2020年09月09日 11:30

SolarWinds、年次調査「 IT Pro Day 2020:You Were Built for This」を実施

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
コロナ禍でも、ITプロフェッショナルはスキルを向上、40%以上が今後のITプロフェッショナルの重要性の増加を予測


米国テキサス州オースティン - パワフルかつ手ごろな価格のIT管理ソフトウェアの主要プロバイダーであるSolarWinds(NYSE:SWI)は本日、同社が実施した「IT Pro Day 2020:You Were Built for This」の調査結果を発表しました。本調査では、コロナ禍におけるITプロフェッショナルの取り組みや、責任の変化、また今後のITが担う重要性をまとめています。この調査は、2020年9月15日(毎年9月の第3火曜日)に開催される「IT Pro Day(ITプロフェッショナルの日)」の一環として、ITに従事するプロフェッショナルを称え、ITプロフェッショナルがサポートしてきたテクノロジーや直面してきた変化のスピードを振り返ることを目的としています。

調査対象のITプロフェッショナルのおよそ3分の2(64%)が、予算の削減、意思決定における責任の拡大、勤務時間の延長などの課題に直面するなかで、自信を持つことにも繋がったと回答しています。同様に、半数弱(46%)がこれまで以上に新たなアイデアを提案する機会に恵まれたと感じており、半数以上(58%)が同様の予期せぬ事態にも対応する準備が出来ていると回答しています。

SolarWindsの最高情報責任者であるRani Johnsonは以下のように述べています。「この前例なき時代において企業の成功を支えるのは、ITプロフェッショナルによる準備と大きな変化にも適応する管理能力です。2020年、世界中が新型コロナウイルス感染症の影響を受けるなかで、ITプロフェッショナルの存在価値は高まりました。今後ビジネスレベルの意思決定では、ITプロフェッショナルの見識がより重要視され、IT部門への期待はより一層高まることが予想されます。この数か月、世界中のITプロフェッショナルがビジネスの回復力と継続性を確保するために献身的に取り組んできたことは、組織のさらなる目標達成やビジネスリーダーとITコミュニティの連携強化につながっています。」

コロナ禍でITプロフェッショナルが成し遂げた成果とそれにより得た自信は、今後ビジネスにおけるITへの評価を大きく変えていくとされています。同調査ではITプロフェッショナルの40%が、今後ビジネスレベルの会議に参加することが増えると回答しており、経営幹部層に対するIT部門の発言権が強まると予想されます。また、コロナ禍の対応を通じて、回答者の4分の1(26%)以上がスキルを向上しており、市場におけるITの役割が今後拡大していくことを示しています。同様に、31%がポスト・コロナ時代の急激な変化に対応するため、内部プロセスを再検討する必要があることを認識しており、今後もITプロフェッショナルのスキルアップに焦点が当てられることを示しています。

Rani Johnsonは以下のように続けています。「新たな責任は常に新たなスキルを必要とします。本調査では、回答者のおよそ半数が、変容しているITの要件に適応するためのトレーニングをすでに受けたと認識している一方で、約3分の1はそのようなトレーニングをまだ受けていないと回答しており、IT部門が最適化を目指す中で、取り残される人々がいるリスクを孕んでいます。SolarWindsは、ITプロフェッショナルが能力を十分に発揮するためには、ツール、リソース、トレーニング、予算が不可欠であると理解しています。当社は、高い利便性を持つ手頃な価格帯のIT運用管理ソリューションの提供、カスタマーサポート、SolarWindsアカデミー、SolarWinds Lab(TM)、SolarWinds TechPod(TM)、150,000人以上が登録するTHWACK(R)コミュニティなどのリソースを通して、ITプロフェッショナルが直面する課題解決への支援をミッションとして掲げています。ニューノーマル時代では、IT部門と経営層の連携強化やITに対する認知の変化がもたらされ、引き続きビジネスの継続性を支援するITプロフェッショナルが働きやすくなるよう期待しています。」

