2020年04月03日 14:00

春の煌き 絢爛たる錦山窯の世界

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細やかで絢爛華麗な絵付で知られる九谷焼。その九谷焼の中でも、百十年の歴史を持ち、伝統を常に未来に繫いできた錦山窯。
春の陽を思わせる、柔らかく繊細な煌き、三者三様の美しさが響きあう、錦山窯の夢の世界をお楽しみください。

●錦山窯
今回ご紹介する錦山窯は、石川県小松市にある九谷焼上絵付を専業とする窯元です。1906(明治 39)年に初代吉田庄作が開業して以来、およそ 110 年の間、窯の火を絶やさずに作陶を続けてきました。17世紀に加賀藩の御用窯として発展した九谷焼は、五彩を駆使した色絵や金彩をあしらった金襴手など、細やかで絢爛華麗な絵付を特徴としています。明治時代には「ジャパンクタニ」と称されて海外にも広く輸出され、その技術や造形美は世界中から高い評価を受けてきました。

錦山窯では、九谷が育んできたさまざまな技法を受け継ぎ、現在の作陶に活かしています。なかでも、錦山窯が得意とするのは、金彩の技法です。彩色金襴手に長けていた初代から代々、金を使った絵付を特徴としてきました。三代美統は「釉裏金彩」の技法を高め、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けています。そして四代幸央は伝統の技を継承しながら、時代に合った新しい彩色金襴手の表現を生みだしています。

●OLD KINZAN
百年余りの長い歴史のなかで、錦山窯が育み、受け継いできたもの。それは、伝統的な技法だけにとどまらず、材料の製法や道具、種々の型や図案、そして花びらのように小さな盃から、抱えきれないくらいの大壺にいたるまで錦山窯で焼かれ、参考品として残されてきたものの数々。そうしたすべてがいまの錦山窯を形成しています。
そこで今回は、そうした錦山窯のルーツを辿るべく、緻密なまでの職人技の絵付けを施した茶器セットや、当時の職人の遊び心を映した酒器など、OLD KINZANもご覧いただけます。
古今をあわせ観ることで、より深く、錦山窯に魅了されることでしょう。


<開催期間>
春の煌き 絢爛たる錦山窯の世界
2020年4月1日(水)~
場所:THE COVER NIPPON(東京ミッドタウン ガレリア3F)
時間:11:00~21:00(東京ミッドタウンの営業時間に準ずる)

詳しくはこちらのページをご覧ください。
(THE COVER NIPPONの特集ページへ飛びます)
https://thecovernippon.jp/20200331-kinzangama/



[企画・運営]
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社
〒104-0054 東京都中央区勝どき5-5-14-314
TEL +81-(0)3-5534-9903 FAX +81-(0)3-5534-9904




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会社概要

商号
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社(メイドインジャパンプロジェクトカブシキガイシャ)
代表者
赤瀬 浩成(アカセ ヒロシゲ)
所在地
〒104-0054
東京都中央区勝どき5-5-14-314 
TEL
03-5534-9903
業種
小売・流通
上場先
未上場

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