株式会社gene(本社:愛知県名古屋市、代表取締役張本浩平、以下gene)は、脳卒中における臨床や実践に役立つ『拘縮治療のエビデンスと臨床応用』を2019年11月30日より発売いたします。
肩こりをはじめとする“拘縮治療”は、大きな注目を集めています。さまざまな方法がテレビや雑誌で取り上げられていますが、効果だけにフォーカスがあたりがちで、効果が生じる理由や副作用といった、医学的に根拠のある情報が乏しいと感じる医療従事者の方も多いと思います。
また、セラピストとして、拘縮で悩む患者さんの痛みをとりたいという気持ちはあるものの、自身の行う施術の医学根拠を説明できないのは不安ではないでしょうか。
こうした拘縮治療に関わる情報の医学的根拠を求めて、本書では拘縮治療においてキーワードとなる項目を世界中の論文から検索して収集、分析、検討して以下の3項目に分類しています。
〇十分なエビデンスがあり、国際的にも承認されていること
〇エビデンスは十分とは言えないが今後の重要な研究テーマとなること
〇真実と思われていたが、実は疑わしいこと
真実と思われていたことが、実は疑わしかったり。その逆もまたしかり。
メタアナリシスの結果から見えてきた、目からうろこのエビデンスがあります!
■総編集:蒲田和芳(広島国際大学教授)メッセージ
拘縮治療が容易ではないことは明らかです。
その難しさを象徴するように、徒手療法だけとってもみても、理論、治療技術、対象の選定、効果検証などのあらゆる面で玉石混交といえます。
最近では、徒手療法の理論を応用して、テニスボールやつぼ押し棒などの器具を用いて、組織を圧迫したり振動を与えたりして可動域を拡大する「~リリース」がブームとなっています。
それらの多くは、一時的な可動域の効果を示した研究結果はあるものの、組織の滑走性を精密に計測した研究はほぼないに等しい状況です。臨床現場では治療時間を効率化するため、「セルフケア」という用語を用いて患者に可動域拡大の一旦を担わせることが多いと聞きます。しかしながら、その滑走性に対する効果、あるいはそれを長期間繰り返すことによる瘢痕化・線維化といった副作用への影響などについてはほとんど検証されていません。したがって、副作用を起こさず、確実に伸張性と滑走性に効果を及ぼすことが可能な徒手療法が必要とされています。
そこで、「完全な他動運動可動域の回復」を達成するための知識の獲得を求めて本書を企画しました。
■目次
第1章 関節拘縮の基礎科学1(動物実験)
1-1 関節拘縮の予防・改善のために必要な治療時間
1-2 関節拘縮に影響する皮膚へのストレッチ効果
1-3 関節拘縮に対する筋へのストレッチの効果
1-4 運動器に対する非荷重の影響
第2章 関節拘縮の基礎科学2 ヒト(検体ふくむ)
2-1 皮膚の変化と関節可動域制限
2-2 筋・腱の変化と関節可動域制限筋
2-3 靱帯と可動域制限
2-4 関節包と可動域制限
第3章 拘縮の可視化・計測
3-1 MRI,超音波,筋電図・筋音図による可動域制限の原因の可視化・定量化
3-2 軟部組織スティフネスの可視化・定量化
3-3 力伝達(Forcetransmission)
第4章 セラピストによる拘縮治療
4-1 運動療法・圧迫器具の効果
4-2 徒手療法の効果
4-3 用手器具を用いたリリース
4-4 物理療法の効果
第5章 医師による拘縮治療医師による拘縮治療
5-1 麻酔下・鏡視下マニピュレーション
5-2 注射によるハイドロリリース注射によるハイドロリリース
第6章 私の拘縮治療
6-1 拘縮治療の最先端
6-2 ハイドロリリースの現状と未来
6-3 徒手的組織間リリースによる拘縮治療
【本書概要】
■タイトル:拘縮治療のエビデンスと臨床応用
■発行元:株式会社gene
■価格:¥4,000(税別)
■判型・ページ数:B5判判・280P
■ISBN:978-4-905241-78-2
■会社概要
商号:株式会社gene
代表者:代表取締役 張本 浩平
所在地:〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1丁目26番12号 IKKO新栄ビル6階
設立:平成19年1月31日
事業内容:運営コメディカルスタッフ対象のセミナー企画・運営/出版事出版事業業/事務局代行事業・貸会議室事業/介護保険事業(訪問看護ステーション・デイサービス運営)
資本金:1,000万円
URL:https://www.gene-llc.jp/
肩こりをはじめとする“拘縮治療”は、大きな注目を集めています。さまざまな方法がテレビや雑誌で取り上げられていますが、効果だけにフォーカスがあたりがちで、効果が生じる理由や副作用といった、医学的に根拠のある情報が乏しいと感じる医療従事者の方も多いと思います。
また、セラピストとして、拘縮で悩む患者さんの痛みをとりたいという気持ちはあるものの、自身の行う施術の医学根拠を説明できないのは不安ではないでしょうか。
こうした拘縮治療に関わる情報の医学的根拠を求めて、本書では拘縮治療においてキーワードとなる項目を世界中の論文から検索して収集、分析、検討して以下の3項目に分類しています。
〇十分なエビデンスがあり、国際的にも承認されていること
〇エビデンスは十分とは言えないが今後の重要な研究テーマとなること
〇真実と思われていたが、実は疑わしいこと
真実と思われていたことが、実は疑わしかったり。その逆もまたしかり。
メタアナリシスの結果から見えてきた、目からうろこのエビデンスがあります!
