ウイスキー文化研究所(代表・土屋守)は、「ウイスキーフェスティバル」などのイベントにおいて毎年オリジナルボトルを発売し、多くのウイスキーファンから好評をいただいてきました。
残念ながら、今年は各種イベントが中止となってしまいましたが、東京ウイスキーフェスティバル用に用意した注目のオリジナルボトル「ロッホローモンド(インチマリン)」、「グレンスコシア ピーテッド」を2020年12月22日(火)に発売しました。
ロッホローモンドは南ハイランドのローモンド湖のほとりにある蒸留所で、ロッホローモンドのほか、インチマリン、インチモーンなど多数のユニークなブランドをつくっていることで有名です。これはその1つのインチマリンで、クリーミーでフルーティなシングルモルトです。
グレンスコシア ピーテッドはキャンベルタウンのグレンスコシア蒸留所がつくる珍しいピート麦芽のシングルモルト。ハチミツのような甘さに独特のピート香がマッチしています。
ロッホローモンド(インチマリン)は、限定251本、グレンスコシア ピーテッドは限定266本。どちらもシングルカスクのカスクストレングス。ラベルはウイスキー研究所のオリジナルラベル(裏ラベル)です。ウイスキー好きなら、ぜひチェックしておきたい1本となっています。※こちらの商品は、ウイスキー文化研究所公式オンラインショップでの販売になります。
■□商品詳細■□
■ロッホローモンド(インチマリン) 2010 10年
Loch Lomond (Inchmurrin) 2010 10yo
<ロッホローモンド蒸留所>
ロッホローモンドの最大の特徴は、ストレートネックと呼んでいる独自のスチル。これは再留釜で内部に17段のシーブトレイが組み込まれている。初留釜は外見は同じだが、内部にシーブトレイはない。インチマリンはノンピート麦芽を使って、この独自のスチルで蒸留したもので、しかもニューポットのカットポイントは84%。軽くてクリーン、フレッシュな麦芽風味とかすかなオイリーさ、クリーミーさは、このスチルによるところが大きいといわれる。
<土屋守によるボトル解説>
ロッホローモンドのストレートネックのコラムスチル、それも高アルコール(84%)で蒸留したノンピートのインチマリンで、非常にフルーティでソフト、フレッシュで飲みあきない一本。まるで3回蒸留のローズバンクのような魅惑的なフルーツ香がある。リフィルのバーボンバレル樽熟成。ごく少量の加水をすると、まるで陽だまりの中で味わう、アップルティーのよう。
<スペック>
蒸留:2010年3月
瓶詰:2020年8月
カスクタイプ:リフィルバーボンバレル
度数:57.9%
容量:700ml
生産数:限定251本
価格:8,800円(税込・送料別)
■グレンスコシア ピーテッド 2010 10年
Glen Scotia Peated 2010 10yo
<グレンスコシア蒸留所>
グレンスコシアはキャンベルタウンに残る3つの蒸留所のうちの1つ。創業は1832年だが、1930年代に閉鎖。その後長い間休眠状態だった。現在はロッホローモンド・グループの所有となり、伝統的なキャンベルタウンモルトを造り続けている。仕込水はクロスヒル湖と敷地内の井戸水を使っているが、これがブリニー(塩辛い)といわれる、キャンベルタウンモルトならではの個性となっている。写真は街の広場に建つケルト十字で、キャンベルタウンのシンボル的な存在だ。
<土屋守によるボトル解説>
グレンスコシアはキャンベルタウンに残る数少ない蒸留所のひとつで、これはピーテッド麦芽で仕込み、ファーストフィルのヘビリーチャーしたアメリカンオークバレル樽で熟成させている。いわばピートとチャーのダブルスモークで、通常のグレンスコシアよりピートスモークが強調されている。加水をするとピート香が弱まり、フレッシュなフルーツ、上品な甘さが現れる。
<スペック>
蒸留:2010年3月
瓶詰:2020年8月
カスクタイプ:1stフィル ヘビリーチャーアメリカンオークバレル
度数:55.8%
容量:700ml
生産数:限定266本
価格:9,900円(税込・送料別)
■□販売について■□
ウイスキー文化研究所オンラインショップにて販売中
→ウイスキー文化研究所オンラインショップ http://www.scotchclub-shop.org/
■□ウイスキー文化研究所とは?■□
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める愛好家団体で、世界中のウイスキーの情報発信を行っています。2001年3月の発足以来、ウイスキー専門誌「Whisky Galore」の発行をはじめ、「ウイスキーフェスティバル」や「コニサー資格認定制度」、「ウイスキー検定」「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」など様々な取り組みを行っています。
■□土屋守プロフィール■□
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年には「世界のウイスキーライター5人」に選ばれる。『シングルモルトウィスキー大全』『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)など著書多数。近著に「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」(祥伝社)がある。2014年放送のNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」ではウイスキー考証も務めた。
■□お問い合わせ先■□
ウイスキー文化研究所
東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2F
電話03-6277-4103 FAX 03-3445-6229
