確保する方法が求められます。サービスプロバイダー向けに構築されていない従来のファイル共有ソリューションと違って、Acronis Cyber Protect CloudとAdvanced File Sync and Shareパックは、階層化とマルチテナントを通じてMSPをサポートするセキュアな従業員向けコラボレーションサービスを提供します。また、バックアップ、サイバーセキュリティ、エンドポイント保護管理といった幅広い機能と統合されているため、パートナーは単一の管理コンソールから全てを提供することが可能です」
Acronis Cyber Protect Cloudはマネージドサービスプロバイダー(MSP)が独自のサービスを構築できるように、ファイル同期・共有を含む必要不可欠なサイバープロテクション機能を従量課金制で提供します。最新のAdvanced Files Sync and Shareパックでは、従来のワークコラボレーションソリューションでは提供されない以下の強化されたデータセキュリティ機能を通じてMSPをサポートします。
・イーサリアムのブロックチェーンを利用したファイルノータリゼーション(公証)により、ファイルがオリジナルで改ざんされていないという確かな証拠が提供されるため、クライアントはあらゆる形式・種類のファイルを公証することが可能になります。現在、デジタル編集やディープフェイク技術を利用した詐欺や偽造などの犯罪行為が急速に増加していますが、このようなノータリゼーション機能を使用することで、ログや記録、動画、画像が改ざんされるリスクを排除できます。
・電子署名により、複数のユーザーが文書にリモート署名することができます。ドラッグ&ドロップのシンプルな操作で使用できるこの機能は、文書の作成、配布、署名といった一連のプロセスをサポートします。また、電子署名サービスでは、ブロックチェーンベースの証明書を作成し、署名と文書の真正性を確保します。
いずれの場合も、ブロックチェーンベースの証明書で改ざん不可能な監査証跡が作成されるため、データの真正性を確保できます。その他にもクライアントのデータ保管場所を選択できるほか、最も厳格な規制が適用される業界のクライアントに対して求められるコンプライアンス、データ主権、パフォーマンスを提供することが可能となる、必要なすべての機能がMSPに提供されます。
発表されたその他の機能強化
Advanced File Sync and Shareパックのリリースは、サービスプロバイダーが完全かつ最新のサイバー保護を提供できるようにすることを目指して、Acronis Cyber Protect Cloudに対し毎月定期的に行われる機能強化の一環です。今回のアップデートでは、この他に以下の機能強化が含まれています。
・VMware vCloud Directorの完全なサポートおよび統合:vCloud Directorを使用してホスティングを行っているクラウド事業者は、Acronis Cyber Protect Cloudの幅広いサイバー保護機能をすべて提供できるようになりました。これにより、顧客側での導入作業は不要で、テナントごとのレポートを柔軟な課金が可能です。
・Microsoft 365のデータ復旧後のプロアクティブな通知:クライアントは、Microsoft 365上のバックアップデータの復旧またはダウンロード後に送信されるプロアクティブな通知に基づいて、迅速に必要な対応をとることができます。
・Microsoft 365/Google Workspaceの「リストアオペレーター」の役割:MSPは「リストアオペレーター」の役割を割り当てたユーザーに対し、コンテンツへのアクセス権は付与せずに、クライアントやユーザーに代わってデータ復元を許可することで、クライアントのデータを保護できます。
・電子署名証明書の高度な監査証跡:サービスプロバイダーは、詳細な監査証跡を表示して、署名証明書内の一連のアクションを追跡することで、ドキュメントの正確な状況を知ることができます。
・Acronis Cyber Protect for Android 2.3.0でバックアップされた写真や動画の簡単かつ選択的な復元:複数のファイルを日単位で連続して迅速かつ簡単に選択できるため、必要な写真や動画のみを復元することで時間を節約できます。
・Acronis Cyber Protect for Android 2.3.0のバックアップスライス管理:MSPはこの直感的なスライス管理機能により、任意のモバイルバックアップのスライスを表示、選択、削除、復元することができます。
最新のサードパーティー統合
サービスプロバイダーは、自社に合ったツールを活用してサービスを構築することが求められます。そのため、Acronis Cyber Protect Cloudは、管理作業を容易にする目的で、ITサービスプロバイダーが一般的に使用するRMMおよびPSAツールと統合されています。今回発表された2021年7月の機能強化の一環として、ConnectWise Command、Jamf Pro、CloudBlue PSA、Matrix42との新たな4つの統合も発表されました。
Acronis Cyber Protect CloudとAdvanced File Sync and Shareパックについて詳細を知りたいサービスプロバイダーの方はAcronis Demo Center< https://www.acronis.com/en-eu/products/cloud/cyber-protect/demo-center/ >のデモ動画または< https://www.acronis.com/products/cyber-protect/ >を是非ご覧ください。
Acronis Cyber Protect Cloudについて詳細を知りたい方は、2021年10月25日にフロリダ州マイアミで開催されるAcronis #CyberFit Summit World Tour 2021にご登録< https://acronis.events/summit2021/miami/ >ください。
※1:< https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2020-03-19-gartner-hr-survey-reveals-88--of-organizations-have-e >
