ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:羽田 雅一、以下「B-EN-G」)は、精密測定機器の総合メーカー、株式会社ミツトヨ(本社:神奈川県)の中国拠点、三丰精密量儀(上海)有限公司(以下「上海ミツトヨ)」 との協業事例を本日2021年6月24日に公開しました。この協業では、工場のスマート化を狙いとして、ミツトヨの測定機とB-EN-Gの製造業向けIoTパッケージ「mcframe SIGNAL CHAIN」(以下「SIGNAL CHAIN」)とを連携させています。本事例は、上海ミツトヨのショールーム「M⊃3;Solution Center China(Suzhou)」にて体感いただけます。
上海ミツトヨは、機器の稼働率データを可視化する機能を加えることで、精密測定機器販売という「モノ売り」から、先進技術を活用した付加価値サービス提供という「コト売り」へとビジネスを変革し、顧客へのさらなる付加価値提供が可能になりました。
■URL
https://www.mcframe.com/case/mitutoyo
■導入の背景
2015年より国家戦略として定められた「中国製造2025」は、AIやIoT、クラウド、ビッグデータなどの最新技術と製造技術を融合させることでスマート化された工場を実現し、「製造大国」という地位から「製造強国」の仲間入りを目指すという産業政策です。そうした中国の製造業をターゲット顧客とする上海ミツトヨは、高度化するニーズに応えて、中国市場における高精度、自動化、データ管理に重点を置いた取り組みを推進しています。その一環として、製品の展示やエンジニアによる実演、実技指導、システム導入の相談など、顧客の課題解決のための最適なソリューションを提案する場とすべく蘇州のショールームを2019年にリニューアルしました。そのショールームでは、ミツトヨの精密測定機器とB-EN-GのSIGNAL CHAINを連携することで、機器の稼働率や稼働状況など、さまざまなデータを可視化しています。
■導入効果
蘇州のショールームの最大の目的は、お客様の工場のデジタル化推進であり、すでに導入を成功させたお客様もあります。中国のある企業の工場では、4台の三次元測定機が稼働していましたが、かねてから稼働状況の見える化をしたいという要望がありました。そこでショールームを見学し、紙の資料や言葉だけでは伝わりにくかった見える化の仕組みを実際に体感していただいた結果、最終的に導入が決まりました。信号灯(パトライト社製)やSIGNAL CHAINなどの必要な機器やソフトウェアは、大手機械商社でB-EN-GのIoTソリューション販売も手掛ける山善(上海)貿易有限公司が調達し、セットアップは山善と上海ミツトヨの両社で実施しています。
■お客様のコメント
「mcframe SIGNAL CHAINは、簡単に稼働率を集計して可視化できることに驚きました。自社の付加価値を高められることはもちろん、お客様の生産性向上にも寄与できるソリューションであると感じています」
「ショールームで見ることができるのは、あくまでもデモ環境です。実際の現場ではさまざまなニーズが出てくるので、今後はお客様のニーズに基づいて、標準機能だけでなくお客様ごとの機能を提供することが必要です。B-EN-Gと山善のサポートにより、お客様により良い提案をしていきたいと思っています」
■mcframe SIGNAL CHAINについて
mcframe SIGNAL CHAIN は、製造現場の迅速な問題把握と改善を支援するIoTパッケージです。稼働モニタリングと設備メンテナンスはそれぞれ単独でも導入できますが、2つのモジュールを組み合わせることで、効率的に設備の稼働データ、保全データを収集でき、製造設備の生産性と信頼性を高めます。また、IoTプラットフォームを使うことで、さらなる拡張も容易です。2016年販売開始から、80社ほど導入実績があり、約半分が海外での導入です。
mcframe SIGNAL CHAIN の詳細は https://www.mcframe.com/product/signalchain をご覧ください。
■ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)について
ビジネスエンジニアリングは、IT企画、BPR実施のビジネスコンサルティング、IT導入コンサルティングからシステム構築サービス、運用サービスにわたり、ERPを中心に豊富な実績を有するビジネスエンジニアリング企業です。またERPをベースとしたSCM導入支援ならびにタイや中国をはじめとしたグローバル展開支援での実績を積み重ねています。同社は、中国・上海、タイ・バンコク、シンガポール、インドネシア・ジャカルタ、アメリカ・シカゴの5ヶ所に海外現地法人を有しています。
