情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2019年7月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
当ランキングは、全国約4,500店のバイク販売店が、オークネット バイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。
<50cc~125ccクラス 玉数増加で相場もこなれ>
125ccクラスの新車販売台数も伸びており、中古車マーケットでも玉数は増加していますが相場の堅調さも目立っています。シグナス125X(ヤマハ)の玉数も増加し相場はこなれてきています。FIモデルでも10万円を割って、一桁台も増えてきています。アドレスV125G(スズキ)もほとんどが一桁台に落ち着いてきています。
<250ccクラス 2サイクル車など旧車に注目>
現行車を取り扱う販売店も多い中、旧車、特に2サイクル車を優先的に取り扱う販売店など、特徴的な傾向も広がっています。この影響か、旧車の相場高騰も目立っています。NSR250SE(ホンダ)などで100万円近い落札価格まで出ており、過熱の度合いがしばらくは続きそうです。毎年、イヤーチェンジする現行車は、相変わらず相場の変動も非常に大きくなっています。
<400ccクラス 主力はどの玉か>
新車販売は今一歩元気ない現状の中で、相場は軟調に推移しています。現行車は少なく、旧型車や低年式車も多いので、相場は今月も今一歩盛り上がりませんでした。アメリカンスポーツクラスは、シーズンにも関わらず、程度の良い玉数も少ないことも有り、一桁台での推移が続いています。3点中中※を付ける車両も少なくなっています。
<401ccクラス 海外勢のシェアアップ>
海外銘柄の玉数は増加の一途をたどっています。ハーレーだけでも1開催で150台にせまるほどのマーケット規模になってきました。そのリーダー的存在のハーレーは、相場のズレも大きくなる傾向が強いです。また、人気と不人気の格差も広がっており、最近、FXSB(ハーレー)はプレミアム相場が続いており150万円以下が無い状態です。
※評価について
「総合・外観・機能」の順番で表記。
・総合:10段階評価、(9~0点)
・外観:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
・機能:5段階評価、(優・上・中・下・劣)
・改造:4段階評価、(大・中・小・無)
今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。
※本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由にご利用ください。
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