生誕120年を迎えた杉原千畝を記念して、打楽器奏者の會田瑞樹がリトアニアで協奏曲を初演。渡航困難な状況下にリモートワークで挑んだ新たな音楽表現
国際的に活躍する打楽器奏者の會田瑞樹(スリーシェルズ提携アーティスト)は2020年10月8日、リトアニア首都ヴィリニュスにおいて開催された聖クリストファー室内合奏団特別演奏会「杉原千畝に捧ぐ」にリモート出演いたしましたことを、10月15日に報告致します。海外渡航が困難な状況で、リモートワークによる映像中継で日本とリトアニアを結び、オーケストラとの協奏曲を演奏するという新たな試みでした。
演奏会は生誕120年を迎える杉原千畝をテーマに、リトアニアと日本人の作曲家による作品が演奏され、リトアニア国営放送による中継放送も行われました。
2020年10月8日公演/リトアニア国営放送の配信アドレス
https://www.lrt.lt/mediateka/irasas/2000124589/sv-kristoforo-kamerinio-orkestro-koncertas-c-sugiharos-kelias-is-kotrynos-baznycios
10月9日、リトアニアでの現地レビューでは新しい試みを賞賛。
https://www.lrytas.lt/kultura/scena/2020/10/09/news/pagerbdami-japonu-diplomata-cijune-sugihara-lietuviu-muzikantai-mete-issuki-pasauli-sukausciusiai-pandemijai-16624448/#foto=16627687
見出し:「リトアニアの音楽家は、日本の外交官Chiune SUGIHARAに敬意を表して世界的なパンデミックに挑戦。」
本文より抜粋
「コンサートは、指揮者M.Barkasukasと聖クリストファー室内合奏団に捧げられたM.Aitaの作品「Chant/Sutartinés」の初演から始まりました。 聴衆は中世の音楽のモチーフ、日本の詩のリズム、そしてリトアニアのエコーの両方を聞くことができました。 ソリストはスクリーンからライブオーケストラに貢献しました。作品は美しいジェスチャーで終わりました。ビデオプロジェクションでは、作品を演奏したすべてのリトアニアのミュージシャンの名前と姓が誰かの手によって書道で書かれていました。 おそらく彼らに仕事を捧げたのはM.Aitaの手だったのでしょう。」
會田瑞樹と聖クリストファー室内合奏団との出会いは2018年に遡ります。オーケストラ・アンサンブル金沢首席コントラバス奏者、ダニエリス・ルビナスの紹介で権代敦彦氏の新作《Swol for Vibraphone and Strings Orchesta》の初演の縁を得、初演は大成功のうちに幕を収め、その時に指揮を務めたModestas Barkauskas(1985年生まれ)とはその後も折に触れて連絡を取り合っていました。
2019年12月、モデスタスから2020年秋に杉原千畝生誕120年を祝う演奏会を開催し、再びソリストとして會田瑞樹をリトアニアに招くプランが提案されました。モデスタスは2018年の公演の後、創設者であり初代音楽監督であるドナトス・カクタスより、楽団の2代目音楽監督に就任。すぐさま演奏曲の調整を行い、杉原千畝をテーマとした新作コンサートを計画していました。
しかし、2020年初頭、全世界を揺るがす問題に直面することになります。モデスタス、そしてオーケストラのマネージャーであるダリウスと幾度にも渡りメールをやり取りしました。延期も検討されましたが、杉原千畝メモリアルイヤーである2020年に開催するべきという結論に至りました。そこで、會田瑞樹は、リモートワークによる映像共演ができないだろうかと提案して、リトアニア、日本の両国で検討を重ねてた結果、今回のリモートワーク初演に繋がりました。
公演はリトアニア国営放送による収録を行い、生配信、アーカイブ化。後日、リトアニア国営放送でも放送予定です。
プロフィール
會田瑞樹(パーカッション)Mizuki Aita, percussion
1988年宮城県仙台市出身。宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学、および同大学院修士課程修了。佐々木祥、星律子、吉原すみれ、神谷百子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事。日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」において第2位入賞。2016年NHK-BSプレミアム『クラシック倶楽部』出演。これまでに3枚のアルバム『with…』(朝日新聞推薦盤)『ヴィブラフォンのあるところ』(レコード芸術特選盤)『五線紙上の恋人』(レコード芸術準特選盤)を発表し、いずれも高い評価を得た。
打楽器のための新しいレパートリーの発展を活動の中心に据え、これまでに200作品以上の新作を初演。東京交響楽団、中国国家交響楽団、リトアニア・聖クリストファー室内合奏団との新作協奏曲初演をはじめ、国際交流基金アジアセンター主催事業「Notes」では自作曲初演を含むインドネシア公演を開催するなど海外での活動も積極的に行っている。2019年は自らの声を使った表現にも積極的に取り組んだほか、第10回JFC作曲賞へのノミネートを果たすなど、作曲活動へも力を注ぎ、垣根を超えた活動を展開している。
會田瑞樹ホームページ
https://mizukiaita.tabigeinin.com/
■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。
株式会社スリーシェルズ
〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目4-4 ツイントラスビル8階
