コールセンターでのAIや音声認識を活用したデジタル化の取り組みにNutanixを活用
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社: 東京都千代田区、社長: 町田 栄作、以下Nutanix) は本日、三井住友海上あいおい生命保険株式会社(以下、三井住友海上あいおい生命)における、基幹システムのデジタル変革の取り組みの一環として、Nutanix Enterprise Cloud OSが採用されたことを発表しました。
三井住友海上あいおい生命は、MS&ADインシュアランス グループの中核生命保険会社です。「健康で安心なくらしを支える生命保険会社」を掲げ、多様化するお客さまニーズに応える商品・サービスを開発・提供しています。
PwCの調査レポート「日本の生命保険の未来」において、「日本の保険会社は世界で屈指の収益性および規模を誇っています。日本の消費者の保険加入率は世界で最も高い部類に入り、寿命の長さは大きなバリュー・プール(価値提供の機会)を生み出しています。医療保険(すなわち、第三分野)も成長が続く分野であり、マージンは魅力的な水準を維持しています。」と述べられています。このような環境下で、三井住友海上あいおい生命は継続的な成長を続けています。
三井住友海上あいおい生命では、数年後に控えた基幹システムのサーバー基盤の保守切れを前に、プラットフォームを刷新するプロジェクトが立ち上がり、以下の課題に取り組むこととなりました。
・約100台の物理環境のハードウェアでは、5~6年ごとに基盤更改が発生するため、特定の年度にコストや要員の負荷が集中するだけでなく、CPU、メモリ、ストレージなどの互換性の問題からリソース拡張にも制約がある
・3層構成では、サーバーの搬入からセットアップまで少なくとも数ヶ月かかる
・重要な個人情報を管理する生命保険の基幹システムであり、きわめて高い機密性と可用性が求められる
こうした課題に取り組むべく、MS&ADインシュアランス グループのシステム中核会社であるMS&ADシステムズ株式会社の生命保険システムのインフラを担当するチームを中心に様々なソリューションを比較検討してNutanix Enterprise Cloud OSを選択しました。5~6年ごとのシステム更改時に大きな投資をすることなく投資の平準化が可能で、導入までのリードタイムが大幅に短縮できる点が高く評価されました。
2020年から2021年にかけて実施する基幹システムとコールセンターシステムの基盤更改に向けて、非同期レプリケーションを導入し、冗長化を図っています。保険業務に欠かせない基幹システムの稼働に加えて、別途バックアップ環境としてディザスタリカバリ (DR) サイトへの展開も予定しています。
今回導入を担当したMS&ADシステムズ株式会社 生保本部 生保システム第二部長 新田 恭久氏は「金融機関や公共団体での実績が後押しとなり、Nutanixを導入して1年が経過しますが、機器やOSの故障などによる予想外のトラブルは一度も起きていません」と述べています。
手順がシンプルになり作業時間も短縮されるため、三井住友海上あいおい生命ではサーバー構築に係るコストを従来型のサーバーと比較して約40%削減することができています。
三井住友海上あいおい生命では、コールセンター向けに、顧客との会話をAIや音声認識を活用してテキストマイニングし、FAQを作成するといったデジタル化の取り組みも始まっており、AI用の基盤をスピーディに用意する場面でもNutanixが活かされています。
将来的には、システム部門の管理外にある収益分析といった他部門のシステムもNutanixに統合し、セキュリティ管理を強化しながら自由度の高いシステムを構築していく方針です。また、会社全体でデジタル化が加速していくなかで、新規のシステム構築がこれからも増えていくことが想定されており、将来的なクラウドの利用も視野に今後もNutanixを活用していく予定です。
本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
https://go.nutanix.com/rs/031-GVQ-112/images/Nutanix_Case_Study_Aioi.pdf
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアとハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのグローバルリーダーであり、ITインフラストラクチャーをその存在さえ意識させない「インビジブル」なものに変革することで、企業のIT部門が、ビジネスに直結したアプリケーションやサービスの提供に注力できるようにします。NutanixのEnterprise Cloud OSソフトウェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あらゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その結果、高性能のIT環境をオンデマンドで迅速に実現でき、アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が得られます。詳細については、www.nutanix.jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社: 東京都千代田区、社長: 町田 栄作、以下Nutanix) は本日、三井住友海上あいおい生命保険株式会社(以下、三井住友海上あいおい生命)における、基幹システムのデジタル変革の取り組みの一環として、Nutanix Enterprise Cloud OSが採用されたことを発表しました。