※2:< https://www.acronis.com/en-us/blog/posts/future-remote-work-and-how-get-prepared >
※3:< https://remoteglobal.com/key-remote-work-statistics/ >
アクロニスについて
アクロニスは、データ保護とサイバーセキュリティが一体となった統合型の自動サイバープロテクションにより、安全性、アクセス性、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)に関連する現代のデジタル社会の課題を解決します。サービスプロバイダーとIT専門家の要求に応える柔軟なデプロイメントモデルと、次世代型の画期的なアンチウイルス、バックアップ、ディザスタリカバリ、エンドポイント保護管理ソリューションによって、データ、アプリケーション、システムに対して上質のサイバープロテクションを提供します。受賞歴のあるAIベースのアンチマルウェアテクノロジーとブロックチェーンベースのデータ認証テクノロジーにより、クラウドからハイブリッド、さらにはオンプレミスまで、あらゆる環境を予測可能かつ低いコストで保護します。
2003年にシンガポールで設立され、2008年にスイスで法人化されたアクロニスは、現在19か国の34の拠点で1,500人を超える従業員を抱えています。アクロニスのソリューションは、550万人以上のホームユーザーと50万社以上の企業の信頼を得ており、この企業にはFortune 1000選出企業のすべてと一流プロスポーツチームが含まれています。アクロニスの製品は150か国以上の5万社のパートナーおよびサービスプロバイダー経由で提供され、40以上の言語でご利用いただけます。
Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、
識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。
※本リリースは2021年7月28日にスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。
サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは本日、サービスプロバイダー向けソリューションAcronis Cyber Protect Cloudの新しいアドバンスドプロテクションパックをリリースしました。最新のAdvanced File Sync and Shareパックでは、Acronis Cyber Protect Cloudに含まれる基本的なファイル共有機能をベースに、ブロックチェーンベースのデータ公証や電子署名といった充実したデータセキュリティ機能が提供されるため、サービスプロバイダーはワークプレイスコラボレーションサービスを強化することができます。
世界的に見ても、88%の組織が必要に迫られて在宅勤務の導入を進めており、この18か月間でセキュアなファイル同期・共有サービスに対する需要が急速に高まっています(※1)。さらに、同じく88%の従業員が、今後もリモートワークが一定程度維持されると考えています(※2)。これを受けて、67%の企業が、リモートワーク用ツールやWeb会議サービスにより多くの費用を費やしています(※3)。
このような傾向は、中小企業にITサービスを提供するマネージドサービスプロバイダー(MSP)に好機をもたらす一方で、従来のファイル共有ソリューションではストレージロケーションの管理、データへのアクセス、データの利活用といった今日の企業が抱えるデータ保護の問題に対処できないという課題があります。
アクロニスのボードアドバイザー兼最高収益責任者(CRO)を務めるヤン-ヤープ・イェーガー(Jan-Jaap “JJ” Jager)は次のように述べています。「さまざまな調査や傾向からも明らかなように、リモートワークの定着が進んでいます。このため、MSPに対しては、顧客の従業員が重要な社内データにアクセスおよび共有する際の生産性と安全性を確保する方法が求められます。サービスプロバイダー向けに構築されていない従来のファイル共有ソリューションと違って、Acronis Cyber Protect CloudとAdvanced File Sync and Shareパックは、階層化とマルチテナントを通じてMSPをサポートするセキュアな従業員向けコラボレーションサービスを提供します。また、バックアップ、サイバーセキュリティ、エンドポイント保護管理といった幅広い機能と統合されているため、パートナーは単一の管理コンソールから全てを提供することが可能です」
Acronis Cyber Protect Cloudはマネージドサービスプロバイダー(MSP)が独自のサービスを構築できるように、ファイル同期・共有を含む必要不可欠なサイバープロテクション機能を従量課金制で提供します。最新のAdvanced Files Sync and Shareパックでは、従来のワークコラボレーションソリューションでは提供されない以下の強化されたデータセキュリティ機能を通じてMSPをサポートします。
・イーサリアムのブロックチェーンを利用したファイルノータリゼーション(公証)により、ファイルがオリジナルで改ざんされていないという確かな証拠が提供されるため、クライアントはあらゆる形式・種類のファイルを公証することが可能になります。現在、デジタル編集やディープフェイク技術を利用した詐欺や偽造などの犯罪行為が急速に増加していますが、このようなノータリゼーション機能を使用することで、ログや記録、動画、画像が改ざんされるリスクを排除できます。
・電子署名により、複数のユーザーが文書にリモート署名することができます。ドラッグ&ドロップのシンプルな操作で使用できるこの機能は、文書の作成、配布、署名といった一連のプロセスをサポートします。また、電子署名サービスでは、ブロックチェーンベースの証明書を作成し、署名と文書の真正性を確保します。