http://scotchclub.org/
e-mail:info@scotchclub.org
残念ながら、今年は各種イベントが中止となってしまいましたが、東京ウイスキーフェスティバル用に用意した注目のオリジナルボトル「ロッホローモンド(インチマリン)」、「グレンスコシア ピーテッド」を2020年12月22日(火)に発売しました。
ロッホローモンドは南ハイランドのローモンド湖のほとりにある蒸留所で、ロッホローモンドのほか、インチマリン、インチモーンなど多数のユニークなブランドをつくっていることで有名です。これはその1つのインチマリンで、クリーミーでフルーティなシングルモルトです。
グレンスコシア ピーテッドはキャンベルタウンのグレンスコシア蒸留所がつくる珍しいピート麦芽のシングルモルト。ハチミツのような甘さに独特のピート香がマッチしています。
ロッホローモンド(インチマリン)は、限定251本、グレンスコシア ピーテッドは限定266本。どちらもシングルカスクのカスクストレングス。ラベルはウイスキー研究所のオリジナルラベル(裏ラベル)です。ウイスキー好きなら、ぜひチェックしておきたい1本となっています。※こちらの商品は、ウイスキー文化研究所公式オンラインショップでの販売になります。
■□商品詳細■□
■ロッホローモンド(インチマリン) 2010 10年
Loch Lomond (Inchmurrin) 2010 10yo
<ロッホローモンド蒸留所>
ロッホローモンドの最大の特徴は、ストレートネックと呼んでいる独自のスチル。これは再留釜で内部に17段のシーブトレイが組み込まれている。初留釜は外見は同じだが、内部にシーブトレイはない。インチマリンはノンピート麦芽を使って、この独自のスチルで蒸留したもので、しかもニューポットのカットポイントは84%。軽くてクリーン、フレッシュな麦芽風味とかすかなオイリーさ、クリーミーさは、このスチルによるところが大きいといわれる。
<土屋守によるボトル解説>
ロッホローモンドのストレートネックのコラムスチル、それも高アルコール(84%)で蒸留したノンピートのインチマリンで、非常にフルーティでソフト、フレッシュで飲みあきない一本。まるで3回蒸留のローズバンクのような魅惑的なフルーツ香がある。リフィルのバーボンバレル樽熟成。ごく少量の加水をすると、まるで陽だまりの中で味わう、アップルティーのよう。
<スペック>
蒸留:2010年3月
瓶詰:2020年8月
カスクタイプ:リフィルバーボンバレル
度数:57.9%
容量:700ml
生産数:限定251本
価格:8,800円(税込・送料別)
■グレンスコシア ピーテッド 2010 10年
Glen Scotia Peated 2010 10yo
<グレンスコシア蒸留所>
グレンスコシアはキャンベルタウンに残る3つの蒸留所のうちの1つ。創業は1832年だが、1930年代に閉鎖。その後長い間休眠状態だった。現在はロッホローモンド・グループの所有となり、伝統的なキャンベルタウンモルトを造り続けている。仕込水はクロスヒル湖と敷地内の井戸水を使っているが、これがブリニー(塩辛い)といわれる、キャンベルタウンモルトならではの個性となっている。写真は街の広場に建つケルト十字で、キャンベルタウンのシンボル的な存在だ。
<土屋守によるボトル解説>
グレンスコシアはキャンベルタウンに残る数少ない蒸留所のひとつで、これはピーテッド麦芽で仕込み、ファーストフィルのヘビリーチャーしたアメリカンオークバレル樽で熟成させている。いわばピートとチャーのダブルスモークで、通常のグレンスコシアよりピートスモークが強調されている。加水をするとピート香が弱まり、フレッシュなフルーツ、上品な甘さが現れる。
<スペック>
蒸留:2010年3月
瓶詰:2020年8月
カスクタイプ:1stフィル ヘビリーチャーアメリカンオークバレル
度数:55.8%
容量:700ml
生産数:限定266本
価格:9,900円(税込・送料別)
■□販売について■□
ウイスキー文化研究所オンラインショップにて販売中
→ウイスキー文化研究所オンラインショップ http://www.scotchclub-shop.org/
■□ウイスキー文化研究所とは?■□
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める愛好家団体で、世界中のウイスキーの情報発信を行っています。2001年3月の発足以来、ウイスキー専門誌「Whisky Galore」の発行をはじめ、「ウイスキーフェスティバル」や「コニサー資格認定制度」、「ウイスキー検定」「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」など様々な取り組みを行っています。
■□土屋守プロフィール■□
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年には「世界のウイスキーライター5人」に選ばれる。『シングルモルトウィスキー大全』『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)など著書多数。近著に「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」(祥伝社)がある。2014年放送のNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」ではウイスキー考証も務めた。
■□お問い合わせ先■□
ウイスキー文化研究所
東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2F
電話03-6277-4103 FAX 03-3445-6229
http://scotchclub.org/
e-mail:info@scotchclub.org