子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中穣二郎、以下コズレ)は、2020年10月~2020年11月に実施した「コロナ禍で妊娠中ママと子育て中ママが用意したマタニティ用品・ベビー用品の調査」についてまとめ、その一部を本日12月17日に公開いたします。
1. はじめに
収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症。妊娠中ママも子育て中ママも、感染への恐怖により行動面での制約を受けている方は多いのではないでしょうか。
本調査では、コロナ禍で妊娠中ママと子育て中ママが用意したマタニティ用品・ベビー用品を比較し、その違いについてお伝えします。
2. 調査
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:妊娠中、ならびに0歳の子を持つ女性
調査期間:2020年10月23日(金)~2020年11月6日(金)
有効回答者数:4,240名
3. 結果・考察
(1) グループ分けと用語の説明
「妊娠中ママ」は、以下の2グループから構成されており、用語は以下のとおりです。
・一人目妊娠中ママ:第一子を妊娠中のママ
・二人目妊娠中ママ:第二子を妊娠中のママ
「子育て中ママ」は、以下の2グループから構成されており、用語は以下のとおりです。
・一人目子育て中ママ:第一子を子育て中のママ
・二人目子育て中ママ:第一子・第二子を子育て中のママ
(2) 「妊娠中ママ」と「子育て中ママ」が用意したマタニティ用品・ベビー用品
妊娠中ママと子育て中ママに「以下に挙げるマタニティ用品・ベビー用品を末子(妊娠中も含む)のために新たに用意しましたか」という質問をしました。
【「一人目妊娠中ママ」と「二人目妊娠中ママ」の比較】
一人目妊娠中ママと二人目妊娠中ママの結果は以下のとおりです。
1. はじめに
収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症。妊娠中ママも子育て中ママも、感染への恐怖により行動面での制約を受けている方は多いのではないでしょうか。
本調査では、コロナ禍で妊娠中ママと子育て中ママが用意したマタニティ用品・ベビー用品を比較し、その違いについてお伝えします。
2. 調査
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:妊娠中、ならびに0歳の子を持つ女性
調査期間:2020年10月23日(金)~2020年11月6日(金)
有効回答者数:4,240名
3. 結果・考察
(1) グループ分けと用語の説明
「妊娠中ママ」は、以下の2グループから構成されており、用語は以下のとおりです。
・一人目妊娠中ママ:第一子を妊娠中のママ
・二人目妊娠中ママ:第二子を妊娠中のママ
「子育て中ママ」は、以下の2グループから構成されており、用語は以下のとおりです。
・一人目子育て中ママ:第一子を子育て中のママ
・二人目子育て中ママ:第一子・第二子を子育て中のママ
(2) 「妊娠中ママ」と「子育て中ママ」が用意したマタニティ用品・ベビー用品
妊娠中ママと子育て中ママに「以下に挙げるマタニティ用品・ベビー用品を末子(妊娠中も含む)のために新たに用意しましたか」という質問をしました。
【「一人目妊娠中ママ」と「二人目妊娠中ママ」の比較】
一人目妊娠中ママと二人目妊娠中ママの結果は以下のとおりです。
一人目妊娠中ママが妊娠中の子のために「用意済み・必ず用意する」と回答したものは、葉酸サプリが76.85%と最も多く、ベビー服・肌着が75.40%、マタニティウェア・下着が72.55%という結果になりました。
対して、二人目妊娠中ママが妊娠中の子のために「用意済み・必ず用意する」と回答したものは、紙おむつが69.85%と最も多く、次いで、葉酸サプリが64.42%、ベビー服・肌着が44.55%という結果になりました。
紙おむつ以外の他の製品すべてにおいて、一人目妊娠中ママに比べ二人目妊娠中ママが妊娠中の子のために「用意済み・必ず用意する」と回答した割合が低くなっていることが興味深い点です。
「葉酸サプリ」と「マタニティウェア・下着」の2つの商品について注目しました。
まず、葉酸サプリは妊娠中の早い時期から摂取する方が多いため、一人目妊娠中ママ・二人目妊娠中ママのどちらも「用意済み・必ず用意する」の割合が高いことがうかがえます。
しかし、一人目妊娠中ママと二人目妊娠中ママを比較すると、二人目妊娠中ママの方が一人目妊娠中ママよりも「用意済み・必ず用意する」と回答した割合が12.43ポイント低いということが分かりました(76.85%-64.42%=12.43pt)。
葉酸は、ママ自身と胎児のために必要な栄養素であるにも関わらず、第一子妊娠中と第二子妊娠中で、「用意済み・必ず用意する」の割合に差が出るという結果となりました。
次に、マタニティウェア・下着は、二人目妊娠中ママの方が一人目妊娠中ママよりも「用意済み・必ず用意する」と回答した割合が28.76ポイント低いということが分かりました(72.55%-43.79%=28.76pt)。
マタニティウェア・下着は、一人目妊娠中の際に購入したものを継続して着ているか、マタニティ専用ではなく代替品で済ませている可能性がありそうです。
【「一人目子育て中ママ」と「二人目子育て中ママ」の比較】
一人目子育て中ママと二人目子育て中ママの結果は以下のとおりです。
紙おむつ以外の他の製品すべてにおいて、一人目妊娠中ママに比べ二人目妊娠中ママが妊娠中の子のために「用意済み・必ず用意する」と回答した割合が低くなっていることが興味深い点です。
「葉酸サプリ」と「マタニティウェア・下着」の2つの商品について注目しました。
