※このリリースはフランス リュエイユ・マルメゾンにて7月25日に発表されたリリースの抄訳です。
● 9指標の目標を上方修正するも、2019年末のシュナイダー・サステナビリティ・インパクト目標7/10達成に向けて順調に推移
● CO2排出削減量の数値化方法についてシュナイダーエレクトリックがホワイトペーパーを発表、2018年第1四半期から7,000万トンの削減を達成
● EcoVadisによってシュナイダーエレクトリックのCSRの取り組みが評価され、ゴールドメダルを取得し、サプライチェーンとして100点満点中平均53.4点と最高スコアを獲得
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、5年目となる2019年上半期の決算資料および決算補足資料を発表しました。当社は、持続可能性に向けた積極的な取り組みの進捗を評価する「シュナイダー・サステナビリティ・インパクト2018~2020」にある21の指標を四半期ごとに公表しています。これは、COP21および国連の目標に沿ったものです。2019年第2四半期の総合スコアは6.78/10となり、2019年末のシュナイダー・サステナビリティ・インパクト目標である7/10を達成できる見込みです。
決算補足の指標ごとの結果は以下の通りです。
● 9指標の目標を上方修正するも、2019年末のシュナイダー・サステナビリティ・インパクト目標7/10達成に向けて順調に推移
● CO2排出削減量の数値化方法についてシュナイダーエレクトリックがホワイトペーパーを発表、2018年第1四半期から7,000万トンの削減を達成
● EcoVadisによってシュナイダーエレクトリックのCSRの取り組みが評価され、ゴールドメダルを取得し、サプライチェーンとして100点満点中平均53.4点と最高スコアを獲得
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、5年目となる2019年上半期の決算資料および決算補足資料を発表しました。当社は、持続可能性に向けた積極的な取り組みの進捗を評価する「シュナイダー・サステナビリティ・インパクト2018~2020」にある21の指標を四半期ごとに公表しています。これは、COP21および国連の目標に沿ったものです。2019年第2四半期の総合スコアは6.78/10となり、2019年末のシュナイダー・サステナビリティ・インパクト目標である7/10を達成できる見込みです。
決算補足の指標ごとの結果は以下の通りです。
シュナイダーエレクトリックのサステナビリティ担当シニアバイスプレジデントであるGilles Vermot Desrochesは次のように述べています。「人類史上、最も早い到来となるオーバーシュート・デー*である7月29日(10年前のオーバーシュート・デーよりも20日早く、2000年よりも56日早い)に近づく中、シュナイダーエレクトリックは持続可能な世界に向けての取り組みをさらに強化しています。シュナイダー・サステナビリティ・インパクトを通じて、インクルーシブな成長に向けて行動を起こすと同時に、安全で信頼性の高いクリーンなエネルギーのメリットをだれもが享受できるように、グローバルなエコシステムに働き掛けています。Solar Impulse Foundationとのパートナーシップは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けたコミットメントと一歩前進の証しです。また、さらに多くの企業がカーボン・ニュートラルに向けた取り組みに参加してくれることを期待し、パートナーシップの精神と共通のベスト・プラクティスに基づいて、当社のソリューションによって削減できたCO2排出量を数値化する方法についてホワイトペーパーを発表しました。社外からの評価も重要です。シュナイダーエレクトリックは今期、模範的なサプライチェーンとして、EcoVadisのゴールドメダルと、Gartnerの2つの賞を受賞し、そのリーダーシップを示しました。」
*オーバーシュート・デーについての補足:オーバーシュート・デーとは、人類による自然資源の消費が、地球が持つ一年分の資源の再生産量とCO2吸収量を超えた日。国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)」が毎年何月何日か公表している。
2019年第2四半期のハイライト
「気候」に関する指標
