(東京、2021年5月7日)- べトジェット・アビエーション・ジョイント・ストック・カンパニー (HoSE: VJC)は、2021年第1四半期の決算結果と2020年の監査済み連結決算を発表しました。
その結果、ベトジェットの親会社の四半期売上高は2兆8,450億ドン(約130億円)、税引後利益は1,100億ドン(約5億2000万円)となりました。また、21年第1四半期の連結売上高は4兆4800億ドン(約210億円)、連結税引後利益は1,230億ドン(約5億8000万円)でした。ベトジェットは、低迷する航空輸送事業を補うため、金融やプロジェクトへの投資、新しい航空サービスの開発などにより、このような利益を得ています。 2021年の第1四半期に、ベトジェット社は21,000便以上のフライトを運航して、旅客輸送量は約360万人でした。OTP(オンタイム・パフォーマンス)率は世界最高水準の90%以上を維持しています。
※ 100ベトナムドン(VND)=0.47日本円(JPY)で換算
また、加速化する貨物輸送需要増に対応するため、ベトジェットの貨物サービスおよび製品は多様化しています。2021年第1四半期には、ベトジェットが67%の株式を保有するSwift247 Joint Stock Companyは、ベトジェットの広範囲に及ぶフライトネットワークを利用して重量貨物を輸送する新しいオンライン航空貨物サービス「SWIFT Mega」を開始しました。ベトジェットは、2021年の第1四半期に合計18,000トンの貨物を輸送しました。
ベトジェットは、2021年第4四半期に国際市場が回復することを予測しており、現在、国際定期便の再開に向けて準備を進めています。一方、ベトナム政府は、航空会社への財政支援やローン利子の控除の可能
性を検討しながら、税金や料金の軽減措置を拡大しています。ベトジェットは、航空会社および航空業界が今後さらなる発展を遂げて、パンデミック後の経済回復に貢献すると強く信じています。
先日、ベトジェットが発表した2020年の監査報告書によると、ベトジェットの親会社の収益は15兆2,030億ドン(約720億円)でした。
また、監査後の連結売上高は18兆2,200億ドン(約860億円)、税引後利益は690億ドン(約3億2000万円)でした。航空運送事業の損失は1兆4,530億ドン(約69億円)で、従来の財務諸表に比べて31%の大幅な減少となりました。
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ベトジェットについて
ニュー・エイジ・キャリアのベトジェットは、ベトナム国内の航空業界に革命をもたらし、さらには地域や世界においても先駆的な航空会社です。コスト管理、効率的な運営やパフォーマンスを重視し、低価格で柔軟な運賃体系で様々な路線を運航するほか、お客様の需要に対応する多様なサービスを提供しています。
また、国際航空運送協会(IATA)の正会員であり、IATA の国際運航安全監査プログラム(IOSA)の認証も受けています。ベトナム最大の民間航空会社として、2018 年と2019 年には安全性や商品の格付けを行う世界で唯一のウェブサイトAirlineRatings.com で、安全性において最高ランクとなる7つ星の評価を獲得しました。また、Airfinance Journal の財務・経営健全性の高い航空会社50社リストにも2018 年、2019 年と連続で選出されています。さらには、Skytrax、CAPA、Airline Ratings といった業界で著名な団体からも、最も優れた格安航空会社に選出されています。
ベトジェットの詳細な情報はホームページをご覧ください。 http://www.vietjetair.com/