今回、シニア層が抱える食事の問題点と今後のニーズを明らかにすべく、食事面・調理面・買い物において何らかの悩みを抱える60代以上の男女618人を対象にアンケート調査を実施した。
その結果、コロナ前と比べて食事量が増加した層と減少した層が現れ、食事に関する悩みや問題点が異なっていることが判明した。
コロナ前と比較して食事量が増加した層は60-74歳の女性が中心となっており、外出・運動機会の減少に加え「体重の増加」「コレステロール値や中性脂肪の上昇」を自覚している人が多く見られる。
一方、コロナ前と比較して食事量が減少した層は75歳以上に多く、コロナの影響により活動量が減少し、食欲の低下が食事量の減少につながっている。また、コロナ前と比べて「筋力・握力の低下」「疲れやすさ」「歩く速度が遅くなった」といった点を自覚している人も多い。
当レポートでは、食事・調理・買い物に関する悩み・困りごと、コロナ前と比較した食意識・行動の変化、普段の食生活、加工食品の利用状況などを調査。
性別、年齢層別に加えて、「フーデイーシニア」、「アクティブシニア」、「ノンアクティブシニア」、「コスパシニア」、「プレフレイルシニア」の5つのクラスターでも分析している。
概要
◆今回、シニア層が抱える食事の問題点と今後のニーズを明らかにすべく、『食事面・調理面・買い物において何らかの悩みを抱える60代以上の男女618人』を対象にアンケート調査を実施した。同調査は、2017年に続き2回目の調査となる。
◆調査の結果、コロナ前と比較して食事量が増加した層と減少した層が確認でき、それぞれ食事に関する悩みや問題点が異なっていることがわかった。
◆すなわち、コロナ前と比較して食事量が増加した層は60-74歳の女性が中心となっており、コロナの影響により外出や運動機会が減少したことに加え、「体重の増加」「コレステロール値や中性脂肪の上昇」を自覚している人が多い。
また、食事面では「糖質」や「カロリー」の摂りすぎ、「早食いしてしまう」といった点に悩んでいる。
このため、こうした層に対しては、コロナ太りを予防・改善するために「糖質」や「カロリー」、「塩分」に配慮した商品の開発が必要であると考えられる。
◆一方、コロナ前と比較して食事量が減少した層は75歳以上に多く、コロナの影響により活動量が減少し、食欲が低下したことが食事量の減少につながっている。
また、活動量や食事量の減少により、コロナ前と比べて「筋力・握力の低下」「疲れやすさ」「歩く速度が遅くなった」といった点を自覚している。
さらに、栄養状態が良くないと感じている人が約4割、フレイルの兆候をチェックするイレブンチェックの結果が6点以上の人が約6割となっており、低栄養やフレイルの傾向がみられる。
このため、この層に対しては、低栄養・フレイルを予防・改善するために少量で必要な栄養素が補給できる商品や「たんぱく質」を摂取できる商品の開発が重要であると考えられる。
◆当レポートでは、食事・調理・買い物に関する悩み・困りごと、コロナ前と比較した食意識・行動の変化、普段の食生活、加工食品の利用状況などを調査。
性別、年齢層別(60-64歳、65-74歳、75歳以上)に加えて、「フーデイーシニア」、「アクティブシニア」、「ノンアクティブシニア」、「コスパシニア」、「プレフレイルシニア」の5つのクラスターでも分析している。
TPC消費者調査レポート
「2021年 シニア層が抱える食事の問題点と今後のニーズを探る」
―“コロナ”によって食意識や健康意識、購買行動はどう変化したか―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr110210445
体裁:CD-ROM[レポート編・データ編]
※【CD-ROM収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)
発刊日:2021年7月5日
頒価:429,000円(税抜:390,000円)
その結果、コロナ前と比べて食事量が増加した層と減少した層が現れ、食事に関する悩みや問題点が異なっていることが判明した。
コロナ前と比較して食事量が増加した層は60-74歳の女性が中心となっており、外出・運動機会の減少に加え「体重の増加」「コレステロール値や中性脂肪の上昇」を自覚している人が多く見られる。
一方、コロナ前と比較して食事量が減少した層は75歳以上に多く、コロナの影響により活動量が減少し、食欲の低下が食事量の減少につながっている。また、コロナ前と比べて「筋力・握力の低下」「疲れやすさ」「歩く速度が遅くなった」といった点を自覚している人も多い。
当レポートでは、食事・調理・買い物に関する悩み・困りごと、コロナ前と比較した食意識・行動の変化、普段の食生活、加工食品の利用状況などを調査。
性別、年齢層別に加えて、「フーデイーシニア」、「アクティブシニア」、「ノンアクティブシニア」、「コスパシニア」、「プレフレイルシニア」の5つのクラスターでも分析している。
概要
◆今回、シニア層が抱える食事の問題点と今後のニーズを明らかにすべく、『食事面・調理面・買い物において何らかの悩みを抱える60代以上の男女618人』を対象にアンケート調査を実施した。同調査は、2017年に続き2回目の調査となる。
◆調査の結果、コロナ前と比較して食事量が増加した層と減少した層が確認でき、それぞれ食事に関する悩みや問題点が異なっていることがわかった。
◆すなわち、コロナ前と比較して食事量が増加した層は60-74歳の女性が中心となっており、コロナの影響により外出や運動機会が減少したことに加え、「体重の増加」「コレステロール値や中性脂肪の上昇」を自覚している人が多い。
また、食事面では「糖質」や「カロリー」の摂りすぎ、「早食いしてしまう」といった点に悩んでいる。
このため、こうした層に対しては、コロナ太りを予防・改善するために「糖質」や「カロリー」、「塩分」に配慮した商品の開発が必要であると考えられる。
◆一方、コロナ前と比較して食事量が減少した層は75歳以上に多く、コロナの影響により活動量が減少し、食欲が低下したことが食事量の減少につながっている。
また、活動量や食事量の減少により、コロナ前と比べて「筋力・握力の低下」「疲れやすさ」「歩く速度が遅くなった」といった点を自覚している。
さらに、栄養状態が良くないと感じている人が約4割、フレイルの兆候をチェックするイレブンチェックの結果が6点以上の人が約6割となっており、低栄養やフレイルの傾向がみられる。
このため、この層に対しては、低栄養・フレイルを予防・改善するために少量で必要な栄養素が補給できる商品や「たんぱく質」を摂取できる商品の開発が重要であると考えられる。
◆当レポートでは、食事・調理・買い物に関する悩み・困りごと、コロナ前と比較した食意識・行動の変化、普段の食生活、加工食品の利用状況などを調査。
性別、年齢層別(60-64歳、65-74歳、75歳以上)に加えて、「フーデイーシニア」、「アクティブシニア」、「ノンアクティブシニア」、「コスパシニア」、「プレフレイルシニア」の5つのクラスターでも分析している。
TPC消費者調査レポート
「2021年 シニア層が抱える食事の問題点と今後のニーズを探る」
―“コロナ”によって食意識や健康意識、購買行動はどう変化したか―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr110210445
体裁:CD-ROM[レポート編・データ編]
※【CD-ROM収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)
発刊日:2021年7月5日
頒価:429,000円(税抜:390,000円)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358