- 「EcoStructureにより、顧客が1億2,000万トンのCO2を削減するのを支援する」:2018年前半から2019年第2四半期にかけて、エネルギーの効率性と再生可能エネルギーによる可能性を生かし、シュナイダーエレクトリックは顧客が7,000万トンのCO2を削減するのを支援しました。CO2削減のメリットを数値化することは、顧客とエコシステムに優れた環境価値を提供するための当社グループの取り組みの一環です。また、シュナイダーエレクトリックは、ソリューションの使用段階において発生、削減、回避したCO2排出量を測定する革新的な方法を開発しました。この方法は、資本財・消費財セクターに適用できる業界標準となることを目指しています。実用的で柔軟かつ確固たる方法であるため、業界で迅速に採用できます。また、独立した組織によって検証されています。
「循環経済」に関する指標
- 「200拠点で埋め立て廃棄物をゼロにする」:今期は新たに7拠点で達成。2020年の目標である200拠点達成に向け、当社の各拠点は、廃棄物管理プログラムにおいて変革を推進しています。例えば、メキシコの拠点では、サプライヤーと共同でクローズドループの物流プロセスを構築しました。これにより、今年は800トン超の廃棄物を削減または回避し、実際の廃棄物発生量は400トン未満となりました。引き続き、廃棄物を発生させない循環システムを増やせるよう、革新的なソリューションを推進します。
「健康&公平性」に関する指標
- 「私生活を充実させるwell-beingプログラムに従業員の90%が参加する」:従業員が自分自身の生活や仕事を管理できるよう、健康やwell-beingに関するトレーニングや指導を用意しています。本目標は、2つの取り組みから構成されています。1つ目は、従業員向けwell-being学習体験の提供、2つ目は従業員とその扶養家族に対する包括的な医療保険の提供です。目標を達成するために、シュナイダーエレクトリックは、協力者の家族、コミュニティ、社会、地球にプラスの影響をもたらせるよう取り組みます。このKPIに対する評価は、年度末の結果と併せて発表します。
「倫理」に関する指標
- 「戦略サプライヤーのISO 26000アセスメント平均スコアを5.5/100ポイント上昇させる」:2018年末から0.5ポイント上昇。ISO 26000の下、シュナイダーエレクトリックの戦略的サプライヤーに対するEcoVadisの評価は、当社グループの持続可能な開発戦略をサプライチェーンに統合する上で重要です。この戦略を通じて、あらゆる戦略的パートナーにおける、環境、倫理、労働法、人権に関わる状況を常に改善することを目指しています。第2四半期の平均スコアは2017年末から2.3ポイント上昇して53.4/100を達成し、EcoVadisの評価で最高スコアを獲得した企業の一社となりました。
- 「セールス、購買、財務部門の従業員は100%が年1回汚職防止のための研修を受ける」:2019年5月、シュナイダーエレクトリックは、汚職防止のための年1回のeラーニングを開始し、汚職のリスクがある全従業員に受講を義務化しました。この取り組みにより、対象となる従業員数は2018年の2倍となりました。1カ月後、対象となる従業員の14%がトレーニングを受講しました。2019年末までに100%を達成することが目標です。該当者は年に1回このトレーニングを受ける必要があります。
「開発」に関する指標
「Access to Energyプログラムの売上を4倍にする」: Access to Energyプログラムの売上は、2019年上半期で2017年の上半期と比べて1.42倍になりました。第1四半期の1.09倍と比べ140%の急増です。東南アジアのSolar Home Systems(住宅に電気を引くソーラー・キット)の売上と、西アフリカにおけるEUの「Women entrepreneurship in renewable energies(再生可能エネルギーにおける女性起業)」プロジェクトの枠組みの教材の売上が特に寄与しました。「Women entrepreneurship in renewable energies(再生可能エネルギーにおける女性起業)」プロジェクト」は、マリ、セネガル、ニジェールの3つの対象国で、主に太陽光エネルギー分野の女性起業家に技術トレーニングを提供することを目的としています。Plan International and CAREが率いるコンソーシアムによる提案に応えるもので、3年をかけて女性起業家による中小企業4,650社がこのトレーニング・プログラムのメリットを享受し、経済的な発展を支持します。
<ハイライト>
