2021年04月08日 10:00

寺社を焼き討ちし、神仏を恫喝する中世人『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(著者:稙田誠)4月9日発売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(著者:稙田誠)を2021年4月9日に発売いたします。
寺社焼き討ち、墓の破壊、神仏の恫喝。

宗教の時代とされる中世社会において、これら「神仏冒涜」ともとれる行為がなぜなされたのでしょうか?
本書では「神威超克」をキーワードに、神仏と中世人の関係性を解明し、そこから浮かび上がってくる中世人の心性(心もよう)を明らかにいたします。
巻末には各種の索引を付け、とくに事項索引は本書独自の用語(神威超克・寺社焼き討ち正当化の方便・信仰秘匿etc)はもとより歴史書としてはやや珍しい語彙(怒り・心の揺らぎ・自身の信仰対象を焼く・抹香投げつけetc)も多数採録しているのも特徴です。
中世を主な対象としつつも、「宗教とはなにか」「人間とはなにか」について踏み込んだ1冊です。


【目次】
序章 中世宗教史研究の達成・課題と本書の構成
第I部 神威超克の実態と正当化の論理
 第一章 中世における寺社焼き討ちの実態と神威超克の論理
 第二章 寺院中核焼き討ち考
 第三章 寺社焼き討ち正当化の方便の思想史的考察
 第四章 墓の聖性とその破壊・冒涜
第II部 神仏と中世人の角逐
 第一章 参籠祈願の場における神仏恫喝について
 第二章 戦国時代における神仏唾棄について
 第三章 織田信長の信心・不信心の様相――中世宗教史のなかの信長
 第四章 信仰秘匿の実態とその思想的背景――中世~近世初期を対象に
終章 まとめと課題・展望


【商品情報】
書名:『中世の寺社焼き討ちと神仏冒涜』(戎光祥研究叢書 第21巻)
著書:稙田誠
定価:8,400円+税
体裁:A5版・上製・カバー装
ページ数:306ページ
ISBN:978-4-86403-384-8
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/588/

【著者紹介】
稙田誠(わさだ・まこと)
1980年、大分県生まれ。
2003年、別府大学文学部史学科(現、史学・文化財学科)卒業。
2018年より、佐藤義美記念館勤務(学芸員)。
専攻は中世宗教史・思想史。
とりわけ神仏と中世人の関係性や心性の解明に力を入れている。


【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/ebisukosyo
Facebook:https://www.facebook.com/774833955871080/

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
戎光祥出版株式会社(エビスコウショウシュッパンカブシキガイシャ)
代表者
伊藤 俊幸(イトウ トシユキ)
所在地
〒102-0083
東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
TEL
03-5275-3361
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
会社HP
https://www.ebisukosyo.co.jp/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.