主な調査結果
「IT Pro Day 2020:You Were Built for This」では、コロナ禍で、SolarWindsのTHWACKユーザー コミュニティに参加する世界中の技術専門家の役割・責任・経験がどのように変化してきたかをまとめています。

ITプロフェッショナルは、コロナ禍でより厳しい業務条件に直面しているにもかかわらず、想定外の変化に対応する上で、その役割・責任・能力に関わる自信がついたと述べています。
 ● 回答者はコロナ禍で日常業務が影響を受けた主な要因として、チーム拡大による勤務時間の延長(29%)、責任の増加(28%)、意思決定の要求(28%)、および仕事に関連するストレスの増加(22%)を挙げています。
 ● およそ3分の2(64%)が、日常的業務の変化を踏まえたうえでも、コロナ禍での経験が自信に繋がったと述べています。
  - コロナ禍で達成した業務を通して、提案力が身についた(46%)
  - 今後も想定外の事態に対応できる準備ができた(58%)、想定外の事態に対応できる準備はできたが、リソースやトレーニング、サポートを必要としている(29%)
 ● 回答者の40%が、コロナ禍での実績を考慮すると、今後ビジネスレベルの会議や意思決定においてITの重要性が高まると述べています。

新型コロナウイルス感染症の影響により、システム管理、ネットワーク管理、セキュリティ ポリシーやコンプライアンスなど重要な能力に関する、ITプロフェッショナルのスキルアップが加速しました。
 ● リモートワークへの移行支援のため、新しい技術について学ぶことが必要だった(26%)
 ● 開発におけるもっとも重要なスキル:
  - システム管理(55%)
  - ネットワーク管理(50%)
  - セキュリティ ポリシーとコンプライアンス(43%)
  - ハイブリッドITモニタリング/管理ツールと指標(28%)
 ● 上記スキルの習得に必要なトレーニングを受けた(47%)
 ● 上記スキルの習得に必要なトレーニングなどのリソースの活用を現在待っている(25%)
 ● コロナ禍において、ITプロフェッショナルに必要とされるスキルの幅の広さがより明確になりました。これは役割の境界線が薄れ、サイロが崩壊していることを示唆しています。SolarWindsが2020年5月11日(日本時間)に発表した「SolarWinds ITトレンド レポート2020: ITの世界共通言語」でも、現在ITプロフェッショナルは従来の役割を超えた業務をこなしており、既存のサイロが解体されている状態にあると指摘しています。

今後数か月におよび、ニューノーマル時代に向けてIT組織はリモートワークの本格化に伴う新たなIT要件を実現するために、テクノロジー、プロセス、およびチーム構成の変化を経験していくことが予想されます。
 ● 回答者の3分の2以上(71%)が、リモートワークの支援はある側面では日常的な管理業務を楽にする一方で、新たな課題も生み出していると述べています。
  - ニューノーマル時代に必要とされる変化の速さに対応するために、内部プロセスを再検討する必要がある(31%)
  - リモートワークを行う従業員が抱える問題に対応する際、既存のツールやテクノロジーが不十分である(18%)
  - 管理・メンテナンスを効率化し維持費を削減するために、既存のソリューションおよびベンダーを統合する必要がある(28%)
 ● 多くのITプロフェッショナルがリモートワークへの移行を実現し、組織のビジネスの継続性に貢献している中で、今後のIT組織におけるIT部門のトレンドを次のように予想しています。
  - チーム間のコラボレーションの強化(53%)
  - 責任の増加(46%)
  - ビジネスレベルの会議や意思決定におけるIT部門の招集(41%)
  - (新型コロナウイルスの収束に関わらず)予算削減(26%)
  - スキルの向上およびトレーニングへの参加(25%)

本調査結果は、2020年7月に実施された調査に基づいており、SolarWinds THWACKユーザー コミュニティに参加中の公共/民間セクターの大企業および中小企業に在籍する122名のIT担当者、マネージャー、ディレクターから回答を得ています。

