ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:田中 潤、以下ウイングアーク1st)は、toBeマーケティング株式会社が、全社的な業務の改善を進めるにあたり、クラウドベースの帳票サービス「SVF Cloud for Salesforce(以下、SVF Cloud)」を導入したことを本日お知らせします。
【toBeマーケティング株式会社について】
顧客の行動と顧客との属性を踏まえたプラン策定・解決策と共にマーケティングオートメーションとCRMを組み合わせた様々なサービスを、コンサルティング/IT導入支援/伴走活用支援を柱として提供しています
【背景】
toBeマーケティングでは、事業が急成長する中での業務の効率化を目指すために、全社的な業務改善プロジェクトを2020年1月に立ち上げました。見込み顧客の創出から受注、サービス提供後の入金まで、一連の業務フローにSalesforceのCRM「Sales Cloud」が関わっているため、「Sales Cloud」を基軸に改善策を検討し、課題として明らかになったのが、見積もりや注文書などの帳票作成のオペレーションでした。これまでは、顧客と商談を行う担当者が、Salesforceで利用可能なマークアップ言語であるVisualforceやExcelで帳票を作成していたため、作成工数の負担や人的ミスが発生していただけでなく、承認後の修正防止やバージョン管理も難しい状況にありました。また、Visualforceはカスタマイズの難易度が高いため業務が属人化してしまう懸念もあり、業務のボトルネックになっていました。
そこで、ガバナンスの強化のほか、作業工数やミスの削減、業務の自動化といった観点から、システム経由での帳票の発行と承認がおこなえる運用への切り替えを検討し、「SVF Cloud」を導入し、2020年4月に稼働を開始しました。
「SVF Cloud」の導入のポイントは以下です。
・見積書や注文書を柔軟に発行できる「Sales Cloud」 との親和性
・Salesforceの情報のマッピング制御がしやすい
・複雑な帳票の表現が描けるカスタマイズ性の高さ
【導入効果】
導入後は、担当する顧客への見積もりや注文書、検収書の発行に「SVF Cloud」を活用しています。情報システム部門では、これまで必ず週1回2時間程度は対応していたユーザーからの問い合わせがほぼゼロになったほか、メンテナンスの時間や手間が大幅に削減されました。ユーザー部門では、帳票の作成作業が自動化されただけでなく、作成番号がSalesforceの商談と自動連携されるため、業務効率が大幅に向上しました。
また、従来はExcelでつどカスタマイズが必要だった見積もり発行時の値引きの見せ方も、現在はSalesforceの商談に登録された商品情報と紐付けて、営業側で柔軟にカスタマイズが可能になりました。管理部門ではどの商品からいくら値引きされたのか明確になり、受発注の管理も可能となり、ガバナンスの強化と業務効率化をはかりました。
今後は、秘密保持契約書や業務委託契約書など、すべての書類を「SVF Cloud」で運用できるよう検討しており、こうしたノウハウを顧客に展開し、Salesforceの更なる活用支援につなげていくことを目指しています。
■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/211.html
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