日販コンピュータテクノロジイ株式会社(代表取締役社長:藤澤 徹、略称:NCT)は、株式会社 日教販(代表取締役社長:渡部 正嗣)に業務の自動化技術であるRPA(Robotic Process Automation)ソリューションを追加導入いただき、導入事例として2019年5月17日(金)に発表します。
■RPA(Robotic Process Automation)とは
ルールエンジン、機械学習、人工知能などを活用した業務の自動化の取り組み
■NCTのRPAソリューション
専門技術者がすべて「おまかせ」で最適な自動化を実現します。
・専門技術者がロボの構築~メンテナンスまでを担う「フルサービス」が特徴です。
・お客様でのツール学習・ロボ構築作業が不要で、導入のハードルを低く抑えています。
・各社の独自のニーズをヒヤリングし、最適なRPAを構築します。
NCTのRPAソリューションの詳細はこちら
http://www.nct-inc.jp/solution/automation/rpa/
■株式会社 日教販 概要
創立 1949年9月20日
従業員数 125名 ※2018年9月30日時点
所在地 東京都文京区後楽1丁目4番25号
事業内容 教科書・辞書・学習参考書の専門取次として教科用図書から教育・学習図書をはじめ、
一般書籍・関連機器や各種ソフトウェア等の販売を行っている。
株式会社 日教販(以下、日教販)では昨年、デジタルコンテンツの作成業務に当社のRPAソリューションを導入し、その効果を受け、今回さらに他業務へも追加導入いただきました。
今回RPAを導入したのは、出版社へ書籍をFAX発注する業務です。
RPA導入の背景や導入後の効果について、日教販担当者様に伺いました。
導入の背景
【日教販担当者様】
「今回RPAを導入したのは、当社の取次販売に関わる業務を行っている部署です。ここでは書店の地域別に分かれた担当者が、書店からの注文をFAXや電話で受け付け、出版社へ発注する業務を行っています。出版社への発注では、まず注文システムに書店からの受注内容を登録し、そこから出版社への発注票ファイルを作成します。この発注票を、FAXソフトを使って各出版社へ送信していました。
繁忙期には、部署に20名程いる担当者が1日中この作業にかかりきりになります。手作業で行っているため、単純なFAXソフトの操作でも、送信先番号の設定間違い等のミスが度々発生していました。作業中でも他の電話注文が入るのは当たり前なほど作業に追われるため、時には、受け付けた注文の発注票を出版社に送信し忘れてしまう、というミスが起きてしまうこともありました。
以前からRPAを導入していたので、次のRPA化候補としてすぐにこの業務が思い浮かびました。NCTの担当者と相談し、FAXソフトで発注票を送信する部分をRPAに任せることにしました。この作業は単純作業のため、すぐにRPA化でき、かつ、複数の担当者が同じ作業を何回も行っていたため、大きな効果が期待できると考えました。」
導入後の効果
【日教販担当者様】
「RPA化後は、ファイルサーバーの所定の場所に発注票ファイルを置くだけで、RPAが順次FAX送信してくれるようになりました。
繁忙期までにRPA導入を間に合わせることができ、繁忙期期間の約2ヶ月間でおよそ40,000件のFAX送信をRPAで処理しました。人手で作業していた時は、1件につき少なくとも1分以上はかかっていたので、合計で約660時間(40,000件÷60分)が削減できたことになります。業務のピーク時には1日1,000件以上の発注票をRPAで処理することもありました。
一括の大量注文では、注文システムのアップロード機能も活用することで、より一層効果を出すことができました。このケースでは1件当たりで発注票が200枚程に上ることもあります。以前までは手作業でFAX送信作業を行っていたので、担当者が当日中に処理しきれず、翌日に回すこともありましたが、RPAは人と違って、疲れることなくどんどん処理してくれるので、発注作業が遅れることがなく、結果として納品までのリードタイム短縮に繋がりました。
一部には注文受付の締め切り時間を設定している出版社もあります。締め切り時間に間に合わせるために今までは担当者もどうにかやりくりしていましたが、この対応もRPAにFAX送信部分を任せられるようになったことで随分楽になりました。
RPA化したことで手作業よりも圧倒的に速くなり、作業の進捗状況も見えるようになったので、今後は、後工程となる倉庫現場での業量も考慮して、計画的な発注コントロールにも活用していきたいと考えています。」
今後の展望
【日教販担当者様】
「長期的には受発注の仕組み全体を見直していきたいと考えているため、今回の改善はあくまで暫定的な対応です。まずは人手が掛かっている部分の効率化を図る、という点で、NCTのRPAサービスのおかげで、低コストかつ短期に改善効果を出すことができました。」
日教販様では本件以外にも、書誌情報の作成作業でも当社のRPAサービスを導入いただき、その効果を実感いただいております。
NCTは、今後もRPAを活用したサービスを展開し、企業の業務効率化に貢献してまいります。
■本件に関するお問い合わせ
