村本大輔(ウーマンラッシュアワー)
「2匹のアリが動けなくなったハチを食べようと攻撃していた。ハチは唯一動く一本の足で抵抗してた。僕は人間以外も生きていたいんだと知ってしまった。これはそれ。」
立川平林(落語立川流)
「どうか、動物園や水族館が無くなりますように。どうか、檻や水槽に閉じ込められ、苦しみの中にいる、絶望の中にいる動物を見て、楽しむ人間がいなくなりますように。 本当に動物が大好きな、動物を利用しない人間ばかりの世の中に成りますように。 」
【書誌情報】
書籍版:A5判・ソフトカバー・52頁・定価800円(+税)
発行所:株式会社 牧歌舎
発売元:株式会社 星雲社
電子書籍:https://amzn.to/304HixU
【著者からのメッセージ】
我が子を必死で育てるチンパンジーの母親から無理やり子供を奪い取り、その子供を驚くほどの高値でサーカスに売り、死ぬまで芸をさせる……
そんな娯楽を心から楽しめる人はいないでしょう。
日本はイルカの最大輸出国です。
イルカショー用に調教されたイルカには、数百万円単位の高値がつきます。中には一千万円以上で取引されるイルカもいるのです。
シャチに関しては一頭十数億円で売買されており、この鯨類の生け捕りビジネスが国の税金を使って合法的に行われています。
そこには税金に依存する地方経済や天下り官僚と地元選挙区からの票を狙う政治家とのつながりが隠れています。
知らなくてはその先に進めず、何も変えることはできません。
「無知は罪」なのです。
この国で起きている事実を、大人から子どもまで伝えたい。
私たちにほんの少しの想像力があれば、社会で起きている「真実」を読み取ることができるはず。
そんな想いで、2つの物語を書き上げました。
美しい挿絵を寄せてくれたイラストレーターのあん菜氏に感謝を捧げます。
私の初めての作品となるこの本が、多くの方に届くことを祈っています。
【出版社からのコメント】
いのちに対する著者の優しくあたたかい眼差しが特徴的な短編童話集です。 少し悲しい物語ではありますが、小学生のお子様から、大人の皆さまにまで楽しんでいただける内容であり、「あとがき」も含めた読後には、きっと色々な気づきが得られると思います。 ぜひご一読ください。
【著者情報】
愛知県生まれ ミシガン大学 Ann Arbor 校 Fine Arts 大学在学中、講師の一人だった画家のMignonette Yin Cheng 氏の美しい絵画に心惹かれ るも、帰国後は、主にメーカーでIT 関連の産業翻訳に携わる。 公園で知り合った一匹の猫をきっかけに動物の視点から捉えた社会を表現することに興 味を持ち始める。年に一度、健康診断で血液を抜かれるたび、意識が遠のいていたが、 亡くなる前に採血されていた愛猫を思い出し、がんばれるようになった。 菜食主義。この本はデビュー本。 最近感銘を受けた言葉は 「この世に屠殺場がある限り戦場はなくならない(トルストイ)」
「2匹のアリが動けなくなったハチを食べようと攻撃していた。ハチは唯一動く一本の足で抵抗してた。僕は人間以外も生きていたいんだと知ってしまった。これはそれ。」
立川平林(落語立川流)
「どうか、動物園や水族館が無くなりますように。どうか、檻や水槽に閉じ込められ、苦しみの中にいる、絶望の中にいる動物を見て、楽しむ人間がいなくなりますように。 本当に動物が大好きな、動物を利用しない人間ばかりの世の中に成りますように。 」
【書誌情報】
書籍版:A5判・ソフトカバー・52頁・定価800円(+税)
発行所:株式会社 牧歌舎
発売元:株式会社 星雲社
電子書籍:https://amzn.to/304HixU
【著者からのメッセージ】
我が子を必死で育てるチンパンジーの母親から無理やり子供を奪い取り、その子供を驚くほどの高値でサーカスに売り、死ぬまで芸をさせる……
そんな娯楽を心から楽しめる人はいないでしょう。
日本はイルカの最大輸出国です。
イルカショー用に調教されたイルカには、数百万円単位の高値がつきます。中には一千万円以上で取引されるイルカもいるのです。
シャチに関しては一頭十数億円で売買されており、この鯨類の生け捕りビジネスが国の税金を使って合法的に行われています。
そこには税金に依存する地方経済や天下り官僚と地元選挙区からの票を狙う政治家とのつながりが隠れています。
知らなくてはその先に進めず、何も変えることはできません。
「無知は罪」なのです。
この国で起きている事実を、大人から子どもまで伝えたい。
私たちにほんの少しの想像力があれば、社会で起きている「真実」を読み取ることができるはず。
そんな想いで、2つの物語を書き上げました。
美しい挿絵を寄せてくれたイラストレーターのあん菜氏に感謝を捧げます。
私の初めての作品となるこの本が、多くの方に届くことを祈っています。
【出版社からのコメント】
いのちに対する著者の優しくあたたかい眼差しが特徴的な短編童話集です。 少し悲しい物語ではありますが、小学生のお子様から、大人の皆さまにまで楽しんでいただける内容であり、「あとがき」も含めた読後には、きっと色々な気づきが得られると思います。 ぜひご一読ください。
【著者情報】
愛知県生まれ ミシガン大学 Ann Arbor 校 Fine Arts 大学在学中、講師の一人だった画家のMignonette Yin Cheng 氏の美しい絵画に心惹かれ るも、帰国後は、主にメーカーでIT 関連の産業翻訳に携わる。 公園で知り合った一匹の猫をきっかけに動物の視点から捉えた社会を表現することに興 味を持ち始める。年に一度、健康診断で血液を抜かれるたび、意識が遠のいていたが、 亡くなる前に採血されていた愛猫を思い出し、がんばれるようになった。 菜食主義。この本はデビュー本。 最近感銘を受けた言葉は 「この世に屠殺場がある限り戦場はなくならない(トルストイ)」