株式会社パテント・リザルトは2019年6月5日、独自に分類した化学業界の企業を対象に、2018年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計した「化学業界 他社牽制力ランキング2018」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2018年に最も引用された企業は、富士フイルム、次いで三菱ケミカル、花王となりました。
1位富士フイルムの最も引用された特許は、昨年に続いて「薄膜トランジスタ」に関する特許(特許第5497417号)で、後発の特許24件の審査過程で拒絶理由として引用されています。このほかには「無機結晶性配向膜及びその製造方法」に関する特許(特許第5215158号)や、「タッチパネル」に関する特許(特許第5645581号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2018年に、富士フイルムの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はキヤノン(333件)、次いで、大日本印刷(162件)、コニカミノルタ(142件)となっています。
2位三菱ケミカルの最も引用された特許は、「積層フィルム」に関する特許(特許第5148754号)で、全てが住友化学の特許8件の審査過程で拒絶理由として引用されております。このほかには「フッ素艶消しフィルム」に関する特許(特願2011-102746)や、「白色LED」に関する特許(特許第4974310号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2018年に、三菱ケミカルの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は旭化成(46件)、次いで、大日本印刷(43件)と住友化学(43件)、日亜化学工業(36件)が続いています。
3位花王の最も引用された特許は、「吸収性物品」(特許第5180659号)で、P&Gの特許4件を含む後発の特許6件の審査過程で拒絶理由として引用されております。このほかには「舗装用バインダ及び舗装用混合物」に関する特許(特許第6110614号)や、「ゴム組成物及びその製造方法」に関する特許(特許第5763995号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2018年に、花王の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はP&G(112件)、次いで、ユニ・チャーム(110件)、LOREAL(57件)となっています。
本分析の詳細については、「化学業界 他社牽制力ランキング2018」にてご覧いただけます。
■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2019/06/fcitchem.html
<<特許・技術調査レポートについて>>
https://www.patentresult.co.jp/report/index.html
<<特許分析セミナー情報>>
https://www.patentresult.co.jp/seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580、Fax:03-5802-8271
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2018年に最も引用された企業は、富士フイルム、次いで三菱ケミカル、花王となりました。
1位富士フイルムの最も引用された特許は、昨年に続いて「薄膜トランジスタ」に関する特許(特許第5497417号)で、後発の特許24件の審査過程で拒絶理由として引用されています。このほかには「無機結晶性配向膜及びその製造方法」に関する特許(特許第5215158号)や、「タッチパネル」に関する特許(特許第5645581号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2018年に、富士フイルムの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はキヤノン(333件)、次いで、大日本印刷(162件)、コニカミノルタ(142件)となっています。
2位三菱ケミカルの最も引用された特許は、「積層フィルム」に関する特許(特許第5148754号)で、全てが住友化学の特許8件の審査過程で拒絶理由として引用されております。このほかには「フッ素艶消しフィルム」に関する特許(特願2011-102746)や、「白色LED」に関する特許(特許第4974310号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2018年に、三菱ケミカルの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は旭化成(46件)、次いで、大日本印刷(43件)と住友化学(43件)、日亜化学工業(36件)が続いています。
3位花王の最も引用された特許は、「吸収性物品」(特許第5180659号)で、P&Gの特許4件を含む後発の特許6件の審査過程で拒絶理由として引用されております。このほかには「舗装用バインダ及び舗装用混合物」に関する特許(特許第6110614号)や、「ゴム組成物及びその製造方法」に関する特許(特許第5763995号)などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
2018年に、花王の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はP&G(112件)、次いで、ユニ・チャーム(110件)、LOREAL(57件)となっています。
本分析の詳細については、「化学業界 他社牽制力ランキング2018」にてご覧いただけます。
■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2019/06/fcitchem.html
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