日販コンピュータテクノロジイ株式会社
担当:インテグレーションサービス本部 原、小倉、村田
TEL:03-5280-7717
MAIL:si@nct-inc.jp
■RPA(Robotic Process Automation)とは
ルールエンジン、機械学習、人工知能などを活用した業務の自動化の取り組み
■NCTのRPAソリューション
専門技術者がすべて「おまかせ」で最適な自動化を実現します。
・専門技術者がロボの構築~メンテナンスまでを担う「フルサービス」が特徴です。
・お客様でのツール学習・ロボ構築作業が不要で、導入のハードルを低く抑えています。
・各社の独自のニーズをヒヤリングし、最適なRPAを構築します。
NCTのRPAソリューションの詳細はこちら
http://www.nct-inc.jp/solution/automation/rpa/
■株式会社 日教販 概要
創立 1949年9月20日
従業員数 125名 ※2018年9月30日時点
所在地 東京都文京区後楽1丁目4番25号
事業内容 教科書・辞書・学習参考書の専門取次として教科用図書から教育・学習図書をはじめ、
一般書籍・関連機器や各種ソフトウェア等の販売を行っている。
株式会社 日教販(以下、日教販)では昨年、デジタルコンテンツの作成業務に当社のRPAソリューションを導入し、その効果を受け、今回さらに他業務へも追加導入いただきました。
今回RPAを導入したのは、出版社へ書籍をFAX発注する業務です。
RPA導入の背景や導入後の効果について、日教販担当者様に伺いました。
導入の背景
【日教販担当者様】
「今回RPAを導入したのは、当社の取次販売に関わる業務を行っている部署です。ここでは書店の地域別に分かれた担当者が、書店からの注文をFAXや電話で受け付け、出版社へ発注する業務を行っています。出版社への発注では、まず注文システムに書店からの受注内容を登録し、そこから出版社への発注票ファイルを作成します。この発注票を、FAXソフトを使って各出版社へ送信していました。
繁忙期には、部署に20名程いる担当者が1日中この作業にかかりきりになります。手作業で行っているため、単純なFAXソフトの操作でも、送信先番号の設定間違い等のミスが度々発生していました。作業中でも他の電話注文が入るのは当たり前なほど作業に追われるため、時には、受け付けた注文の発注票を出版社に送信し忘れてしまう、というミスが起きてしまうこともありました。
以前からRPAを導入していたので、次のRPA化候補としてすぐにこの業務が思い浮かびました。NCTの担当者と相談し、FAXソフトで発注票を送信する部分をRPAに任せることにしました。この作業は単純作業のため、すぐにRPA化でき、かつ、複数の担当者が同じ作業を何回も行っていたため、大きな効果が期待できると考えました。」
導入後の効果
【日教販担当者様】
「RPA化後は、ファイルサーバーの所定の場所に発注票ファイルを置くだけで、RPAが順次FAX送信してくれるようになりました。
繁忙期までにRPA導入を間に合わせることができ、繁忙期期間の約2ヶ月間でおよそ40,000件のFAX送信をRPAで処理しました。人手で作業していた時は、1件につき少なくとも1分以上はかかっていたので、合計で約660時間(40,000件÷60分)が削減できたことになります。業務のピーク時には1日1,000件以上の発注票をRPAで処理することもありました。
一括の大量注文では、注文システムのアップロード機能も活用することで、より一層効果を出すことができました。このケースでは1件当たりで発注票が200枚程に上ることもあります。以前までは手作業でFAX送信作業を行っていたので、担当者が当日中に処理しきれず、翌日に回すこともありましたが、RPAは人と違って、疲れることなくどんどん処理してくれるので、発注作業が遅れることがなく、結果として納品までのリードタイム短縮に繋がりました。
一部には注文受付の締め切り時間を設定している出版社もあります。締め切り時間に間に合わせるために今までは担当者もどうにかやりくりしていましたが、この対応もRPAにFAX送信部分を任せられるようになったことで随分楽になりました。
RPA化したことで手作業よりも圧倒的に速くなり、作業の進捗状況も見えるようになったので、今後は、後工程となる倉庫現場での業量も考慮して、計画的な発注コントロールにも活用していきたいと考えています。」
今後の展望
【日教販担当者様】
「長期的には受発注の仕組み全体を見直していきたいと考えているため、今回の改善はあくまで暫定的な対応です。まずは人手が掛かっている部分の効率化を図る、という点で、NCTのRPAサービスのおかげで、低コストかつ短期に改善効果を出すことができました。」
日教販様では本件以外にも、書誌情報の作成作業でも当社のRPAサービスを導入いただき、その効果を実感いただいております。
NCTは、今後もRPAを活用したサービスを展開し、企業の業務効率化に貢献してまいります。
■本件に関するお問い合わせ
日販コンピュータテクノロジイ株式会社
担当:インテグレーションサービス本部 原、小倉、村田
TEL:03-5280-7717
MAIL:si@nct-inc.jp