戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『図説 享徳の乱 新視点・新解釈で明かす戦国最大の合戦クロニクル』(著者:黒田基樹)を2021年3月10日に発売いたします。
戦国時代の幕開けとなった享徳の乱は、29年という長いスパンで行われ、関東・東北・東海・甲信越・畿内という広い範囲を巻き込み、登場人物も多いことから複雑をきわめた戦いでした。
今回は、関東戦国史を最前線で牽引してきた著者が新たな視点や解釈を用いて、戦いの全貌を初めて解き明かしたところに特徴があります。
年代や戦いの局面による項目分け、見開きを中心とした構成、最新研究で復元された系図をはじめ数多くの図版の掲載など、読みやすさも追究しています。また、年月日を目立たせた体裁で年表としても使用できます。
新事実満載も満載で読み応え十分かつ便利な内容になっています!
【目次】
I 将軍足利義政・関東管領と足利成氏が争う
享徳3年(1454)~康正元年(1455)
足利成氏が関東管領の上杉憲忠を謀殺/高幡・分倍河原で激戦、上杉軍の大将数名が戦死する ほか
II 千葉・佐竹・岩松などの一族が分裂し争乱へ
康正2年(1456)
東上野・北武蔵の攻防と勝敗の鍵を握る岩松持国/武蔵千葉氏の成立と、成氏に攻撃された兄・成潤の降伏 ほか
III 五十子陣の構築と京より派遣された新公方
康正3年・長禄元年(1457)~長禄3年(1459)
上杉方が利根川渡河の重要拠点に五十子陣を築く/足利政知が天子御旗を掲げて伊豆へ ほか
IV 所領支配の激変で“国衆”へ移行する武家
寛正元年(1460)~寛正4年(1463)
〝国衆〟の成立へ、新田岩松氏に見る戦国時代の到来 ほか
V 堀越公方の武蔵進軍と相次ぐ実力者の死去
寛正4年(1463)~応仁3年・文明元年(1469)
堀越公方の五十子進軍と甲斐・信濃の争乱 ほか
VI 北関東の激戦と成氏の古河没落
文明2年(1470)~文明4年(1471)
将軍義政の命で続々と寝返る下野の名族 ほか
VII 駿河今川氏の内乱鎮定へ出陣する上杉軍
文明5年(1473)~文明8年(1476)
扇谷上杉軍が小鹿範満支援で駿河へ。景春は鉢形城を構築 ほか
VIII 長尾景春の反乱で太田道灌が進軍を開始
文明9年(1477)
景春の攻撃で五十子陣が崩壊。上杉方は上野へ遁走 ほか
IX 成氏が景春を見限り、道灌に討伐を指示
文明10年(1478)
成氏・上杉方の和睦と、倉賀野に陣を進める上杉顕定/千葉氏嫡流の復帰へ向けた境根原での激戦、その痕跡は今も ほか
X 連戦・連勝、景春を秩父へと追い詰める道灌
文明11年(1479)
臼井城で弟資忠が討ち死に、成氏が弟を江戸城に派遣 ほか
XI 将軍義政へ和議を乞う成氏
文明12年(1480)
成氏・景春が京の細川政元へ都鄙和睦の働きかけ ほか
XII 都鄙和睦と道灌暗殺―戦乱、未だ止まず
文明13年(1481)~長享元年(1487)
将軍義政と成氏の間に都鄙和睦が成立/道灌が謀殺され、関東は「軍兵野にみてり」の様相へ ほか
【商品情報】
書名:『図説 享徳の乱 新視点・新解釈で明かす戦国最大の合戦クロニクル』
著者:黒田基樹
定価:1,800円+税
ISBN:978-4-86403-382-4
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/584/
【著者紹介】
黒田基樹(くろだ・もとき)
1965年生まれ。
早稲田大学教育学部卒。駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。
博士(日本史学、駒沢大学)。
現在、駿河台大学教授。
著書に、『図説 戦国北条氏と合戦』『太田道灌と長尾景春』『戦国期関東動乱と大名・国衆』(いずれも戎光祥出版)、『戦国大名』(平凡社)、『戦国大名・伊勢宗瑞』(KADOKAWA)など多数。
【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/ebisukosyo
Facebook:https://www.facebook.com/774833955871080/
今回は、関東戦国史を最前線で牽引してきた著者が新たな視点や解釈を用いて、戦いの全貌を初めて解き明かしたところに特徴があります。
年代や戦いの局面による項目分け、見開きを中心とした構成、最新研究で復元された系図をはじめ数多くの図版の掲載など、読みやすさも追究しています。また、年月日を目立たせた体裁で年表としても使用できます。
新事実満載も満載で読み応え十分かつ便利な内容になっています!