まず、葉酸サプリは妊娠中の早い時期から摂取する方が多いため、一人目妊娠中ママ・二人目妊娠中ママのどちらも「用意済み・必ず用意する」の割合が高いことがうかがえます。
しかし、一人目妊娠中ママと二人目妊娠中ママを比較すると、二人目妊娠中ママの方が一人目妊娠中ママよりも「用意済み・必ず用意する」と回答した割合が12.43ポイント低いということが分かりました(76.85%-64.42%=12.43pt)。
葉酸は、ママ自身と胎児のために必要な栄養素であるにも関わらず、第一子妊娠中と第二子妊娠中で、「用意済み・必ず用意する」の割合に差が出るという結果となりました。
次に、マタニティウェア・下着は、二人目妊娠中ママの方が一人目妊娠中ママよりも「用意済み・必ず用意する」と回答した割合が28.76ポイント低いということが分かりました(72.55%-43.79%=28.76pt)。
マタニティウェア・下着は、一人目妊娠中の際に購入したものを継続して着ているか、マタニティ専用ではなく代替品で済ませている可能性がありそうです。
【「一人目子育て中ママ」と「二人目子育て中ママ」の比較】
一人目子育て中ママと二人目子育て中ママの結果は以下のとおりです。
一人目子育て中ママが子どものために「用意済み・必ず用意する」と回答したものは、紙おむつが94.19%と最も多く、次いで、ベビー服・肌着が92.82%、マタニティウェア・下着が86.79%という結果になりました。
対して、二人目子育て中ママが末子のために「用意済み・必ず用意する」と答えたのは、紙おむつが96.71%と最も多く、次いで、ベビー服・肌着が68.75%、マタニティウェア・下着が56.58%という結果になりました。
ベビー布団に注目してみると、「用意済み・必ず用意する」と回答した割合は、一人目子育て中ママは79.38%に対して、二人目子育て中ママは33.22%という結果になりました。
二人目子育て中ママの方が一人目子育て中ママに比べて、46.16ポイント低いことが分かります(79.38%-33.22%=46.16pt)。
この結果から、上の子のお下がりを再利用しているか、上の子を子育てしてきた経験から「必要ない」と判断した可能性がありそうです。
4. まとめ
妊娠中ママと子育て中ママのコロナ禍で用意したマタニティ用品・ベビー用品の比較結果についてお伝えしました。
おむつなどの日用品やベビー服・マタニティウェアなどの衣料品は、他製品に比べると一人目ママ(一人目妊娠中ママと一人目子育て中ママ)でも二人目ママ(二人目妊娠中ママと二人目子育て中ママ)でも用意する割合が高いことが分かりました。
一人目ママ(一人目妊娠中ママと一人目子育て中ママ)の場合は、妊娠期・子育て期のどちらにおいても多種類のベビー用品やマタニティ用品を用意する傾向にあります。
一方、二人目ママ(二人目妊娠中ママと二人目子育て中ママ)の場合は、一人目ママ(一人目妊娠中ママと一人目子育て中ママ)と比べて、各ベビー用品やマタニティ用品を用意する割合は低いことが分かりました。
一人目の妊娠・子育て期に用意したグッズを継続使用しているか、もしくは一人目での妊娠・子育て経験により、自分と子どもにとって「必要であるものとそうでないもの」を精査している可能性がありそうです。
コズレ子育てマーケティング研究所では、こうした妊娠中ママや子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、今できる支援とは何かを明らかにしていきます。
本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。 (コズレ子育てマーケティング研究所 山内)
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「新型コロナウイルス感染症に関する調査(株式会社コズレ)」
https://cozre.co.jp/5314/
(コズレ子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)
【株式会社コズレについて】
株式会社コズレは、“子どもを育てることは未来を創るための重要な営みである”ととらえ、“子どもの成長を通じて実感する親の喜びを最大化すること”をミッションとし、全国に散在する子育て情報を集約し、技術を通じてマッチングさせる子育て情報マッチングプラットフォームを提供しています。
コズレでは、子育てナレッジシェアメディア「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)と子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「cozreコミュニティ」(https://www.cozre.jp/)を運営しており、妊娠中から小学生低学年の子どもを持つ20代~40代のパパ・ママを中心に全国で340万人以上(月間ユニークユーザー)が利用し、3年半で70万世帯・親子160万人に登録をいただき、会員数は順調に拡大しております。また、コズレ会員を調査パネルとしたマーケティングリサーチでは、累計550万以上の回答を収集してきました。このような国内最大級・コズレ独自の子育てビッグデータを核に、子育て世帯層へのマーケティングソリューションを提供しております。
【企業概要】
名称:株式会社コズレ/Cozre Inc. URL: http://www.cozre.co.jp/
所在地:東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F(1801B号室)
設立:2013年7月1日
会社HP:https://www.cozre.co.jp/
役員:田中穣二郎(代表取締役)、田中淳(取締役)、小川正樹(取締役)
松本大希(取締役)、早川修平(取締役)、刑部徹(取締役)
