2020年10月23日 17:30

【新刊書籍】原発事故の最前線で陣頭指揮を執った浪江町の「闘う町長」は、死の直前、ある秘密を新聞記者に託した。『白い土地 ルポ 福島「帰還困難区域」とその周辺』(三浦英之著、集英社クリエイティブ刊)発売

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【内容紹介】

「どうしても後世に伝えて欲しいことがあります」

原発事故の最前線で陣頭指揮を執った福島県浪江町の「闘う町長」は、死の直前、ある「秘密」を新聞記者に託した――。

帰還困難区域で娘を探し続ける父親、馬に青春をかける高校生、名門野球部を未来につなぐために立ち上がったOB、避難指示解除後たった一人で新聞配達を続ける青年、そして帰還困難区域で厳しい判断を迫られる町長たち……。原発被災地の最前線で生き抜く人々と、住民が帰れない「白い土地」に通い続けたルポライターの物語。

白地(しろ・じ)
東京電力福島第一原子力発電所が立地する福島県大熊町などで使われている隠語。放射線量が極めて高く、住民の立ち入りが厳しく制限されている「帰還困難区域」の中でも、将来的に居住の見通しが立たないエリアを指す。


【目次】
序章 白い土地
第一章 夕凪の海
第二章 馬術部の青春
第三章 「アトム打線」と呼ばれて
第四章 鈴木新聞舗の冬
第五章 ある町長の死 1
第六章 ある町長の死 2
第七章 ある町長の死 3
第八章 満州移民の村
第九章 フレコンバッグと風評被害
第一〇章 新しい町
第一一章 聖火ランナー
終章 一〇〇〇年先の未来


【著者プロフィール】
三浦英之(みうら・ひでゆき)
1974年、神奈川県生まれ。朝日新聞記者、ルポライター。『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』で第13回開高健ノンフィクション賞、『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』で第25回小学館ノンフィクション大賞、『南三陸日記』で第25回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(布施祐仁氏との共著)で第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。福島県南相馬市在住。


【特設サイト】
https://www.shiroitochi.com


【書籍概要】
書名: 白い土地 ルポ 福島「帰還困難区域」とその周辺
発売日:2020年10月26日
著者:三浦英之
定価:1800円+税
体裁:四六判ハードカバー 260ページ
発行:集英社クリエイティブ
発売:集英社
URL:http://www.shueisha-cr.co.jp/CGI/book/detail.cgi/1765/
ISBN:978-4-420-31090-1

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商号
株式会社 集英社クリエイティブ(カブシキカイシャ シュウエイシャクリエイティブ)
代表者
徳永 真(トクナガ シン)
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〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-23-1 
TEL
03-3288-9821
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
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