この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=川原喜治)は、認知症予防の実態と商品ニーズについて調査を実施、その結果を発表した。
今回、認知症予防の実態と商品ニーズを明らかにすべく、50~70代の男女617人(現在、または将来的に「認知・記憶力の低下」(物忘れ・うっかりミス)が気になっており、現在「脳に良いとされるサプリメントや健康食品」をとっている人)を対象にアンケート調査を実施した。
その結果、調査対象者が「自身の認知機能の低下が気になり始めた年齢」は平均で59.8歳、「認知機能対策を始めた年齢」は平均で61.0歳であることがわかった。認知機能対策を始めたきっかけについては「年をとったから」とした人が約6割で最も多い結果となったが、「認知症は予防できる/早期であれば進行を遅らせることができると知ったから」とした人も約4割にのぼり(50代:31.0%、60代:42.0%、70代:51.0%)、高年層を中心に予防の重要性が浸透しつつある様子がうかがえた。
現在行っている認知機能対策としては、「適度な運動をする」「脳トレを行う」「十分な睡眠をとる」などが5割前後の出現率で上位となっている。「食品・飲料」での対策を行っている人は全体の45.5%で、特に「青魚類」を意識的に摂取している人が5割以上と多い。また、「アマニオイル」などの健康オイルを摂取している人も2割弱程度みられた。
認知機能対策としてサプリメントを摂取している層は60代と70代が中心で、特に“日常生活に影響が出始めた60代”の摂取意向が高い。同層は一般の健康食品ユーザーに比べて摂取している健康食品の種類が多く、健康食品に費やす1ヶ月あたりの金額も1,500円以上高い。そのため、認知機能対策のサプリメントについても、価格よりも効果や信頼性を重視し、メーカーを基準に商品を選ぶ傾向にある。
今後の対策意向については、「今まで以上に積極的に行いたい」という人が61.1%、「今までと同じくらいの程度で行いたい」という人が37.8%、「あまり積極的に行いたいとは思わない」という人が1.1%となった。今後行いたい対策としては、「脳に良いサプリメント・健康食品をとる」が8割以上で最多。以下「適度な運動をする」「脳に良い食品・飲料をとる」「十分な睡眠をとる」「バランスの良い食事をとる」などが続き、生活習慣に関連する対策を行いたいとする人が多くなっている。
このほか今回の調査では、新型コロナウイルスの自粛生活の影響や一人暮らしのシニアの特徴などについても聴取し、シニアの現状としてまとめている。
当レポートでは、50~70代男女の認知機能の低下の実態や、認知症に対する考え方、認知機能対策の実態、対策商品の摂取状況などを調査。性別、年代別に加えて、「マネジメントタイプ」、「ナチュラルタイプ」、「アラートタイプ」、「インアクティブタイプ」、「アクティブタイプ」、「センシティブタイプ」の6つのクラスターでも分析している。
【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:現在、または将来的に「認知・記憶力の低下」(物忘れ・うっかりミス)が気になっており、
現在「脳に良いとされるサプリメントや健康食品」をとっている人(50~70代男女10,000人から抽出)
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、
N数や出現率に誤差が生じている。
【調査内容】
■認知機能の低下の実態
■認知機能対策の実態
■対策商品の認知度・摂取状況
■認知症に対する考え方
■今後の対策意向
■新型コロナウイルスの影響
【調査実査日】
2020年10月13日
目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■調査票
【分析編】
1.認知機能の低下の実態
2.認知機能の低下と年齢
3-1.認知機能対策の実態(1)(きっかけ・目的)
3-2.認知機能対策の実態(2)(サプリメント・健康食品以外)
3-3.認知機能対策の実態(3)(サプリメント・健康食品:全体)
3-4.認知機能対策の実態(4)(サプリメント・健康食品:ブランド別)
4.今後の対策意向
5.今後の商品像
参考(1):脳に良いサプリメント・健康食品を摂っている人の特徴
参考(2):一人暮らしのシニアの特徴
参考(3):新型コロナウイルスの影響
6-1.クラスター別分析:マネジメントタイプ
6-2.クラスター別分析:ナチュラルタイプ
6-3.クラスター別分析:アラートタイプ
6-4.クラスター別分析:インアクティブタイプ
6-5.クラスター別分析:アクティブタイプ
6-6.クラスター別分析:センシティブタイプ
【集計編】
1.認知機能の低下を感じる症状(MA)
2-1.日常生活への影響度(SA)
2-2.精神面への影響度(SA)
3-1.認知機能の低下が気になり始めた年齢(SA)
3-2.認知機能の低下に対する対策を始めた年齢(SA)
4.家族・友人からの指摘(SA)
5.認知機能の低下の原因(MA/SA)
6.自分が認知症を発症する可能性(SA)
7.認知症を発症する可能性があると思う理由(MA)
8.認知症を発症する可能性がないと思う理由(MA)
