株式会社エー・アンド・デイ(本社:東京都豊島区、代表取締役執行役員社長:森島 泰信)は、健康総合企業の株式会社タニタ様(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:谷田 千里様)と健康計測機器分野で業務提携することを発表いたしました。
【1.業務提携の目的と概要】
A&Dの強みである血圧計を主体とした医療領域の技術・商品と、タニタ様(以下、タニタ)の強みである未病・予防領域の技術・商品を相互に活用することで、付加価値の高い新商品・新サービスを創出し、両社のヘルスケア事業の拡大を図ります。
具体的には、A&Dの業務用血圧計をタニタに、タニタの業務用自動身長計付き体組成計をA&DにOEM(相手先ブランドによる生産)供給いたします。
このOEM供給にあたり、タニタが保有する体組成計測の中核技術である「タニタアルゴリズム※」がA&Dに提供され、対象となる両社の機器の相互連携を実現します。これにより新商品の開発スピードを加速させるとともに、両社が強みを持つ領域での品ぞろえの拡大を図ります。
この業務連携はヘルスケア業界で初の試みであるだけではなく、体組成計測技術の標準化に向けた第一歩として多くのユーザー様のメリットになることを期待しています。
※タニタアルゴリズム
現在普及している家庭用体組成計の多くは、生体インピーダンス(BIA)法という計測技術が用いられています。BIA法は、からだに微弱な電流を流し、その電気抵抗値と体重、身長、性別、年齢などから統計学的な回帰分析を行い、体脂肪率や筋肉量などの体組成を推定しますが、この回帰分析を行う計算式がアルゴリズムです。体組成計の計測精度を司る中核技術となり、メーカーごとに独自に開発されています。
「タニタアルゴリズム」は、タニタが1992年に世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計を発売して以来、国内外合わせて15,000件以上の生体データを収集して開発されたアルゴリズムであり、体組成計測のゴールドスタンダードと高い相関を実現しています。医療現場でも活用されており、累計で200件を超える学会発表論文でも採用されています。
【2.体組成計測の標準化が求められる背景】
ヘルスケア業界では、将来の市場拡大を狙い、さまざまな業種が参入して構造改革が進んでいます。
このたびの業務提携は、このような構造改革を先取りし、市場での競争力を高めると共に、ユーザー様にとって利便性が高い健康計測機器を提供することを目的としています。
まず、A&Dが商品化を進めている通信機能付き家庭用体組成計「UC-421BLE」に「タニタアルゴリズム」を初めて搭載し、今夏の発売を予定しています。
これまで、体組成計はメーカーごとに独自のアルゴリズムを搭載していることから、計測数値がメーカーごとに異なっていました。このようなメーカー主導の考え方はユーザー様の利便性を低下させるだけではなく、医療・健康データを一元管理するデータヘルスを推進する上でも障害になるおそれがあります。
今後、A&Dとタニタの両社が共通のアルゴリズムを搭載した体組成計を販売していくことで、これらの課題を解決すると共に、体組成計測における日本発の技術標準を確立することで、海外市場においての競争力も高められると考えています。
【3.この業務提携により、A&Dが販売する健康計測機器】
■自動身長計付き体組成計 AD-6551〔タニタアルゴリズムを搭載〕
(1)約10秒の高速計測
(2)システムとも連携が可能(USB/RS232Cの2つのポートで出力)
(3)豊富なエビデンス
■通信機能付き家庭用体組成計 UC-421BLE 〔タニタアルゴリズムを搭載〕
(1)50g単位で体重を測定
(2)乗るだけで起動し、ユーザー様を自動で認識して計測を開始
(3)Bluetooth通信で計測データをスマートフォンやパソコンに転送
(4)5人の登録者ごとに異なるLEDカラーで結果を表示
【4.業務提携に関する共同記者発表会】
日 時:2020年2月19日(水)15:30~
会 場:コンファレンススクエアM+「グランド」(東京都千代田区)
<会社概要>
会社名 :株式会社エー・アンド・デイ
本店所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-23-14
代表者 :代表取締役執行役員社長 森島 泰信
設立 :1977年5月
資本金 :6,388百万円
市場情報 :東証1部 7745
事業内容 :電子計測器、産業用重量計、電子天びん、医療用電子機器、試験機、工業計測機器、
その他電子応用機器の研究開発・製造・販売
<本リリースPDF>
https://www.aandd.co.jp/adhome/whatsnew/2020/0219_healthcare/newsrelease_20200219_healthcare.pdf
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社エー・アンド・デイ