【目次】
I 将軍足利義政・関東管領と足利成氏が争う
享徳3年(1454)~康正元年(1455)
足利成氏が関東管領の上杉憲忠を謀殺/高幡・分倍河原で激戦、上杉軍の大将数名が戦死する ほか
II 千葉・佐竹・岩松などの一族が分裂し争乱へ
康正2年(1456)
東上野・北武蔵の攻防と勝敗の鍵を握る岩松持国/武蔵千葉氏の成立と、成氏に攻撃された兄・成潤の降伏 ほか
III 五十子陣の構築と京より派遣された新公方
康正3年・長禄元年(1457)~長禄3年(1459)
上杉方が利根川渡河の重要拠点に五十子陣を築く/足利政知が天子御旗を掲げて伊豆へ ほか
IV 所領支配の激変で“国衆”へ移行する武家
寛正元年(1460)~寛正4年(1463)
〝国衆〟の成立へ、新田岩松氏に見る戦国時代の到来 ほか
V 堀越公方の武蔵進軍と相次ぐ実力者の死去
寛正4年(1463)~応仁3年・文明元年(1469)
堀越公方の五十子進軍と甲斐・信濃の争乱 ほか
VI 北関東の激戦と成氏の古河没落
文明2年(1470)~文明4年(1471)
将軍義政の命で続々と寝返る下野の名族 ほか
VII 駿河今川氏の内乱鎮定へ出陣する上杉軍
文明5年(1473)~文明8年(1476)
扇谷上杉軍が小鹿範満支援で駿河へ。景春は鉢形城を構築 ほか
VIII 長尾景春の反乱で太田道灌が進軍を開始
文明9年(1477)
景春の攻撃で五十子陣が崩壊。上杉方は上野へ遁走 ほか
IX 成氏が景春を見限り、道灌に討伐を指示
文明10年(1478)
成氏・上杉方の和睦と、倉賀野に陣を進める上杉顕定/千葉氏嫡流の復帰へ向けた境根原での激戦、その痕跡は今も ほか
X 連戦・連勝、景春を秩父へと追い詰める道灌
文明11年(1479)
臼井城で弟資忠が討ち死に、成氏が弟を江戸城に派遣 ほか
XI 将軍義政へ和議を乞う成氏
文明12年(1480)
成氏・景春が京の細川政元へ都鄙和睦の働きかけ ほか
XII 都鄙和睦と道灌暗殺―戦乱、未だ止まず
文明13年(1481)~長享元年(1487)
将軍義政と成氏の間に都鄙和睦が成立/道灌が謀殺され、関東は「軍兵野にみてり」の様相へ ほか
【商品情報】
書名:『図説 享徳の乱 新視点・新解釈で明かす戦国最大の合戦クロニクル』
著者:黒田基樹
定価:1,800円+税
ISBN:978-4-86403-382-4
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/584/
【著者紹介】
黒田基樹(くろだ・もとき)
1965年生まれ。
早稲田大学教育学部卒。駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。
博士(日本史学、駒沢大学)。
現在、駿河台大学教授。
著書に、『図説 戦国北条氏と合戦』『太田道灌と長尾景春』『戦国期関東動乱と大名・国衆』(いずれも戎光祥出版)、『戦国大名』(平凡社)、『戦国大名・伊勢宗瑞』(KADOKAWA)など多数。
【会社概要】
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