9.コロナ禍による生活習慣の変化(SA)
10.コロナ禍による生活習慣の影響(MA)
11.自粛生活をきっかけに新たに始めたこと(MA)
12.認知機能対策を行うようになったきっかけ(MA)
13.認知機能対策を行う理由・目的(MA)
14.脳に良い栄養成分の認知度・摂取状況(MA)
15-1. 脳に良いサプリメント・健康食品の摂取状況(1)(MA)
15-2. 脳に良いサプリメント・健康食品の摂取状況(2)(MA/SA)
16.脳に良いサプリメント・健康食品の摂取期間(SA)
17.脳に良いサプリメント・健康食品の選択理由(MA)
18.脳に良いサプリメント・健康食品の効果実感度(SA)
19.実感した効果(MA)
20.効果を実感するまでにかかった期間(SA)
21.効果実感がないのに継続する理由(MA)
22.脳に良いサプリメント・健康食品を知ったきっかけ(MA)
23.脳に良いサプリメント・健康食品の購入先(MA)
24-1.サプリメント・健康食品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
24-2.脳に良いサプリメント・健康食品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
25.脳のために意識的に摂取している食品・飲料(MA)
26.健康オイルの認知度・摂取状況(MA)
27.認知症になる原因(MA/SA)
28.脳以外の器官の衰えが認知症に影響するか(SA)
29.脳の衰えを改善・維持できると思う対策(SA)
30.認知症に対する考え方(SA)
31.今後の対策意向(SA)
32.今後行いたい認知機能対策(MA)
33.今後摂取したい脳に良いサプリメント・健康食品の剤形(MA)
34.脳に良いサプリメント・健康食品に求める効果(MA)
35.魅力を感じるワード(MA)
36.魅力を感じるヘルスクレーム(MA)
37.効果を実感するまで継続できる期間(SA)
38.現在摂取している健康食品(サプリメント以外)(MA)
39.現在摂取しているサプリメント(MA)
40.普段行っている運動 (MA)
41-1.認知症予測テスト(実態)(SA)
41-2.認知症予測テスト(結果)(SA)
42.同居家族(MA)
43.価値観・ライフスタイル(SA)
体裁:CD-ROM[レポート編・データ編]
※【CD-ROM収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)
発刊日:2020年11月13日
頒価:390,000円(税抜)
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
今回、認知症予防の実態と商品ニーズを明らかにすべく、50~70代の男女617人(現在、または将来的に「認知・記憶力の低下」(物忘れ・うっかりミス)が気になっており、現在「脳に良いとされるサプリメントや健康食品」をとっている人)を対象にアンケート調査を実施した。
その結果、調査対象者が「自身の認知機能の低下が気になり始めた年齢」は平均で59.8歳、「認知機能対策を始めた年齢」は平均で61.0歳であることがわかった。認知機能対策を始めたきっかけについては「年をとったから」とした人が約6割で最も多い結果となったが、「認知症は予防できる/早期であれば進行を遅らせることができると知ったから」とした人も約4割にのぼり(50代:31.0%、60代:42.0%、70代:51.0%)、高年層を中心に予防の重要性が浸透しつつある様子がうかがえた。
現在行っている認知機能対策としては、「適度な運動をする」「脳トレを行う」「十分な睡眠をとる」などが5割前後の出現率で上位となっている。「食品・飲料」での対策を行っている人は全体の45.5%で、特に「青魚類」を意識的に摂取している人が5割以上と多い。また、「アマニオイル」などの健康オイルを摂取している人も2割弱程度みられた。
認知機能対策としてサプリメントを摂取している層は60代と70代が中心で、特に“日常生活に影響が出始めた60代”の摂取意向が高い。同層は一般の健康食品ユーザーに比べて摂取している健康食品の種類が多く、健康食品に費やす1ヶ月あたりの金額も1,500円以上高い。そのため、認知機能対策のサプリメントについても、価格よりも効果や信頼性を重視し、メーカーを基準に商品を選ぶ傾向にある。
今後の対策意向については、「今まで以上に積極的に行いたい」という人が61.1%、「今までと同じくらいの程度で行いたい」という人が37.8%、「あまり積極的に行いたいとは思わない」という人が1.1%となった。今後行いたい対策としては、「脳に良いサプリメント・健康食品をとる」が8割以上で最多。以下「適度な運動をする」「脳に良い食品・飲料をとる」「十分な睡眠をとる」「バランスの良い食事をとる」などが続き、生活習慣に関連する対策を行いたいとする人が多くなっている。
このほか今回の調査では、新型コロナウイルスの自粛生活の影響や一人暮らしのシニアの特徴などについても聴取し、シニアの現状としてまとめている。