- EcoVadis:シュナイダーエレクトリックは、サステナビリティの取り組みが評価され、ゴールドメダルを授与されました。
- 気候への影響を開示すべき時期:シュナイダーエレクトリックは、ソリューションの使用段階において発生、削減、回避したCO2排出量を測定する方法についてホワイトペーパーを発表しました。この方法は、資本財・消費財セクターに適用できる業界標準となることを目指しています。
- シュナイダーエレクトリック財団がSolar Impulse Foundationと提携:シュナイダーエレクトリック財団は、1,000件の有益なサステナビリティ・ソリューションの特定と選択を進め、シュナイダーエレクトリックの専門家が利用できるようにし、Solar Impulse Foundationの取り組みを支援します。
- シュナイダーエレクトリックはGartnerの2019年サプライチェーン・トップ25で11位に選定されました。
- シュナイダーエレクトリックは、グローバル・サプライチェーンのデジタル・コンピテンシー向上の取り組みを評価され、Gartnerの2019年インダストリアル・サプライチェーン・イノベーター賞も受賞しました。
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、全ての人がエネルギーとデジタルにアクセスできる環境を提供したいと考えています。少ない労力で最大限の効果を得る「Do more with less」により、いつでも、どこでも、だれにでも「Life Is On」を実現します。
世界をリードするエネルギー技術、リアルタイムオートメーション、ソフトウェアとサービスを「ビル、データセンター、電力インフラ、工場」向けに統合し、効率化と持続性を可能にするエネルギーとオートメーションのデジタルソリューションを提供しています。
私たちは、意義深い目標と包括的で実行力を伴う価値観をもって、オープン、グローバル、そして革新的なコミュニティの発展に尽力します。
www.se.com/jp
*オーバーシュート・デーについての補足:オーバーシュート・デーとは、人類による自然資源の消費が、地球が持つ一年分の資源の再生産量とCO2吸収量を超えた日。国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)」が毎年何月何日か公表している。
2019年第2四半期のハイライト
「気候」に関する指標
- 「EcoStructureにより、顧客が1億2,000万トンのCO2を削減するのを支援する」:2018年前半から2019年第2四半期にかけて、エネルギーの効率性と再生可能エネルギーによる可能性を生かし、シュナイダーエレクトリックは顧客が7,000万トンのCO2を削減するのを支援しました。CO2削減のメリットを数値化することは、顧客とエコシステムに優れた環境価値を提供するための当社グループの取り組みの一環です。また、シュナイダーエレクトリックは、ソリューションの使用段階において発生、削減、回避したCO2排出量を測定する革新的な方法を開発しました。この方法は、資本財・消費財セクターに適用できる業界標準となることを目指しています。実用的で柔軟かつ確固たる方法であるため、業界で迅速に採用できます。また、独立した組織によって検証されています。
「循環経済」に関する指標
- 「200拠点で埋め立て廃棄物をゼロにする」:今期は新たに7拠点で達成。2020年の目標である200拠点達成に向け、当社の各拠点は、廃棄物管理プログラムにおいて変革を推進しています。例えば、メキシコの拠点では、サプライヤーと共同でクローズドループの物流プロセスを構築しました。これにより、今年は800トン超の廃棄物を削減または回避し、実際の廃棄物発生量は400トン未満となりました。引き続き、廃棄物を発生させない循環システムを増やせるよう、革新的なソリューションを推進します。
「健康&公平性」に関する指標
- 「私生活を充実させるwell-beingプログラムに従業員の90%が参加する」:従業員が自分自身の生活や仕事を管理できるよう、健康やwell-beingに関するトレーニングや指導を用意しています。本目標は、2つの取り組みから構成されています。1つ目は、従業員向けwell-being学習体験の提供、2つ目は従業員とその扶養家族に対する包括的な医療保険の提供です。目標を達成するために、シュナイダーエレクトリックは、協力者の家族、コミュニティ、社会、地球にプラスの影響をもたらせるよう取り組みます。このKPIに対する評価は、年度末の結果と併せて発表します。
