スポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker*1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(東京都港区、トーマス・リンチ代表)は、2019年スポーツシューズ・アパレル市場概況分析レポートを2020年3月31日に公表します。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。日本のスポーツシューズ・アパレル市場規模は、2019年1月~12月に約1.2兆円で前年同期比3.8%増でした。この成長を主に牽引したのは、スポーツシューズ市場で、同6.1%増でした。特にカジュアルシューズとランニングシューズの成長が貢献しました。また、市場規模の約3割を占めるオンラインチャネルが成長の主要因となっていることが分かりました。さらに、スポーツ・レジャー共用にする傾向が高まり、平均の購入価格の下落が見られました。
スポーツシューズ・アパレル市場規模は、2019年1.2兆円で3.8%増
日本におけるスポーツシューズ・アパレル市場規模は、2019年1月~12月計に約1.2兆円で、前年同期比3.8%増加しました(図表1)。成長をけん引したのはスポーツシューズで、前年比6.1%増の6908億円でした。
本分析レポートでは、大きく以下のことが分かります。日本のスポーツシューズ・アパレル市場規模は、2019年1月~12月に約1.2兆円で前年同期比3.8%増でした。この成長を主に牽引したのは、スポーツシューズ市場で、同6.1%増でした。特にカジュアルシューズとランニングシューズの成長が貢献しました。また、市場規模の約3割を占めるオンラインチャネルが成長の主要因となっていることが分かりました。さらに、スポーツ・レジャー共用にする傾向が高まり、平均の購入価格の下落が見られました。
スポーツシューズ・アパレル市場規模は、2019年1.2兆円で3.8%増
日本におけるスポーツシューズ・アパレル市場規模は、2019年1月~12月計に約1.2兆円で、前年同期比3.8%増加しました(図表1)。成長をけん引したのはスポーツシューズで、前年比6.1%増の6908億円でした。
カジュアルシューズとランニングシューズが市場成長を牽引
スポーツシューズ市場をカテゴリー別にみると(図表2)、最も市場規模が大きいカジュアルシューズ(2268億円:2019年)が6.8%増で、2年連続のプラス成長でした。2番目に市場規模が大きいランニングシューズ(1261億円:2019年)は、6.4%増でした。アパレル市場では(図表3)、最大の市場規模カテゴリーであるトップス(1021億円:2019年)が2年連続で成長した一方、2番目と3番目の市場であるジャージ上下セット(864億円:2019年)とコート/ジャケット類(541億円:2019年)はマイナス成長となりました。シェア5番目のスウェット類(477億円:2019年)が2年連続で成長、2019年は12.1%の大幅増でした。
オンライン市場(4219 億円)が急成長
購入チャネルをみると(図表4)、市場規模の約3割を占めるオンラインチャネルが成長の主要因となっていることが分かりました。2019年のスポーツシューズ・アパレル市場におけるオンラインチャネルでの購入は、4219億円(スポーツシューズ:2371億円、アパレル:1848億円)で前年比10.9%増でした。昨今のコロナウィルスによる外出を通常よりも控えざるを得ないような消費行動への影響を考慮すると、インターネット上での購買がこれまで以上に増え、オンライン販売の重要性は、ことスポーツシューズ・アパレル市場においても、ますます増してくることが考えられます。
スポーツ・レジャー共用にする傾向が高まる
商品の“利用意向”(購入商品を何用に使うか)をみると、”スポーツ/レジャー同じぐらい“と”ほとんどレジャー用“が伸びており、2019年は対前年比8.3%増でした。スポーツシューズ・アパレル商品をスポーツ・レジャー共用にする傾向が強くなってきています。平均購入金額は、特にアパレル市場でマイナス成長(-2.1%)となったことで、全体でもダウンとなりました。一般消費者は、スポーツ用と普段着使いを可能な限り同じものを着用してファッションへの出費を抑える傾向があるとも推測できます。上記のような状況を見ると、複数の利用パターンのあるシューズやアパレル商品が、節約したい消費者向けには役立つ可能性が高いと考えられます。
エヌピーディー・ジャパンのスポーツ事業部アカウントマネージャーである、加藤拓真(かとう・たくま)は、「成長するスポーツシューズ・アパレル市場において、平均の購入価格が下がり、割安で購入可能なケースも多いインターネット購入が市場全体の成長を牽引していますが、このオンライン市場は、コロナウィルスの影響で家の中に留まることを余儀なくされる人々にとっては、今後より便利な購入方法となることが考えられます。オンライン市場以外に、節約傾向にある消費者の消費行動についても、NPDは引き続き注目すると共に、特に複数の用途で利用可能なシューズやアパレル商品が、スポーツシューズ・アパレルの成長に大きなビジネス機会になると考えます。」と話します。
※本内容をご覧の皆様向け特典について
特典データ「ランニングシューズ“利用意向”構成比(2017年~2019年)」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記資料ダウンロード請求フォームよりご請求ください。
https://www.npdjapan.com/download/download-form0010/
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細 URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:加藤 拓真(かとう たくま)
〒108-0074 東京都港区高輪 3-23-17 品川センタービル 8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会