株式会社エムズサイエンス(本社:福岡市 社長:山口真)は、長年に渡り、シミやシワの改善を促す スキンケア製品の研究開発に取り組んでまいりました。この度、九州大学 農学研究院 髙橋 美貴氏、近畿大学産業理工学部 生物環境化学科 大貫宏一郎氏と共同研究を実施。プラセンタ含有温感洗顔パック(ホットクレンジング)を 4週間使用することにより、「肌の透明感」「肌のキメ」「肌の明るさ」「シワ」など、女性の肌質を改善することがわかりました。また、シワを改善する効果も認められました。本研究は、「薬理と治療 vol.49 no.4 2021」(4月28日発売号)で発表されました。
研究の背景
プラセンタ(胎盤)は、生薬では「紫河車(シカシャ)」と呼ばれ、滋養強壮、不老長寿の薬として古くから使用されてきた歴史があります。しかし、プラセンタの機能性物質や作用機序に関しては、いまだ明らかになっていないことも多いのが現状です。そこで、当社は、水溶性プラセンタエキスを配合した温感洗顔パック(ホットクレンジング)使用することによる、肌質改善効果を調査するために、臨床試験を実施しました。
研究の背景
プラセンタ(胎盤)は、生薬では「紫河車(シカシャ)」と呼ばれ、滋養強壮、不老長寿の薬として古くから使用されてきた歴史があります。しかし、プラセンタの機能性物質や作用機序に関しては、いまだ明らかになっていないことも多いのが現状です。そこで、当社は、水溶性プラセンタエキスを配合した温感洗顔パック(ホットクレンジング)使用することによる、肌質改善効果を調査するために、臨床試験を実施しました。
研究結果
1 試験品使用による肌の状態の改善
試験品による肌の状態に与える影響を調べるために、検査4週間前後における肌のコンディションについて、被験者にアンケートを行いました。試験品使用側の肌に関して、「潤い」「かさつき」「柔らかさ」「つや」「なめらかさ」「キメ」「化粧のり」「ハリ」「シワ」「透明感」「洗顔後のつっぱり感」「明るさ」「総合的な肌の満足感」の13もの項目でp < 0.05の高い有意差で改善が認められました(図1、表1)
1 試験品使用による肌の状態の改善
試験品による肌の状態に与える影響を調べるために、検査4週間前後における肌のコンディションについて、被験者にアンケートを行いました。試験品使用側の肌に関して、「潤い」「かさつき」「柔らかさ」「つや」「なめらかさ」「キメ」「化粧のり」「ハリ」「シワ」「透明感」「洗顔後のつっぱり感」「明るさ」「総合的な肌の満足感」の13もの項目でp < 0.05の高い有意差で改善が認められました(図1、表1)
2 試験品使用による目尻のシワグレードの軽減
臨床試験4週間後における試験品使用側と不使用側の目尻のシワの変化についてそれぞれ解析したところ、試験品使用側でのみ有意なシワグレードの減少(p = 0.028)が観測されました(図2、表2)。また、使用側と不使用側のシワの変化について、群間比較を行ったところ、p =0.018と非常に高い有意差をもって使用側におけるシワグレードの改善が示唆されました。
臨床試験4週間後における試験品使用側と不使用側の目尻のシワの変化についてそれぞれ解析したところ、試験品使用側でのみ有意なシワグレードの減少(p = 0.028)が観測されました(図2、表2)。また、使用側と不使用側のシワの変化について、群間比較を行ったところ、p =0.018と非常に高い有意差をもって使用側におけるシワグレードの改善が示唆されました。