2020年08月31日 15:30

【amsプレスリリース】amsとIbeo、オートモーティブ市場に向けてソリッドステートLiDARテクノロジーの展開を加速

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News facts:
・amsとIbeoが高度運転支援システムと自動運転市場に向けたソリッドステートLiDARテクノロジーの導入を飛躍的に加速

・ワーキングサンプルを近日中に世界中の顧客へ提供予定

・両社は2022年の量産開始を目指し、最高クラスのパフォーマンスを実現する見通し
高性能センサソリューションをグローバルに提供する大手サプライヤーのamsの日本法人amsジャパン株式会社(本社:東京都港区、カントリーマネージャー:岩本桂一)と、ドイツに拠点を置き自動車向けLiDARセンサテクノロジーと関連ソフトウェアの技術を世界的にリードする専門企業のIbeo Automotive Systems GmbHは、自動運転用のソリッドステートLiDARテクノロジーを市場へ導入する提携で大きな成果を上げたことを発表しました。amsとIbeoは、ibeoNextソリッドステートLiDARに関して、2018年にLiDARの共同開発を開始しています。両社の目標は、高度運転支援システム(ADAS)のオートモーティブ市場へソリッドステートLiDARを提供し、自動運転システムの採用を普及させることです。また、業界初の真のソリッドステートLiDARセンサの開発も順調に進んでいます。Ibeoは2020年10月より世界中の顧客に向けてサンプルの出荷を開始し、2022年のLiDAR量産に向けて、最高クラスの性能達成を確かなものにします。この結果、オートモーティブ分野でソリッドステートLiDARの大量展開が可能となります。

Ibeo Automotive SystemsのCEO、Ulrich Lages博士は次のように述べています。「当社の主力製品は、欧州を含め世界中の自動車メーカーに採用されています。amsとの提携により、グローバル市場に出荷可能な最初のサンプルが実現できたことを発表でき、うれしく思います。Ibeoとamsはオートモーティブ市場において重要なLiDAR技術について提携を継続し、2022年の量産体制確立を目指します」

amsのEMEA地域でセールスとマーケティングのシニアバイスプレジデントを務めるPascal Philipponはこう述べます。「差別化技術に注力することで、amsとIbeoの提携は、オートモーティブ産業の信頼性および安全性基準を満たす高度なソリューションを顧客に提供し続け、今後数年間で予定しているマスマーケット投入への準備を整えることができます」

LiDARシステムはレーザーパルスを放射し、様々な障害物から反射された光を検証します。タイムオブフライト、またはレーザーパルスがセンサへ再び戻るまでにかかる時間を利用して、ソフトウェアが周囲の障害物までの距離を計算します。最新のLiDARシステムは多数のレーザーパルスを同時並行で処理することができます。結果的に、ガードレールや路上の標識のみならず、車両、自転車、歩行者の位置や動きを認識した周囲環境の3Dモデルが生成されます。長距離に対応し高い空間解像度を保つことに加え、高精度を誇ることがLiDARテクノロジーの大きな利点となります。機械式やMEMSミラーなどの他のLiDARと異なり、ソリッドステートのソリューションは可動式のビームステアリング機構を持ちません。このため、信頼性と複雑性の点で大きなメリットが得られます。

amsは市場でも最高の電力密度を誇る高度VCSELテクノロジーを開発・提供するリーダー企業です。当社の高出力VCSELはエミッター個々の不具合にあまり影響されないため、スキャンタイプやフラッシュタイプのアプリケーションで差別化を図ることができ、広範な温度範囲で安定して動作し、統合が容易です。amsのVCSELはエミッタアレイを形成するため非常に拡張性が高くなっています。amsのテクノロジーはアドレスを指定可能、つまりダイの特定領域のみ出力させることができます。これがトゥルーソリッドステートトポロジーを可能にします。また、amsの研究開発を通じて機能安全性基準と目の保護機能の統合が強化され、非常に強固なテクノロジーが実現されます。

Ibeoの主力製品、ibeoNEXTはLiDARセンサテクノロジーにおける同社の先端技術をさらに進化させます。ibeoNEXTソリッドステートLiDARはクラス最高の広範な検出範囲、高解像度、広い垂直角度を特徴とします。ソフトウェアとテクノロジーにおけるIbeoの専門知識を組み合わせることで、IbeoのソリッドステートLiDARセンサは完全な自動運転への道のりをさらに一歩前進させます。

amsのソリッドステートLiDAR照明ソリューションに関する詳細情報は、https://ams.com/lidarをご参照ください。

amsについて
amsは先進的なセンサソリューションの設計と製造におけるグローバルリーダーです。当社のミッションは、人とテクノロジーの間にシームレスなインターフェースを提供することで、センサソリューションで世界を牽引することです。amsの高性能センサソリューションは、小型フォームファクタ、低消費電力、最高感度、そして複数センサの統合を必要とするアプリケーションに最適です。amsは、民生、通信、産業、医療、自動車の各市場に向けて、センサソリューション、センサIC、インターフェースおよび関連ソフトウェアを提供しています。amsは、オーストリアのウンタープレムシュタッテンに本社を置き、グローバルで約9,000人の従業員を有し、8,000のお客様を支援しています。amsは、スイス証券取引所(SIX)に上場(ティッカー・シンボル:AMS)しています。詳細については、https://www.ams.comをご覧ください。

amsはams AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。本プレスリリースで提供される情報は公開時点にて正確であることが確認されており、予告なく変更される場合があります。

Ibeoについて

Ibeo Automotive Systems GmbHはLiDAR(光検出と距離測定)センサ、関連製品、ソフトウェアツールにて世界をリードする技術企業です。同社の技術は安全補助システムとして自動車に適用されたり、自律走行の現場で活用されています。同社の目標は運転プロセスにおいて車を運転手のパートナーとするべくモビリティを再定義し、交通をより安全にすることです。Ibeoはドイツのハンブルグ、オランダのアイントホーフェンと米国のデトロイトにて400名以上の従業員を擁します。

2016年以降、ドイツの自動車サプライヤーであるZF Friedrichshafen AGは、当初は、Zukunft Ventures GmbH経由で、2019年以降はZFの完全子会社であるZF Automotive Germany GmbH経由で、Ibeoの株式を40%保有しています。Ibeoは2018年に創立20周年を迎えました。

詳細については、https://www.ibeo-as.com をご覧ください。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

ams OSRAM Group
商号
ams OSRAM Group(エーエムエスオスラムグループ)
代表者
針田 靖久(ハリタ ヤスヒサ)
所在地
〒141-0032
東京都品川区大崎二丁目11番1号 大崎ウィズタワー20階
TEL
03-6421-7016
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
未上場
会社HP
https://ams-osram.com/ja/

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