ビジネスエンジニアリングの詳細は https://www.b-en-g.co.jp/ をご覧ください。
*本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
上海ミツトヨは、機器の稼働率データを可視化する機能を加えることで、精密測定機器販売という「モノ売り」から、先進技術を活用した付加価値サービス提供という「コト売り」へとビジネスを変革し、顧客へのさらなる付加価値提供が可能になりました。
■URL
https://www.mcframe.com/case/mitutoyo
■導入の背景
2015年より国家戦略として定められた「中国製造2025」は、AIやIoT、クラウド、ビッグデータなどの最新技術と製造技術を融合させることでスマート化された工場を実現し、「製造大国」という地位から「製造強国」の仲間入りを目指すという産業政策です。そうした中国の製造業をターゲット顧客とする上海ミツトヨは、高度化するニーズに応えて、中国市場における高精度、自動化、データ管理に重点を置いた取り組みを推進しています。その一環として、製品の展示やエンジニアによる実演、実技指導、システム導入の相談など、顧客の課題解決のための最適なソリューションを提案する場とすべく蘇州のショールームを2019年にリニューアルしました。そのショールームでは、ミツトヨの精密測定機器とB-EN-GのSIGNAL CHAINを連携することで、機器の稼働率や稼働状況など、さまざまなデータを可視化しています。
■導入効果
蘇州のショールームの最大の目的は、お客様の工場のデジタル化推進であり、すでに導入を成功させたお客様もあります。中国のある企業の工場では、4台の三次元測定機が稼働していましたが、かねてから稼働状況の見える化をしたいという要望がありました。そこでショールームを見学し、紙の資料や言葉だけでは伝わりにくかった見える化の仕組みを実際に体感していただいた結果、最終的に導入が決まりました。信号灯(パトライト社製)やSIGNAL CHAINなどの必要な機器やソフトウェアは、大手機械商社でB-EN-GのIoTソリューション販売も手掛ける山善(上海)貿易有限公司が調達し、セットアップは山善と上海ミツトヨの両社で実施しています。
■お客様のコメント
「mcframe SIGNAL CHAINは、簡単に稼働率を集計して可視化できることに驚きました。自社の付加価値を高められることはもちろん、お客様の生産性向上にも寄与できるソリューションであると感じています」
「ショールームで見ることができるのは、あくまでもデモ環境です。実際の現場ではさまざまなニーズが出てくるので、今後はお客様のニーズに基づいて、標準機能だけでなくお客様ごとの機能を提供することが必要です。B-EN-Gと山善のサポートにより、お客様により良い提案をしていきたいと思っています」
■mcframe SIGNAL CHAINについて
mcframe SIGNAL CHAIN は、製造現場の迅速な問題把握と改善を支援するIoTパッケージです。稼働モニタリングと設備メンテナンスはそれぞれ単独でも導入できますが、2つのモジュールを組み合わせることで、効率的に設備の稼働データ、保全データを収集でき、製造設備の生産性と信頼性を高めます。また、IoTプラットフォームを使うことで、さらなる拡張も容易です。2016年販売開始から、80社ほど導入実績があり、約半分が海外での導入です。
mcframe SIGNAL CHAIN の詳細は https://www.mcframe.com/product/signalchain をご覧ください。
■ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)について
ビジネスエンジニアリングは、IT企画、BPR実施のビジネスコンサルティング、IT導入コンサルティングからシステム構築サービス、運用サービスにわたり、ERPを中心に豊富な実績を有するビジネスエンジニアリング企業です。またERPをベースとしたSCM導入支援ならびにタイや中国をはじめとしたグローバル展開支援での実績を積み重ねています。同社は、中国・上海、タイ・バンコク、シンガポール、インドネシア・ジャカルタ、アメリカ・シカゴの5ヶ所に海外現地法人を有しています。
ビジネスエンジニアリングの詳細は https://www.b-en-g.co.jp/ をご覧ください。
*本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。