事業内容:インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)
子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「cozreコミュニティ」(https://www.cozre.jp/)
受賞歴:新日本有限責任監査法人「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門代表受賞
東京都中小企業振興公社地域振興ファンド(第10回)支援事業、
経済産業省公募「創業補助金(地域需要創造型等起業・創業促進事業)」認定
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コズレ 担当:早川
TEL:03-6265-6877 Mail: pr@cozre.co.jp
ベビー布団に注目してみると、「用意済み・必ず用意する」と回答した割合は、一人目子育て中ママは79.38%に対して、二人目子育て中ママは33.22%という結果になりました。
二人目子育て中ママの方が一人目子育て中ママに比べて、46.16ポイント低いことが分かります(79.38%-33.22%=46.16pt)。
この結果から、上の子のお下がりを再利用しているか、上の子を子育てしてきた経験から「必要ない」と判断した可能性がありそうです。
4. まとめ
妊娠中ママと子育て中ママのコロナ禍で用意したマタニティ用品・ベビー用品の比較結果についてお伝えしました。
おむつなどの日用品やベビー服・マタニティウェアなどの衣料品は、他製品に比べると一人目ママ(一人目妊娠中ママと一人目子育て中ママ)でも二人目ママ(二人目妊娠中ママと二人目子育て中ママ)でも用意する割合が高いことが分かりました。
一人目ママ(一人目妊娠中ママと一人目子育て中ママ)の場合は、妊娠期・子育て期のどちらにおいても多種類のベビー用品やマタニティ用品を用意する傾向にあります。
一方、二人目ママ(二人目妊娠中ママと二人目子育て中ママ)の場合は、一人目ママ(一人目妊娠中ママと一人目子育て中ママ)と比べて、各ベビー用品やマタニティ用品を用意する割合は低いことが分かりました。
一人目の妊娠・子育て期に用意したグッズを継続使用しているか、もしくは一人目での妊娠・子育て経験により、自分と子どもにとって「必要であるものとそうでないもの」を精査している可能性がありそうです。
コズレ子育てマーケティング研究所では、こうした妊娠中ママや子育て中ママのリアルな声をお伝えすると共に、今できる支援とは何かを明らかにしていきます。
本調査の詳細レポート、及び子育てマーケットに関する各種調査・コンサルティング・広告メニュー等についてご関心をお持ちいただいた場合にはお気軽にお問い合わせください。 (コズレ子育てマーケティング研究所 山内)
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「新型コロナウイルス感染症に関する調査(株式会社コズレ)」
https://cozre.co.jp/5314/
(コズレ子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)
【株式会社コズレについて】
株式会社コズレは、“子どもを育てることは未来を創るための重要な営みである”ととらえ、“子どもの成長を通じて実感する親の喜びを最大化すること”をミッションとし、全国に散在する子育て情報を集約し、技術を通じてマッチングさせる子育て情報マッチングプラットフォームを提供しています。
コズレでは、子育てナレッジシェアメディア「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)と子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「cozreコミュニティ」(https://www.cozre.jp/)を運営しており、妊娠中から小学生低学年の子どもを持つ20代~40代のパパ・ママを中心に全国で340万人以上(月間ユニークユーザー)が利用し、3年半で70万世帯・親子160万人に登録をいただき、会員数は順調に拡大しております。また、コズレ会員を調査パネルとしたマーケティングリサーチでは、累計550万以上の回答を収集してきました。このような国内最大級・コズレ独自の子育てビッグデータを核に、子育て世帯層へのマーケティングソリューションを提供しております。
【企業概要】
名称:株式会社コズレ/Cozre Inc. URL: http://www.cozre.co.jp/
所在地:東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F(1801B号室)
設立:2013年7月1日
会社HP:https://www.cozre.co.jp/
役員:田中穣二郎(代表取締役)、田中淳(取締役)、小川正樹(取締役)
松本大希(取締役)、早川修平(取締役)、刑部徹(取締役)
事業内容:インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)
子連れのおでかけ情報に関する投稿・検索サイト「cozreコミュニティ」(https://www.cozre.jp/)
受賞歴:新日本有限責任監査法人「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門代表受賞
東京都中小企業振興公社地域振興ファンド(第10回)支援事業、
経済産業省公募「創業補助金(地域需要創造型等起業・創業促進事業)」認定
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コズレ 担当:早川
TEL:03-6265-6877 Mail: pr@cozre.co.jp