TEL:070-5464-5060
http://www.3s-cd.net/
メール jcacon@gmail.com
担当 西
国際的に活躍する打楽器奏者の會田瑞樹(スリーシェルズ提携アーティスト)は2020年10月8日、リトアニア首都ヴィリニュスにおいて開催された聖クリストファー室内合奏団特別演奏会「杉原千畝に捧ぐ」にリモート出演いたしましたことを、10月15日に報告致します。海外渡航が困難な状況で、リモートワークによる映像中継で日本とリトアニアを結び、オーケストラとの協奏曲を演奏するという新たな試みでした。
演奏会は生誕120年を迎える杉原千畝をテーマに、リトアニアと日本人の作曲家による作品が演奏され、リトアニア国営放送による中継放送も行われました。
2020年10月8日公演/リトアニア国営放送の配信アドレス
https://www.lrt.lt/mediateka/irasas/2000124589/sv-kristoforo-kamerinio-orkestro-koncertas-c-sugiharos-kelias-is-kotrynos-baznycios
10月9日、リトアニアでの現地レビューでは新しい試みを賞賛。
https://www.lrytas.lt/kultura/scena/2020/10/09/news/pagerbdami-japonu-diplomata-cijune-sugihara-lietuviu-muzikantai-mete-issuki-pasauli-sukausciusiai-pandemijai-16624448/#foto=16627687
見出し:「リトアニアの音楽家は、日本の外交官Chiune SUGIHARAに敬意を表して世界的なパンデミックに挑戦。」
本文より抜粋
「コンサートは、指揮者M.Barkasukasと聖クリストファー室内合奏団に捧げられたM.Aitaの作品「Chant/Sutartinés」の初演から始まりました。 聴衆は中世の音楽のモチーフ、日本の詩のリズム、そしてリトアニアのエコーの両方を聞くことができました。 ソリストはスクリーンからライブオーケストラに貢献しました。作品は美しいジェスチャーで終わりました。ビデオプロジェクションでは、作品を演奏したすべてのリトアニアのミュージシャンの名前と姓が誰かの手によって書道で書かれていました。 おそらく彼らに仕事を捧げたのはM.Aitaの手だったのでしょう。」
會田瑞樹と聖クリストファー室内合奏団との出会いは2018年に遡ります。オーケストラ・アンサンブル金沢首席コントラバス奏者、ダニエリス・ルビナスの紹介で権代敦彦氏の新作《Swol for Vibraphone and Strings Orchesta》の初演の縁を得、初演は大成功のうちに幕を収め、その時に指揮を務めたModestas Barkauskas(1985年生まれ)とはその後も折に触れて連絡を取り合っていました。
2019年12月、モデスタスから2020年秋に杉原千畝生誕120年を祝う演奏会を開催し、再びソリストとして會田瑞樹をリトアニアに招くプランが提案されました。モデスタスは2018年の公演の後、創設者であり初代音楽監督であるドナトス・カクタスより、楽団の2代目音楽監督に就任。すぐさま演奏曲の調整を行い、杉原千畝をテーマとした新作コンサートを計画していました。
しかし、2020年初頭、全世界を揺るがす問題に直面することになります。モデスタス、そしてオーケストラのマネージャーであるダリウスと幾度にも渡りメールをやり取りしました。延期も検討されましたが、杉原千畝メモリアルイヤーである2020年に開催するべきという結論に至りました。そこで、會田瑞樹は、リモートワークによる映像共演ができないだろうかと提案して、リトアニア、日本の両国で検討を重ねてた結果、今回のリモートワーク初演に繋がりました。
公演はリトアニア国営放送による収録を行い、生配信、アーカイブ化。後日、リトアニア国営放送でも放送予定です。
プロフィール
會田瑞樹(パーカッション)Mizuki Aita, percussion
1988年宮城県仙台市出身。宮城県仙台第二高等学校を経て武蔵野音楽大学、および同大学院修士課程修了。佐々木祥、星律子、吉原すみれ、神谷百子、有賀誠門、藤本隆文の各氏に師事。日本現代音楽協会主催第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」において第2位入賞。2016年NHK-BSプレミアム『クラシック倶楽部』出演。これまでに3枚のアルバム『with…』(朝日新聞推薦盤)『ヴィブラフォンのあるところ』(レコード芸術特選盤)『五線紙上の恋人』(レコード芸術準特選盤)を発表し、いずれも高い評価を得た。
打楽器のための新しいレパートリーの発展を活動の中心に据え、これまでに200作品以上の新作を初演。東京交響楽団、中国国家交響楽団、リトアニア・聖クリストファー室内合奏団との新作協奏曲初演をはじめ、国際交流基金アジアセンター主催事業「Notes」では自作曲初演を含むインドネシア公演を開催するなど海外での活動も積極的に行っている。2019年は自らの声を使った表現にも積極的に取り組んだほか、第10回JFC作曲賞へのノミネートを果たすなど、作曲活動へも力を注ぎ、垣根を超えた活動を展開している。
會田瑞樹ホームページ
https://mizukiaita.tabigeinin.com/
■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。
株式会社スリーシェルズ
〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目4-4 ツイントラスビル8階
TEL:070-5464-5060
http://www.3s-cd.net/
メール jcacon@gmail.com
担当 西