北大発認定ベンチャー企業を契機に 難病を乳酸菌で解決する「LABバイオテックブランド」を構築へ

報道関係各位


北大発認定ベンチャー企業を契機に
難病を乳酸菌で解決する「LABバイオテックブランド」を構築へ


株式会社LABバイオテック
https://lab-biotech.co.jp/


乳酸菌研究で業界をリードする株式会社LABバイオテック（ラブバイオテック、本社：北海道札幌市北区、代表取締役社長：岡地 雅彦）は6月21日に「北大発認定ベンチャー企業」になりました。この認定を受け、今後、乳酸菌・菌生産物や菌体成分等による研究・開発を通して、「LABバイオテックブランド」を構築し、2024年度の株式上場を目指します。

「北大発ベンチャー認定制度」とは、国立大学法人北海道大学（以下、北大）の研究成果を社会実装するために起業したスタートアップ企業を大学としてサポートする制度です。 北大のエコシステムの一員として、北大とともに成長していく企業を認定の対象としており、当社は25社目の「北大発認定ベンチャー企業」になります。また当社は、北海道大学遺伝子病制御研究所シンバイオティクス研究部門内に研究所を設置し、北大と共同研究契約書を取り交わしています。

新型コロナウイルスが世界的に流行していますが、がんや糖尿病等で免疫力が下がると、こうした感染症にもかかりやすくなります。当社取締役の宮崎 忠昭は、日本の乳酸菌機能性研究の第一人者で、北大で長年、乳酸菌の研究を行ってきており、共同研究した製薬企業や大手乳業メーカーからは製品が販売されています。彼の研究により、どんな乳酸菌の健康維持効果も迅速に正確にスクリーニングでき、この細胞試験系では最適なマウスとヒトのモデルを使うところが最大の特徴です。

日本ではがん、糖尿病、アレルギー患者が増えていき、高齢化が進展する中で、機能性食品、とりわけ、乳酸菌市場は今後、拡大が見込まれます。そこで、当社は製薬企業や食品メーカーからの有効素材のニーズの高まりが今後見込まれることから、今回、乳酸菌分野での研究開発の事業化に踏み切ることにしました。

当社は今後、ウイルス感染症、がん、アレルギーに加えてリウマチ、パーキンソン病、ALS等難病の予防、治療に役立つ乳酸菌の開発を行い、日本のみならず世界の健康市場に製品を投入し、難病を乳酸菌で解決する「LABバイオテックブランド」を構築していきます。


＝記＝

＜研究開発担当 宮崎 忠昭 略歴＞
京都大学薬学部卒。大阪大学医学博士。

ロート製薬株式会社、日本ベーリンガーインゲルハイム研究員、東京大学医学部助手、アメリカのサンフォード・バーナム医学研究所、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター教授を経て現在、北海道大学遺伝子病制御研究所特任教授。
ウイルス感染に対する生体防御機構の解明、ウイルス感染の抑制、治療の研究に携わる。
乳酸菌のガセリ菌SP株による感染症の予防効果やエンテロコッカスフェカリスFK23のインフルエンザ予防効果解明等、日本の乳酸菌機能性研究の第一人者。


＜株式会社LABバイオテック　会社概要＞

本社所在地：北海道札幌市北区北29条西4丁目2番1-203号
研究所：　　北海道札幌市北区北15条西7丁目
　　　　　　北海道大学遺伝子病制御研究所シンバイオティクス研究部門内
設立年月日：2020年3月18日
資本金：　　1859万9800円（2021年2月末日現在）
事業内容：
（１）乳酸菌や菌生産物等の飲用効果に関する業務
（２）製薬企業、食品メーカー等の新規乳酸菌の開発に関するコンサルタント業務
（３）乳酸菌等の研究開発・製造・販売
（４）新規健康食品素材の効果の研究受託
WEBサイト：https://lab-biotech.co.jp/
役員：
代表取締役社長　岡地　雅彦
取締役　宮崎　忠昭
取締役　齋藤　睦
取締役　佐藤　孝一
監査役　藤井　治彦

以上


＝　この件に関するお問い合わせ先　＝
株式会社LABバイオテック
担当：管理部 藤井博美
TEL：011-706-7543
Mail：200601h-fujii@lab-biotech.co.jp