株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区)代表取締役・福原 智は2019年11月21日、株式会社ユーエスイービル東京本社(東京都渋谷区恵比寿4-22-10)3階イベントルームにて開催されたソフトウェア事業協同組合(SBA、代表理事:磯崎 澄氏)主催の「DX変革時代のビジネス開拓セミナ」に講演いたしました。同セミナは年3回をおこなれ、福原は第2回目の講師として登壇いたしました。
休憩を挟んで約2時間にわたる講義で福原は、「AIのインフラ技術としての将来性と影響力の凄さと、中小企業の活用戦略」と題して、囲碁AIの研究とともに始まった当社の独自開発の歩みを述べながら、その成果であるディープラーニング技術、画像認識技術がもたらす未来像について論じました。
そのなかで、こうした新しいテクノロジーが中小企業にこそ大きなチャンスをもたらすこと、1つのイノベーションが社会を変えうること訴え、セミナに出席した約40名のソフトウェア事業協同組合会員およびJASPA関係者の方々からも賛同を得ました。
■セミナの趣旨
現代社会がITなしに成り立たないように、あと数年もすれば社会はAI(人工知能)なしに成り立たなくなっている可能性があります。
インフラそのものを変革することはもとより、カルチャーさえも変えてしまうかもしれません。急速に進化しているゆえに、AI技術の優劣は必ずしも企業規模に比例していません。
現代は、中小IT企業がイノベーションの発信源になり、社会を変えるAIを生み出しうる時代とも言えます。
■ソフトウェア事業協同組合(SBA)
1976年設立。全国ソフトウェア協同組合連合会(JASPA)のなかでも最も歴史のある協同組合です。SBAでは「ポストSIビジネス研究会」や「オープン・イノベーション」を通じて、クラウド時代にマッチした新しいビジネスモデルを検討・議論を進め、”次世代の”中小IT企業の形を協同組合のなかで、実践型で示しています。
■トリプルアイズと囲碁AI
トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。
2019年3月18日「囲碁AI世界一奪取宣言」(www.3-ize.jp/information/?p=590)発表。開発した囲碁プログラム「Raynz(レインズ)」は「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。
囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」の提供をスタートしました。
■AIZE(https://aize.jp)について
AIZE(アイズ)は人工知能による画像解析プラットフォームです。クラウド連携で最小の器材とローコストで導入が可能です。人に固有の顔情報を事前登録、以降は自動認証することでさまざまなデータを取得します。すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。
<6つの特徴>
1.来店数推定…入口に設置したカメラでデータを収集、来店者数がわかります。
2.属性推定…年齢や性別など、AIによる画像解析で来店者の属性を推定できます。
3.リピート推定…ロイヤリティの高いリピート客も画像データで自動判別できます。
4表情推定…来店者の画像データから表情を推定、7パターンの感情を読み取ります。
5.防犯通知…不審者の不審な行為を見つけて、お店の安全を守ります。
6.出退勤管理…従業員の出勤・退勤を記録、自動で管理できます。
■福原智(ふくはら・さとし)プロフィール
株式会社トリプルアイズCEO。BCCC(ブロックチェーン推進協会)理事。
1975年、神奈川県生まれ。山形大学理学部物理学科卒。
大手通信基幹システムのメイン開発プログラマーとして参画。
2008年トリプルアイズを創立。技術者集団を率いて独自のAI研究開発に取り組み、囲碁AI世界大会では4位入賞。
著作『テクノロジー・ファースト-なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』(2018年/朝日新聞出版)は業界内外の好評を得ている。
福原智著
『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』
目次
はじめに~われわれはどこから来たのか?
第1章 ゲーム盤の向こうにある
戦争
──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方
第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在
──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波
第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本
──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史
第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある
──分野を越えて共振するテクノロジー
第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ!
──ブロックチェーンとIoT、AIの本質
第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る
──IT企業の経営者が持つべき使命
おわりに
休憩を挟んで約2時間にわたる講義で福原は、「AIのインフラ技術としての将来性と影響力の凄さと、中小企業の活用戦略」と題して、囲碁AIの研究とともに始まった当社の独自開発の歩みを述べながら、その成果であるディープラーニング技術、画像認識技術がもたらす未来像について論じました。
そのなかで、こうした新しいテクノロジーが中小企業にこそ大きなチャンスをもたらすこと、1つのイノベーションが社会を変えうること訴え、セミナに出席した約40名のソフトウェア事業協同組合会員およびJASPA関係者の方々からも賛同を得ました。
■セミナの趣旨
現代社会がITなしに成り立たないように、あと数年もすれば社会はAI(人工知能)なしに成り立たなくなっている可能性があります。
インフラそのものを変革することはもとより、カルチャーさえも変えてしまうかもしれません。急速に進化しているゆえに、AI技術の優劣は必ずしも企業規模に比例していません。
現代は、中小IT企業がイノベーションの発信源になり、社会を変えるAIを生み出しうる時代とも言えます。
■ソフトウェア事業協同組合(SBA)
1976年設立。全国ソフトウェア協同組合連合会(JASPA)のなかでも最も歴史のある協同組合です。SBAでは「ポストSIビジネス研究会」や「オープン・イノベーション」を通じて、クラウド時代にマッチした新しいビジネスモデルを検討・議論を進め、”次世代の”中小IT企業の形を協同組合のなかで、実践型で示しています。
■トリプルアイズと囲碁AI
トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。
2019年3月18日「囲碁AI世界一奪取宣言」(www.3-ize.jp/information/?p=590)発表。開発した囲碁プログラム「Raynz(レインズ)」は「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。
囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」の提供をスタートしました。
■AIZE(https://aize.jp)について
AIZE(アイズ)は人工知能による画像解析プラットフォームです。クラウド連携で最小の器材とローコストで導入が可能です。人に固有の顔情報を事前登録、以降は自動認証することでさまざまなデータを取得します。すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。
<6つの特徴>
1.来店数推定…入口に設置したカメラでデータを収集、来店者数がわかります。
2.属性推定…年齢や性別など、AIによる画像解析で来店者の属性を推定できます。
3.リピート推定…ロイヤリティの高いリピート客も画像データで自動判別できます。
4表情推定…来店者の画像データから表情を推定、7パターンの感情を読み取ります。
5.防犯通知…不審者の不審な行為を見つけて、お店の安全を守ります。
6.出退勤管理…従業員の出勤・退勤を記録、自動で管理できます。
■福原智(ふくはら・さとし)プロフィール
株式会社トリプルアイズCEO。BCCC(ブロックチェーン推進協会)理事。
1975年、神奈川県生まれ。山形大学理学部物理学科卒。
大手通信基幹システムのメイン開発プログラマーとして参画。
2008年トリプルアイズを創立。技術者集団を率いて独自のAI研究開発に取り組み、囲碁AI世界大会では4位入賞。
著作『テクノロジー・ファースト-なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』(2018年/朝日新聞出版)は業界内外の好評を得ている。
福原智著
『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』
目次
はじめに~われわれはどこから来たのか?
第1章 ゲーム盤の向こうにある
戦争
──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方
第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在
──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波
第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本
──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史
第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある
──分野を越えて共振するテクノロジー
第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ!
──ブロックチェーンとIoT、AIの本質
第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る
──IT企業の経営者が持つべき使命
おわりに