女性の社会参画を支援している特定非営利活動法人輝くママ支援ネットワーク「ぱらママ」(岡山県岡山市、代表理事:藤井弥生)は、医療的ケアが必要な子どもの家族(医ケア児家族)の避難アシスト事業を進めています。岡山大学、キャンピングカー事業者、医師・看護師ネットワーク、当団体4者が協働し、移動式避難所であるキャンピングカーと医ケア児家族のマッチングシステムを構築します。
※医療的ケアが必要な子=生きるために日常的な医療的ケアと医療機器(気管切開部の管理,人工呼吸器の管理,吸引,在宅酸素療法等)が必要な子
2022年3月までに、地元企業の協力のもと、キャンピングカーの見学会、キャンピングカーで避難する場所での避難体験会を通して、マッチングシステム構築に向けた様々な実証を行います。
第1回~第3回→https://paramama.jp/blog/category/hinanping/
■キャンピングカー×医療機器接続実証
第4回目となる今回は、岡山トヨタ自動車株式会社(岡山県岡山市、代表取締役社長:梶谷俊介 岡山県岡山市北区大供3-2-12)にて、「キャンピングカーの電源システムと医療機器接続実証」を行います。在宅ケアで実際に使う医療機器をキャンピングカーに標準装備されているサブバッテリーにつなぎ、車内に定点カメラを設置し、動作確認を行い、稼働可能時間を算出します。
※サブバッテリー=ベース車を動かすための車のバッテリーとは別に、居住空間部分の電化製品を使用するために搭載しているバッテリー。
■医療的ケアが必要な子どもの避難の現状と課題
在宅にて医療的ケアを必要としている子どもとその家族が福祉避難所などの公的支援を受けられるのは、災害発生から72時間後となります。そして、要支援者1名に対する介護者は1名と限定されており、家族で避難することはできません。また、免疫力の低い医ケア児にとって、避難先で3密回避できる環境は必須条件となります。
多くの医療物や医療機器、生活必需品などと共に、医療機器に必要な電源が最も重要な課題としてあげられます。発電機や蓄電池を備えておくことが推奨されていますが、それは在宅避難が可能な場合です。自主避難を余儀なくされる場合は、子どものケアをしながら、医療物や医療機器を手にし、さらにそれらの電源を持ち出すことは簡単ではありません。よって、避難場所は、停電しておらず、電源設備を備えている必要があります。
■『ひなんピング』の2つの目的
避難手段・一時避難所としてとしてキャンピングカーを活用します。
(1)医ケア児家族からのSOSを受け、医療機器を動かす命綱である電源と衛生面・プライバシー確保可能なキャンピングカーとのマッチングシステムを構築します。事前に登録した「個別避難計画書」を医師・看護師ネットワークと連携することで、医療従事者のアシストを受けることも可能です。
2022年3月までに、地元企業の協力のもと、キャンピングカーの見学会、キャンピングカーで避難する場所での避難体験会を通して、マッチングシステム構築に向けた様々な実証を行います。
第1回~第3回→https://paramama.jp/blog/category/hinanping/
■キャンピングカー×医療機器接続実証
第4回目となる今回は、岡山トヨタ自動車株式会社(岡山県岡山市、代表取締役社長:梶谷俊介 岡山県岡山市北区大供3-2-12)にて、「キャンピングカーの電源システムと医療機器接続実証」を行います。在宅ケアで実際に使う医療機器をキャンピングカーに標準装備されているサブバッテリーにつなぎ、車内に定点カメラを設置し、動作確認を行い、稼働可能時間を算出します。
※サブバッテリー=ベース車を動かすための車のバッテリーとは別に、居住空間部分の電化製品を使用するために搭載しているバッテリー。
■医療的ケアが必要な子どもの避難の現状と課題
在宅にて医療的ケアを必要としている子どもとその家族が福祉避難所などの公的支援を受けられるのは、災害発生から72時間後となります。そして、要支援者1名に対する介護者は1名と限定されており、家族で避難することはできません。また、免疫力の低い医ケア児にとって、避難先で3密回避できる環境は必須条件となります。
多くの医療物や医療機器、生活必需品などと共に、医療機器に必要な電源が最も重要な課題としてあげられます。発電機や蓄電池を備えておくことが推奨されていますが、それは在宅避難が可能な場合です。自主避難を余儀なくされる場合は、子どものケアをしながら、医療物や医療機器を手にし、さらにそれらの電源を持ち出すことは簡単ではありません。よって、避難場所は、停電しておらず、電源設備を備えている必要があります。
■『ひなんピング』の2つの目的
避難手段・一時避難所としてとしてキャンピングカーを活用します。
(1)医ケア児家族からのSOSを受け、医療機器を動かす命綱である電源と衛生面・プライバシー確保可能なキャンピングカーとのマッチングシステムを構築します。事前に登録した「個別避難計画書」を医師・看護師ネットワークと連携することで、医療従事者のアシストを受けることも可能です。
(2)日頃から各家庭での備えが重要です。楽しく避難体験をすることで、防災意識を高めます。
■「第4回ひなんピング実証事業『医療機器接続』」の実施概要
医ケアを行う際に、非常に重要となる電源がキャンピングカーには標準装備されています。複数の医療機器や照明・冷蔵庫などキャンピングカー装備品を同時に使用した場合の動作確認とサブバッテリーの継続時間を算出します。
開催日:2021年7月16日(金)
時 間:動作確認 10時~11時、接続時間計測 11時~17時
場 所:岡山トヨタ自動車株式会社 岡山市北区大供3-2-12
内 容:キャンピングカーのサブバッテリーと医療機器を接続し動作確認と連続使用可能な時間を算出
※写真は医療機器イメージ
医ケアを行う際に、非常に重要となる電源がキャンピングカーには標準装備されています。複数の医療機器や照明・冷蔵庫などキャンピングカー装備品を同時に使用した場合の動作確認とサブバッテリーの継続時間を算出します。
開催日:2021年7月16日(金)
時 間:動作確認 10時~11時、接続時間計測 11時~17時
場 所:岡山トヨタ自動車株式会社 岡山市北区大供3-2-12
内 容:キャンピングカーのサブバッテリーと医療機器を接続し動作確認と連続使用可能な時間を算出
※写真は医療機器イメージ
■特定非営利活動法人輝くママ支援ネットワーク「ぱらママ」について
◎お問合せ先/事務所所在地
〒700-0921 岡山市北区東古松485-4 2F
TEL:086-238-8037 FAX:086-206-6655 HP:https://paramama.jp
代表理事:藤井 弥生(ふじい やよい)
◎設立・創立年月日
設立:平成22年4月1日 創立(法人化):平成24年8月1日
◎行政との活動実績
平成24年より、内閣府、岡山県、岡山市、赤磐市など、女性の社会参画に関わる事業を実施
本事業は公益財団法人日本財団の助成を受け、2021年4月より、実施しています。
◎お問合せ先/事務所所在地
〒700-0921 岡山市北区東古松485-4 2F
TEL:086-238-8037 FAX:086-206-6655 HP:https://paramama.jp
代表理事:藤井 弥生(ふじい やよい)
◎設立・創立年月日
設立:平成22年4月1日 創立(法人化):平成24年8月1日
◎行政との活動実績
平成24年より、内閣府、岡山県、岡山市、赤磐市など、女性の社会参画に関わる事業を実施
本事業は公益財団法人日本財団の助成を受け、2021年4月より、実施しています。