今や世界で注目を浴びているウイスキー。1本300万円のボトルに注文が殺到し、オークションでは1本2億円の値がついたウイスキーまで現われました。なぜ、今、これほどまでにウイスキーに注目が集まっているのか? そうした疑問に答えるために書かれたのがこの1冊。著者は、ウイスキー評論家であり、『ウイスキーガロア』編集長でもある土屋守です。
本書は3部構成となっており、第1部はウイスキーの歴史、第2部は世界的ブームとなっているクラフトウイスキーについて、そして第3部は「投資としてのウイスキー」と題して、今、ウイスキー業界で何が起きているのかが考察されています。
欧米では教養として、お酒の知識が必要だと言われています。国際社会を生き抜くために日本のビジネスマンもまた、ウイスキーの知識が必須となっていくことでしょう。専門的な内容も含まれていますが、語り口は軽快。ウイスキーに関する知識を得るための入口として、最適な1冊と言えるでしょう。
「ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか」
目次
はじめに 世界のウイスキー業界で何が起こっているのか
第1部 ウイスキーの歴史 単なる密造酒から、世界の蒸留酒へ
第2部 世界的ブームの源・クラフトウイスキー
第3部 投資としてのウイスキー
おわりに ウイスキーは日本人に必須の教養である
■書籍情報
「ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか」
著者 土屋 守
発売日 3月21日(土)
定価 1,600円(税別)
発行 KADOKAWA
ご購入は全国書店、またはamazonにて
■□土屋守プロフィール■□
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年には「世界のウイスキーライター5人」に選ばれる。『シングルモルトウィスキー大全』『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)など著書多数。隔月刊誌「ウイスキーガロア」編集長。東京ウイスキー&スピリッツコンペティション実行委員長
■□ウイスキー文化研究所とは?■□
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める愛好家団体で、世界中のウイスキーの情報発信を行っています。2001年3月の発足以来、ウイスキー専門誌「Whisky Galore」の発行をはじめ、「ウイスキーフェスティバル」や「コニサー資格認定制度」、「ウイスキー検定」「ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」など様々な取り組みを行っています。