[NASDAQ: MCHP] - Ethernetアーキテクチャはこれまでも広く使われており、採用すると様々な応用の設計、設定、制御を簡単にできます。これは、より多くのデータを高速に転送する必要があるコネクテッド モビリティでも同じです。車載ネットワークは、一部のセグメントを休止させオンデマンドで復帰させるパーシャル ネットワーキングに大きく依存しています。車載EthernetのリーダーであるMicrochip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は本日、一般的なデバイスの約1/4であるスリープ電流(15 uA未満)を実現したOPEN Alliance TC10スリープ/ウェイクアップ規格準拠Ethernet物理層トランシーバ(PHY)、LAN8770を発表しました。
LAN8770は、小型低コストのIEEE 802.3bw-2015仕様準拠シングルポート100BASE-T1 Ethernet PHYであり、5×5 mmまたは6×6 mmのウェッタブル フランクQFNパッケージで提供します。この小さなパッケージは、インフォテインメント ヘッドユニット、テレマティクス モジュール、ADAS(先進運転支援システム)等、スペースの制約が厳しい応用に理想的です。本デバイスは1本のUTP (Unshielded Twisted Pair)で100 Mbpsを転送でき、車載EMI(電磁干渉)要件を満たし、AEC-Q100 Grade 1 (-40~+125℃)認定済みです。また、LAN8770はMicrochip社の機能安全対応製品です。お客様の最終製品のISO26262安全認証が簡単になるように設計されており、専用ハードウェア安全機能、FMEDA(故障モード影響診断解析)、安全マニュアルをサポートしています。
LAN8770MはMII/RMII、LAN8770RはMII/RMII/RGMIIを使ったEthernet MACとの通信をサポートしています。RGMIIおよびRMIIアプリケーションの場合、外部参照クロックの代わりに125または50 MHz参照クロック出力を使う事もできます。
「通常、車載モジュールのスリープ (バッテリ) モード消費電流は100 uA以下にする必要があります。そのため、PHYだけで50 uAを消費してしまうと、パワーバジェットを超えないように追加回路が必要となってしまいます」とMicrochip社USBおよびネットワーク製品部門副社長のCharles Forniは述べています。「従来のソリューションでは電源をON/OFFするためだけに配線またはCANバスを追加していましたが、LAN8770では不要であり、そのため部品点数、工数、コストを削減できます。」
Microchip社のLAN8770 EtherGREENTM省電力テクノロジを使うと、低消費電力動作、超低消費電力スリープ、ウェイクアップ モードを実現できます。内蔵リニア レギュレータとMicrochip社のflexPWR(R)テクノロジを使うと、xMIIおよび入出力電圧を可変にできるため設計の柔軟性が向上し、消費電力をさらに低減できます。
開発ツール
内蔵のLinkMD(R)ケーブル診断システムを使うと、ケーブル不良、短絡、開放を検出できます。また本デバイスは、レシーバの信号品質表示(SQI)、過熱、低電圧保護、各種ステータス割り込みサポート、各種ループバックおよびテストモードも備えています。さらに、無償のオンライン設計レビューサービスであるMicrochip LANCheck(R)も利用可能です。AUTOSAR(R)、Linux(R)、RTOSソフトウェア ドライバも提供しています。
100BASE-T1から100BASE-TXへのメディア コンバータ評価用キットは本日より提供を開始いたします。Microchip社製ATSAMV71-XULT Xplained Ultraマイクロコントローラ キットとSAMA5D3-EDSマイクロプロセッサ キットで使える100BASE-T1ドータカード評価用ボードも提供を開始いたします。
在庫/供給状況
LAN8770M (MII/RMII)は5×5 mm 32ピン、LAN8770R (MII/RMII/RGMII)は6×6 mm 36ピンQFNパッケージで提供いたします。どちらのデバイスも本日より購入可能です。詳細はMicrochip社または正規代理店にお問い合わせください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: http://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/50084495451/sizes/l/
Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(http://www.microchip.com)をご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社):daphne.yuen@microchip.com
LAN8770は、小型低コストのIEEE 802.3bw-2015仕様準拠シングルポート100BASE-T1 Ethernet PHYであり、5×5 mmまたは6×6 mmのウェッタブル フランクQFNパッケージで提供します。この小さなパッケージは、インフォテインメント ヘッドユニット、テレマティクス モジュール、ADAS(先進運転支援システム)等、スペースの制約が厳しい応用に理想的です。本デバイスは1本のUTP (Unshielded Twisted Pair)で100 Mbpsを転送でき、車載EMI(電磁干渉)要件を満たし、AEC-Q100 Grade 1 (-40~+125℃)認定済みです。また、LAN8770はMicrochip社の機能安全対応製品です。お客様の最終製品のISO26262安全認証が簡単になるように設計されており、専用ハードウェア安全機能、FMEDA(故障モード影響診断解析)、安全マニュアルをサポートしています。
LAN8770MはMII/RMII、LAN8770RはMII/RMII/RGMIIを使ったEthernet MACとの通信をサポートしています。RGMIIおよびRMIIアプリケーションの場合、外部参照クロックの代わりに125または50 MHz参照クロック出力を使う事もできます。
「通常、車載モジュールのスリープ (バッテリ) モード消費電流は100 uA以下にする必要があります。そのため、PHYだけで50 uAを消費してしまうと、パワーバジェットを超えないように追加回路が必要となってしまいます」とMicrochip社USBおよびネットワーク製品部門副社長のCharles Forniは述べています。「従来のソリューションでは電源をON/OFFするためだけに配線またはCANバスを追加していましたが、LAN8770では不要であり、そのため部品点数、工数、コストを削減できます。」
Microchip社のLAN8770 EtherGREENTM省電力テクノロジを使うと、低消費電力動作、超低消費電力スリープ、ウェイクアップ モードを実現できます。内蔵リニア レギュレータとMicrochip社のflexPWR(R)テクノロジを使うと、xMIIおよび入出力電圧を可変にできるため設計の柔軟性が向上し、消費電力をさらに低減できます。
開発ツール
内蔵のLinkMD(R)ケーブル診断システムを使うと、ケーブル不良、短絡、開放を検出できます。また本デバイスは、レシーバの信号品質表示(SQI)、過熱、低電圧保護、各種ステータス割り込みサポート、各種ループバックおよびテストモードも備えています。さらに、無償のオンライン設計レビューサービスであるMicrochip LANCheck(R)も利用可能です。AUTOSAR(R)、Linux(R)、RTOSソフトウェア ドライバも提供しています。
100BASE-T1から100BASE-TXへのメディア コンバータ評価用キットは本日より提供を開始いたします。Microchip社製ATSAMV71-XULT Xplained Ultraマイクロコントローラ キットとSAMA5D3-EDSマイクロプロセッサ キットで使える100BASE-T1ドータカード評価用ボードも提供を開始いたします。
在庫/供給状況
LAN8770M (MII/RMII)は5×5 mm 32ピン、LAN8770R (MII/RMII/RGMII)は6×6 mm 36ピンQFNパッケージで提供いたします。どちらのデバイスも本日より購入可能です。詳細はMicrochip社または正規代理店にお問い合わせください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: http://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/50084495451/sizes/l/
Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(http://www.microchip.com)をご覧ください。
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Daphne Yuen (Microchip社):daphne.yuen@microchip.com