いずれの場合も、ブロックチェーンベースの証明書で改ざん不可能な監査証跡が作成されるため、データの真正性を確保できます。その他にもクライアントのデータ保管場所を選択できるほか、最も厳格な規制が適用される業界のクライアントに対して求められるコンプライアンス、データ主権、パフォーマンスを提供することが可能となる、必要なすべての機能がMSPに提供されます。
発表されたその他の機能強化
Advanced File Sync and Shareパックのリリースは、サービスプロバイダーが完全かつ最新のサイバー保護を提供できるようにすることを目指して、Acronis Cyber Protect Cloudに対し毎月定期的に行われる機能強化の一環です。今回のアップデートでは、この他に以下の機能強化が含まれています。
・VMware vCloud Directorの完全なサポートおよび統合:vCloud Directorを使用してホスティングを行っているクラウド事業者は、Acronis Cyber Protect Cloudの幅広いサイバー保護機能をすべて提供できるようになりました。これにより、顧客側での導入作業は不要で、テナントごとのレポートを柔軟な課金が可能です。
・Microsoft 365のデータ復旧後のプロアクティブな通知:クライアントは、Microsoft 365上のバックアップデータの復旧またはダウンロード後に送信されるプロアクティブな通知に基づいて、迅速に必要な対応をとることができます。
・Microsoft 365/Google Workspaceの「リストアオペレーター」の役割:MSPは「リストアオペレーター」の役割を割り当てたユーザーに対し、コンテンツへのアクセス権は付与せずに、クライアントやユーザーに代わってデータ復元を許可することで、クライアントのデータを保護できます。
・電子署名証明書の高度な監査証跡:サービスプロバイダーは、詳細な監査証跡を表示して、署名証明書内の一連のアクションを追跡することで、ドキュメントの正確な状況を知ることができます。
・Acronis Cyber Protect for Android 2.3.0でバックアップされた写真や動画の簡単かつ選択的な復元:複数のファイルを日単位で連続して迅速かつ簡単に選択できるため、必要な写真や動画のみを復元することで時間を節約できます。
・Acronis Cyber Protect for Android 2.3.0のバックアップスライス管理:MSPはこの直感的なスライス管理機能により、任意のモバイルバックアップのスライスを表示、選択、削除、復元することができます。
最新のサードパーティー統合
サービスプロバイダーは、自社に合ったツールを活用してサービスを構築することが求められます。そのため、Acronis Cyber Protect Cloudは、管理作業を容易にする目的で、ITサービスプロバイダーが一般的に使用するRMMおよびPSAツールと統合されています。今回発表された2021年7月の機能強化の一環として、ConnectWise Command、Jamf Pro、CloudBlue PSA、Matrix42との新たな4つの統合も発表されました。
Acronis Cyber Protect CloudとAdvanced File Sync and Shareパックについて詳細を知りたいサービスプロバイダーの方はAcronis Demo Center< https://www.acronis.com/en-eu/products/cloud/cyber-protect/demo-center/ >のデモ動画または< https://www.acronis.com/products/cyber-protect/ >を是非ご覧ください。
Acronis Cyber Protect Cloudについて詳細を知りたい方は、2021年10月25日にフロリダ州マイアミで開催されるAcronis #CyberFit Summit World Tour 2021にご登録< https://acronis.events/summit2021/miami/ >ください。
※1:< https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2020-03-19-gartner-hr-survey-reveals-88--of-organizations-have-e >
※2:< https://www.acronis.com/en-us/blog/posts/future-remote-work-and-how-get-prepared >
※3:< https://remoteglobal.com/key-remote-work-statistics/ >
アクロニスについて
アクロニスは、データ保護とサイバーセキュリティが一体となった統合型の自動サイバープロテクションにより、安全性、アクセス性、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)に関連する現代のデジタル社会の課題を解決します。サービスプロバイダーとIT専門家の要求に応える柔軟なデプロイメントモデルと、次世代型の画期的なアンチウイルス、バックアップ、ディザスタリカバリ、エンドポイント保護管理ソリューションによって、データ、アプリケーション、システムに対して上質のサイバープロテクションを提供します。受賞歴のあるAIベースのアンチマルウェアテクノロジーとブロックチェーンベースのデータ認証テクノロジーにより、クラウドからハイブリッド、さらにはオンプレミスまで、あらゆる環境を予測可能かつ低いコストで保護します。
2003年にシンガポールで設立され、2008年にスイスで法人化されたアクロニスは、現在19か国の34の拠点で1,500人を超える従業員を抱えています。アクロニスのソリューションは、550万人以上のホームユーザーと50万社以上の企業の信頼を得ており、この企業にはFortune 1000選出企業のすべてと一流プロスポーツチームが含まれています。アクロニスの製品は150か国以上の5万社のパートナーおよびサービスプロバイダー経由で提供され、40以上の言語でご利用いただけます。
Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、
識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。