2020年03月10日 15:00

トークナイゼーションの世界市場、2024年までに収益400億米ドル到達見込み

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「モバイルペイメントデータセキュリティ:トークナイゼーション・暗号化・規制 (2020-2024年)」(Juniper Research Ltd発行)の販売を3月10日より開始いたしました。

Juniper Researchによると、アカウントの詳細が詐欺師にとって無用のデータに置き換えられるトークン化されたモバイル決済の年間収益は、2024年までに400億ドルを超え、2019年の推定170億ドルから増加します。このうち、300億米ドル超をPOSなどの非接触型決済ではなく、リモートeコマース経由が占める見通しです。

Secure Remote Commerce(SRC)を介して標準のトークンと多要素認証プロトコルを使用する機能は、ネイティブアプリ限定のブラウザーベース商取引で使用が増加すると当レポートは指摘しています。これは、世界の多くの決済ネットワークに必須の3Dセキュア2.0標準により、促進されるとしています。その結果、すべての近距離無線通信ベース決済とともに、ほぼすべてのリモート決済が2024年までにトークン化されると考えられています。地元のプレーヤーが必ずしもEMVCo仕様に準拠していない新興経済国は唯一除外される見込みです。

当レポートでは、モバイル決済に使用されるトークンの33%以上が2024年まで持続することが示されています。これは、加盟店が決済資格情報を安全に保存できるユニバーサルカードオンファイルトークン化システムと、一部のスマートフォンベンダーが永続的なNFCトークンを提供しているためです。

Juniper Researchは、使い捨てトークンを活用するソリューションが市場シェアを獲得するにつれ、非接触型決済向け永続トークンの使用が減少すると予想しています。ただし、当レポートでは、今後5年間にわたり、リモート決済向けの広範なマーチャントエコシステムが、永続トークンの一般的使用を維持することも示しています。

「モバイル決済には、プラットフォーム、ネットワーク、およびデバイスの広範なエコシステムが含まれます」と、当レポートの執筆者であるジェームズ・モアー氏は述べています。「これらのデバイスの多くは、デバイス上の強力なセキュリティを確保するのに十分なハードウェア容量を備えていないため、適切なセキュリティを確保するにはクラウドベースのトークンが必要です。」

【当レポートの詳細目次】
https://www.gii.co.jp/report/jp923071-mobile-payment-data-security-tokenisation.html

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