■総編集:蒲田和芳(広島国際大学教授)メッセージ
拘縮治療が容易ではないことは明らかです。
その難しさを象徴するように、徒手療法だけとってもみても、理論、治療技術、対象の選定、効果検証などのあらゆる面で玉石混交といえます。
最近では、徒手療法の理論を応用して、テニスボールやつぼ押し棒などの器具を用いて、組織を圧迫したり振動を与えたりして可動域を拡大する「~リリース」がブームとなっています。
それらの多くは、一時的な可動域の効果を示した研究結果はあるものの、組織の滑走性を精密に計測した研究はほぼないに等しい状況です。臨床現場では治療時間を効率化するため、「セルフケア」という用語を用いて患者に可動域拡大の一旦を担わせることが多いと聞きます。しかしながら、その滑走性に対する効果、あるいはそれを長期間繰り返すことによる瘢痕化・線維化といった副作用への影響などについてはほとんど検証されていません。したがって、副作用を起こさず、確実に伸張性と滑走性に効果を及ぼすことが可能な徒手療法が必要とされています。
そこで、「完全な他動運動可動域の回復」を達成するための知識の獲得を求めて本書を企画しました。
■目次
第1章 関節拘縮の基礎科学1(動物実験)
1-1 関節拘縮の予防・改善のために必要な治療時間
1-2 関節拘縮に影響する皮膚へのストレッチ効果
1-3 関節拘縮に対する筋へのストレッチの効果
1-4 運動器に対する非荷重の影響
第2章 関節拘縮の基礎科学2 ヒト(検体ふくむ)
2-1 皮膚の変化と関節可動域制限
2-2 筋・腱の変化と関節可動域制限筋
2-3 靱帯と可動域制限
2-4 関節包と可動域制限
第3章 拘縮の可視化・計測
3-1 MRI,超音波,筋電図・筋音図による可動域制限の原因の可視化・定量化
3-2 軟部組織スティフネスの可視化・定量化
3-3 力伝達(Forcetransmission)
第4章 セラピストによる拘縮治療
4-1 運動療法・圧迫器具の効果
4-2 徒手療法の効果
4-3 用手器具を用いたリリース
4-4 物理療法の効果
第5章 医師による拘縮治療医師による拘縮治療
5-1 麻酔下・鏡視下マニピュレーション
5-2 注射によるハイドロリリース注射によるハイドロリリース
第6章 私の拘縮治療
6-1 拘縮治療の最先端
6-2 ハイドロリリースの現状と未来
6-3 徒手的組織間リリースによる拘縮治療
【本書概要】
■タイトル:拘縮治療のエビデンスと臨床応用
■発行元:株式会社gene
■価格:¥4,000(税別)
■判型・ページ数:B5判判・280P
■ISBN:978-4-905241-78-2
■会社概要
商号:株式会社gene
代表者:代表取締役 張本 浩平
所在地:〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1丁目26番12号 IKKO新栄ビル6階
設立:平成19年1月31日
事業内容:運営コメディカルスタッフ対象のセミナー企画・運営/出版事出版事業業/事務局代行事業・貸会議室事業/介護保険事業(訪問看護ステーション・デイサービス運営)
資本金:1,000万円
URL:https://www.gene-llc.jp/