「倫理」に関する指標
- 「戦略サプライヤーのISO 26000アセスメント平均スコアを5.5/100ポイント上昇させる」:2018年末から0.5ポイント上昇。ISO 26000の下、シュナイダーエレクトリックの戦略的サプライヤーに対するEcoVadisの評価は、当社グループの持続可能な開発戦略をサプライチェーンに統合する上で重要です。この戦略を通じて、あらゆる戦略的パートナーにおける、環境、倫理、労働法、人権に関わる状況を常に改善することを目指しています。第2四半期の平均スコアは2017年末から2.3ポイント上昇して53.4/100を達成し、EcoVadisの評価で最高スコアを獲得した企業の一社となりました。
- 「セールス、購買、財務部門の従業員は100%が年1回汚職防止のための研修を受ける」:2019年5月、シュナイダーエレクトリックは、汚職防止のための年1回のeラーニングを開始し、汚職のリスクがある全従業員に受講を義務化しました。この取り組みにより、対象となる従業員数は2018年の2倍となりました。1カ月後、対象となる従業員の14%がトレーニングを受講しました。2019年末までに100%を達成することが目標です。該当者は年に1回このトレーニングを受ける必要があります。
「開発」に関する指標
「Access to Energyプログラムの売上を4倍にする」: Access to Energyプログラムの売上は、2019年上半期で2017年の上半期と比べて1.42倍になりました。第1四半期の1.09倍と比べ140%の急増です。東南アジアのSolar Home Systems(住宅に電気を引くソーラー・キット)の売上と、西アフリカにおけるEUの「Women entrepreneurship in renewable energies(再生可能エネルギーにおける女性起業)」プロジェクトの枠組みの教材の売上が特に寄与しました。「Women entrepreneurship in renewable energies(再生可能エネルギーにおける女性起業)」プロジェクト」は、マリ、セネガル、ニジェールの3つの対象国で、主に太陽光エネルギー分野の女性起業家に技術トレーニングを提供することを目的としています。Plan International and CAREが率いるコンソーシアムによる提案に応えるもので、3年をかけて女性起業家による中小企業4,650社がこのトレーニング・プログラムのメリットを享受し、経済的な発展を支持します。
<ハイライト>
- EcoVadis:シュナイダーエレクトリックは、サステナビリティの取り組みが評価され、ゴールドメダルを授与されました。
- 気候への影響を開示すべき時期:シュナイダーエレクトリックは、ソリューションの使用段階において発生、削減、回避したCO2排出量を測定する方法についてホワイトペーパーを発表しました。この方法は、資本財・消費財セクターに適用できる業界標準となることを目指しています。
- シュナイダーエレクトリック財団がSolar Impulse Foundationと提携:シュナイダーエレクトリック財団は、1,000件の有益なサステナビリティ・ソリューションの特定と選択を進め、シュナイダーエレクトリックの専門家が利用できるようにし、Solar Impulse Foundationの取り組みを支援します。
- シュナイダーエレクトリックはGartnerの2019年サプライチェーン・トップ25で11位に選定されました。
- シュナイダーエレクトリックは、グローバル・サプライチェーンのデジタル・コンピテンシー向上の取り組みを評価され、Gartnerの2019年インダストリアル・サプライチェーン・イノベーター賞も受賞しました。
Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、全ての人がエネルギーとデジタルにアクセスできる環境を提供したいと考えています。少ない労力で最大限の効果を得る「Do more with less」により、いつでも、どこでも、だれにでも「Life Is On」を実現します。
世界をリードするエネルギー技術、リアルタイムオートメーション、ソフトウェアとサービスを「ビル、データセンター、電力インフラ、工場」向けに統合し、効率化と持続性を可能にするエネルギーとオートメーションのデジタルソリューションを提供しています。
私たちは、意義深い目標と包括的で実行力を伴う価値観をもって、オープン、グローバル、そして革新的なコミュニティの発展に尽力します。
www.se.com/jp