JAグループの旅行会社、株式会社農協観光(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:清水清男 https://ntour.jp/)は、コロナ禍で業績不振が続くなか、新たに農業労働力創出事業として、昨年「農福連携事業」を立上げ、試行期間を終え2月1日より事業を本格開始した。
この事業スキームは、農協観光が農家・障がい者・企業を結び付け、企業が障がい者を直接雇用し、人手が必要な農家と作業受委託の契約を結ぶ仕組みで、農家の労働力不足・障がい者就労・企業による障がい者雇用の各課題を解決し、企業による持続可能な社会の実現(SDGs)への取り組みを促進する。
この事業スキームは、農協観光が農家・障がい者・企業を結び付け、企業が障がい者を直接雇用し、人手が必要な農家と作業受委託の契約を結ぶ仕組みで、農家の労働力不足・障がい者就労・企業による障がい者雇用の各課題を解決し、企業による持続可能な社会の実現(SDGs)への取り組みを促進する。
活動の拠点となるのが地域のJAに設置する「農福ポート」。農福ポート1号事業所を静岡県JAとぴあ浜松の管内に設置。農協観光が雇用する障がい者と、民間企業が雇用する障がい者が勤務し、農家から受託している葉ネギの出荷調整作業を行う。
株式会社アレップスは、共生社会の実現にも寄与できる農福連携に参画。障がい者3人を雇用し、農福ポート1号事業所に勤務。統合失調症を患う矢野信裕さん(53)はその一人。矢野さんは、ホテルで食器洗いの仕事をしていたが職場の人間関係に悩み退職。今の仕事に就くに当たり「最初は不安があった」と振り返る一方、「サポーターがアドバイスをくれ、メンバーのチームワークも良く、仕事場に溶け込むことができた。作業スキルを上げ、会社に貢献したい」と意欲を見せる。
農協観光では、この仕組みが広く浸透することで、コロナ禍での障がい者の就労機会減少の問題や今年3月に引き上げられる法定雇用率の達成と社会貢献を考える企業の課題、そして農業労働力不足の課題を解決できるとし、「令和3年度は農福ポートを全国に5ヶ所設置し、国内農業の発展と共生社会の実現に向け全力で取組む」と強調する。
【本リリースに関する問い合わせ先】株式会社農協観光 農福連携事業推進準備室 担当:草野 秀一 〒101-8613千代田区外神田1-16-8 Nツアービル7F TEL03-5297-0300 FAX03-5297-0136
株式会社アレップスは、共生社会の実現にも寄与できる農福連携に参画。障がい者3人を雇用し、農福ポート1号事業所に勤務。統合失調症を患う矢野信裕さん(53)はその一人。矢野さんは、ホテルで食器洗いの仕事をしていたが職場の人間関係に悩み退職。今の仕事に就くに当たり「最初は不安があった」と振り返る一方、「サポーターがアドバイスをくれ、メンバーのチームワークも良く、仕事場に溶け込むことができた。作業スキルを上げ、会社に貢献したい」と意欲を見せる。
農協観光では、この仕組みが広く浸透することで、コロナ禍での障がい者の就労機会減少の問題や今年3月に引き上げられる法定雇用率の達成と社会貢献を考える企業の課題、そして農業労働力不足の課題を解決できるとし、「令和3年度は農福ポートを全国に5ヶ所設置し、国内農業の発展と共生社会の実現に向け全力で取組む」と強調する。
【本リリースに関する問い合わせ先】株式会社農協観光 農福連携事業推進準備室 担当:草野 秀一 〒101-8613千代田区外神田1-16-8 Nツアービル7F TEL03-5297-0300 FAX03-5297-0136