IT Professionals Day(ITプロフェッショナルの日)とは
「ITプロフェッショナルの日」は毎年、経験や勤務年数に関係なく、すべてのITプロフェッショナルを称える日として設立されました。「システム管理者感謝の日」等の祝日は、一種類の職種のみが対象ですが、「ITプロフェッショナルの日」は、システム管理者のみならず、ネットワークエンジニア、データベース管理者、情報セキュリティプロフェッショナル、開発者、MSP、ITサポート技術者、およびその他すべての職種を含むIT関連の役割に従事している人を称えるために設けられています。詳しくは、右記ウェブサイトをご覧ください。ITProDay.org

その他のリソース
● ITProDay.org(英語)
 https://www.itproday.org/

● National Day Calendar: ITプロフェッショナルの日(英語)
 http://nationaldaycalendar.com/national-it-professionals-day-third-tuesday-in-september

● SolarWinds、ITプロフェッショナルの日を公式休暇に設定(英語)
 https://www.solarwinds.com/company/press-releases/solarwinds-establishes-it-professionals-day-as-official-holiday-north-america

● SolarWinds THWACKcamp(TM)(英語)
 https://thwack.solarwinds.com/t5/THWACKcamp-2020/ct-p/thwackcamp-2020

● SolarWinds Lab(英語)
 https://thwack.solarwinds.com/community/solarwinds-lab/

● SolarWinds TechPod(英語)
 https://orangematter.solarwinds.com/category/podcast/

SolarWindsとつながる
● THWACK
https://thwack.solarwinds.com/

● Twitter(R)
https://twitter.com/solarwinds

● Facebook(R)
https://www.facebook.com/SolarWinds/

● LinkedIn(R)
https://www.linkedin.com/company/solarwinds

#SWI

SolarWindsについて
SolarWinds(NYSE:SWI)はパワフルかつ手ごろな価格のIT管理ツールの主要プロバイダーです。当社製品により、世界中の組織はその業種や規模、複雑性に関係なく、オンプレミス、クラウド、ハイブリッド モデルなどいずれのモデルからでも、ITサービス、インフラストラクチャ、アプリケーションの監視と管理を行えるようになります。当社は、高パフォーマンス、高可用性のITインフラストラクチャとアプリケーションの維持に直面する課題を把握するため、ITサービスおよびオペレーション プロフェッショナル、DevOpsプロフェッショナル、マネージド サービス プロバイダー(MSP)など、テクノロジー プロフェッショナルと継続的に関わっています。THWACK(R)と呼ばれるオンラインコミュニティなどの場で得たインサイトから、IT管理の課題を十分に把握し、テクノロジー プロフェッショナルが望む方法で解決できるよう支援しています。このようなユーザーに向き合った開発姿勢と卓越したエンド ツー エンドのハイブリッドIT管理へのコミットメントにより、SolarWindsはネットワークとITサービス管理、アプリケーション パフォーマンス、マネージド サービスのソリューションにおける世界的リーダーに成長しました。詳細については、www.solarwinds.comをご覧ください。

SolarWinds、SolarWinds & Design、Orion、およびTHWACKという商標は、SolarWinds Worldwide, LLCまたはその関連会社の専有財産であり、米国特許商標局に登録されています。また、他の国々でも登録済みまたは登録申請中である場合があります。その他すべてのSolarWindsの商標、サービス マーク、およびロゴは、登録済みまたは登録申請中であるほか、コモンロー商標である場合もあります。本書に記載されているその他すべての商標は識別のみの目的で使用されているもので、それぞれの企業が所有する商標です(登録商標の可能性もあります)。
(C) 2020 SolarWinds Worldwide, LLC.All rights reserved.

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
ソーラーウインズ・ジャパン株式会社(ソーラーウインズ・ジャパンカブシキガイシャ)
代表者
脇本 亜紀(ワキモト アキ)
所在地
〒104-0031
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン26階
TEL
050-6861-3304
業種
ソフトウエア
上場先
その他
会社HP
https://www.solarwinds.com/ja

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.