当レポートでは、50~70代男女の認知機能の低下の実態や、認知症に対する考え方、認知機能対策の実態、対策商品の摂取状況などを調査。性別、年代別に加えて、「マネジメントタイプ」、「ナチュラルタイプ」、「アラートタイプ」、「インアクティブタイプ」、「アクティブタイプ」、「センシティブタイプ」の6つのクラスターでも分析している。
【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:現在、または将来的に「認知・記憶力の低下」(物忘れ・うっかりミス)が気になっており、
現在「脳に良いとされるサプリメントや健康食品」をとっている人(50~70代男女10,000人から抽出)
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、
N数や出現率に誤差が生じている。
【調査内容】
■認知機能の低下の実態
■認知機能対策の実態
■対策商品の認知度・摂取状況
■認知症に対する考え方
■今後の対策意向
■新型コロナウイルスの影響
【調査実査日】
2020年10月13日
目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■調査票
【分析編】
1.認知機能の低下の実態
2.認知機能の低下と年齢
3-1.認知機能対策の実態(1)(きっかけ・目的)
3-2.認知機能対策の実態(2)(サプリメント・健康食品以外)
3-3.認知機能対策の実態(3)(サプリメント・健康食品:全体)
3-4.認知機能対策の実態(4)(サプリメント・健康食品:ブランド別)
4.今後の対策意向
5.今後の商品像
参考(1):脳に良いサプリメント・健康食品を摂っている人の特徴
参考(2):一人暮らしのシニアの特徴
参考(3):新型コロナウイルスの影響
6-1.クラスター別分析:マネジメントタイプ
6-2.クラスター別分析:ナチュラルタイプ
6-3.クラスター別分析:アラートタイプ
6-4.クラスター別分析:インアクティブタイプ
6-5.クラスター別分析:アクティブタイプ
6-6.クラスター別分析:センシティブタイプ
【集計編】
1.認知機能の低下を感じる症状(MA)
2-1.日常生活への影響度(SA)
2-2.精神面への影響度(SA)
3-1.認知機能の低下が気になり始めた年齢(SA)
3-2.認知機能の低下に対する対策を始めた年齢(SA)
4.家族・友人からの指摘(SA)
5.認知機能の低下の原因(MA/SA)
6.自分が認知症を発症する可能性(SA)
7.認知症を発症する可能性があると思う理由(MA)
8.認知症を発症する可能性がないと思う理由(MA)
9.コロナ禍による生活習慣の変化(SA)
10.コロナ禍による生活習慣の影響(MA)
11.自粛生活をきっかけに新たに始めたこと(MA)
12.認知機能対策を行うようになったきっかけ(MA)
13.認知機能対策を行う理由・目的(MA)
14.脳に良い栄養成分の認知度・摂取状況(MA)
15-1. 脳に良いサプリメント・健康食品の摂取状況(1)(MA)
15-2. 脳に良いサプリメント・健康食品の摂取状況(2)(MA/SA)
16.脳に良いサプリメント・健康食品の摂取期間(SA)
17.脳に良いサプリメント・健康食品の選択理由(MA)
18.脳に良いサプリメント・健康食品の効果実感度(SA)
19.実感した効果(MA)
20.効果を実感するまでにかかった期間(SA)
21.効果実感がないのに継続する理由(MA)
22.脳に良いサプリメント・健康食品を知ったきっかけ(MA)
23.脳に良いサプリメント・健康食品の購入先(MA)
24-1.サプリメント・健康食品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
24-2.脳に良いサプリメント・健康食品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
25.脳のために意識的に摂取している食品・飲料(MA)
26.健康オイルの認知度・摂取状況(MA)
27.認知症になる原因(MA/SA)
28.脳以外の器官の衰えが認知症に影響するか(SA)
29.脳の衰えを改善・維持できると思う対策(SA)
30.認知症に対する考え方(SA)
31.今後の対策意向(SA)
32.今後行いたい認知機能対策(MA)
33.今後摂取したい脳に良いサプリメント・健康食品の剤形(MA)
34.脳に良いサプリメント・健康食品に求める効果(MA)
35.魅力を感じるワード(MA)
36.魅力を感じるヘルスクレーム(MA)
37.効果を実感するまで継続できる期間(SA)
38.現在摂取している健康食品(サプリメント以外)(MA)
39.現在摂取しているサプリメント(MA)
40.普段行っている運動 (MA)
41-1.認知症予測テスト(実態)(SA)
41-2.認知症予測テスト(結果)(SA)
42.同居家族(MA)
43.価値観・ライフスタイル(SA)
体裁:CD-ROM[レポート編・データ編]
※【CD-ROM収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)
発刊日:2020年11月13日
頒価:390,000円(税抜)
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358