三井住友海上あいおい生命は、MS&ADインシュアランス グループの中核生命保険会社です。「健康で安心なくらしを支える生命保険会社」を掲げ、多様化するお客さまニーズに応える商品・サービスを開発・提供しています。
PwCの調査レポート「日本の生命保険の未来」において、「日本の保険会社は世界で屈指の収益性および規模を誇っています。日本の消費者の保険加入率は世界で最も高い部類に入り、寿命の長さは大きなバリュー・プール(価値提供の機会)を生み出しています。医療保険(すなわち、第三分野)も成長が続く分野であり、マージンは魅力的な水準を維持しています。」と述べられています。このような環境下で、三井住友海上あいおい生命は継続的な成長を続けています。
三井住友海上あいおい生命では、数年後に控えた基幹システムのサーバー基盤の保守切れを前に、プラットフォームを刷新するプロジェクトが立ち上がり、以下の課題に取り組むこととなりました。
・約100台の物理環境のハードウェアでは、5~6年ごとに基盤更改が発生するため、特定の年度にコストや要員の負荷が集中するだけでなく、CPU、メモリ、ストレージなどの互換性の問題からリソース拡張にも制約がある
・3層構成では、サーバーの搬入からセットアップまで少なくとも数ヶ月かかる
・重要な個人情報を管理する生命保険の基幹システムであり、きわめて高い機密性と可用性が求められる
こうした課題に取り組むべく、MS&ADインシュアランス グループのシステム中核会社であるMS&ADシステムズ株式会社の生命保険システムのインフラを担当するチームを中心に様々なソリューションを比較検討してNutanix Enterprise Cloud OSを選択しました。5~6年ごとのシステム更改時に大きな投資をすることなく投資の平準化が可能で、導入までのリードタイムが大幅に短縮できる点が高く評価されました。
2020年から2021年にかけて実施する基幹システムとコールセンターシステムの基盤更改に向けて、非同期レプリケーションを導入し、冗長化を図っています。保険業務に欠かせない基幹システムの稼働に加えて、別途バックアップ環境としてディザスタリカバリ (DR) サイトへの展開も予定しています。
今回導入を担当したMS&ADシステムズ株式会社 生保本部 生保システム第二部長 新田 恭久氏は「金融機関や公共団体での実績が後押しとなり、Nutanixを導入して1年が経過しますが、機器やOSの故障などによる予想外のトラブルは一度も起きていません」と述べています。
手順がシンプルになり作業時間も短縮されるため、三井住友海上あいおい生命ではサーバー構築に係るコストを従来型のサーバーと比較して約40%削減することができています。
三井住友海上あいおい生命では、コールセンター向けに、顧客との会話をAIや音声認識を活用してテキストマイニングし、FAQを作成するといったデジタル化の取り組みも始まっており、AI用の基盤をスピーディに用意する場面でもNutanixが活かされています。
将来的には、システム部門の管理外にある収益分析といった他部門のシステムもNutanixに統合し、セキュリティ管理を強化しながら自由度の高いシステムを構築していく方針です。また、会社全体でデジタル化が加速していくなかで、新規のシステム構築がこれからも増えていくことが想定されており、将来的なクラウドの利用も視野に今後もNutanixを活用していく予定です。
本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
https://go.nutanix.com/rs/031-GVQ-112/images/Nutanix_Case_Study_Aioi.pdf
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアとハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのグローバルリーダーであり、ITインフラストラクチャーをその存在さえ意識させない「インビジブル」なものに変革することで、企業のIT部門が、ビジネスに直結したアプリケーションやサービスの提供に注力できるようにします。NutanixのEnterprise Cloud OSソフトウェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あらゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その結果、高性能のIT環境をオンデマンドで迅速に実現でき、アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が得られます。詳細については、www.nutanix.jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。