TEL:03-5391-6120 メディカル事業推進部 飯塚 知子
(取材・問い合わせ専用です。広告営業はお控えください)
https://www.aandd.co.jp
【1.業務提携の目的と概要】
A&Dの強みである血圧計を主体とした医療領域の技術・商品と、タニタ様(以下、タニタ)の強みである未病・予防領域の技術・商品を相互に活用することで、付加価値の高い新商品・新サービスを創出し、両社のヘルスケア事業の拡大を図ります。
具体的には、A&Dの業務用血圧計をタニタに、タニタの業務用自動身長計付き体組成計をA&DにOEM(相手先ブランドによる生産)供給いたします。
このOEM供給にあたり、タニタが保有する体組成計測の中核技術である「タニタアルゴリズム※」がA&Dに提供され、対象となる両社の機器の相互連携を実現します。これにより新商品の開発スピードを加速させるとともに、両社が強みを持つ領域での品ぞろえの拡大を図ります。
この業務連携はヘルスケア業界で初の試みであるだけではなく、体組成計測技術の標準化に向けた第一歩として多くのユーザー様のメリットになることを期待しています。
※タニタアルゴリズム
現在普及している家庭用体組成計の多くは、生体インピーダンス(BIA)法という計測技術が用いられています。BIA法は、からだに微弱な電流を流し、その電気抵抗値と体重、身長、性別、年齢などから統計学的な回帰分析を行い、体脂肪率や筋肉量などの体組成を推定しますが、この回帰分析を行う計算式がアルゴリズムです。体組成計の計測精度を司る中核技術となり、メーカーごとに独自に開発されています。
「タニタアルゴリズム」は、タニタが1992年に世界初の乗るだけで計測できる体脂肪計を発売して以来、国内外合わせて15,000件以上の生体データを収集して開発されたアルゴリズムであり、体組成計測のゴールドスタンダードと高い相関を実現しています。医療現場でも活用されており、累計で200件を超える学会発表論文でも採用されています。
【2.体組成計測の標準化が求められる背景】
ヘルスケア業界では、将来の市場拡大を狙い、さまざまな業種が参入して構造改革が進んでいます。
このたびの業務提携は、このような構造改革を先取りし、市場での競争力を高めると共に、ユーザー様にとって利便性が高い健康計測機器を提供することを目的としています。
まず、A&Dが商品化を進めている通信機能付き家庭用体組成計「UC-421BLE」に「タニタアルゴリズム」を初めて搭載し、今夏の発売を予定しています。
これまで、体組成計はメーカーごとに独自のアルゴリズムを搭載していることから、計測数値がメーカーごとに異なっていました。このようなメーカー主導の考え方はユーザー様の利便性を低下させるだけではなく、医療・健康データを一元管理するデータヘルスを推進する上でも障害になるおそれがあります。
今後、A&Dとタニタの両社が共通のアルゴリズムを搭載した体組成計を販売していくことで、これらの課題を解決すると共に、体組成計測における日本発の技術標準を確立することで、海外市場においての競争力も高められると考えています。
【3.この業務提携により、A&Dが販売する健康計測機器】
■自動身長計付き体組成計 AD-6551〔タニタアルゴリズムを搭載〕
(1)約10秒の高速計測
(2)システムとも連携が可能(USB/RS232Cの2つのポートで出力)
(3)豊富なエビデンス
■通信機能付き家庭用体組成計 UC-421BLE 〔タニタアルゴリズムを搭載〕
(1)50g単位で体重を測定
(2)乗るだけで起動し、ユーザー様を自動で認識して計測を開始
(3)Bluetooth通信で計測データをスマートフォンやパソコンに転送
(4)5人の登録者ごとに異なるLEDカラーで結果を表示
【4.業務提携に関する共同記者発表会】
日 時:2020年2月19日(水)15:30~
会 場:コンファレンススクエアM+「グランド」(東京都千代田区)
<会社概要>
会社名 :株式会社エー・アンド・デイ
本店所在地:〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-23-14
代表者 :代表取締役執行役員社長 森島 泰信
設立 :1977年5月
資本金 :6,388百万円
市場情報 :東証1部 7745
事業内容 :電子計測器、産業用重量計、電子天びん、医療用電子機器、試験機、工業計測機器、
その他電子応用機器の研究開発・製造・販売
<本リリースPDF>
https://www.aandd.co.jp/adhome/whatsnew/2020/0219_healthcare/newsrelease_20200219_healthcare.pdf
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社エー・アンド・デイ
TEL:03-5391-6120 メディカル事業推進部 飯塚 知子
(取材・問い合わせ専用です。広告営業はお控えください)
https://www.aandd.co.jp