2019年05月16日 11:30

吸収型 赤外線(IR)カットフィルター関連技術 特許総合力ランキングトップ3は富士フイルム、日本板硝子、AGC

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株式会社パテント・リザルトは2019年5月16日、2019年4月末までに日本の特許庁で公開された「吸収型 赤外線カットフィルター(IR カットフィルター)関連特許」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

デジタルカメラや防犯監視カメラなどのデジタル機器に使われる赤外線カットフィルターは、太陽光や照明に含まれる赤外線をカットすることで、人の目が認識する色と近い色で画像を撮影できるようにする働きを持っています。今回の調査では、日本の特許庁で公開されている吸収型の赤外線カットフィルター関連技術全般について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。

その結果、「総合力ランキング」では、1位 富士フイルム、2位 日本板硝子、3位 AGCとなりました。

総合力1位の富士フイルムの注目度の高い特許には、「波長650nm以上に吸収極大を有し、ポリメチン色素から選ばれる少なくとも一種の赤外線吸収剤を含む赤外線吸収組成物」に関する技術や、「インクジェット用インクおよびレジスト液を用いた近赤外線吸収フィルターの製造方法」に関する技術などが挙げられます。

総合力2位の日本板硝子は、「所望の光学性能を簡素な構成で発揮できる光学フィルター」や「有機物である光吸収剤を含みながらも、機械的強度に優れたシリカ系膜」に関する技術などが挙げられます。

総合力3位のAGCの注目度の高い特許には、「人間の目が光の波長ごとに感じる明るさの程度を示す“比視感度曲線”に近い分光特性を示す近赤外カットフィルター」や、「光の入射角依存性が小さく、可視波長領域の平均透過率が高い光学フィルター」などが挙げられます。

そのほか、4位のJSRは「視野角が広く、近赤外線カット能に優れ、更にハンダリフロー工程での使用に適した耐熱性を有す近赤外線カットフィルター」などが、5位の日本触媒は「光遮断特性の入射角依存性が充分に低減され、光選択透過性に優れるとともに、充分な薄膜化が可能な光選択透過フィルター」に関する技術などが、注目度の高い特許として挙げられます。

本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「吸収型 赤外線カットフィルター関連技術」にてご覧いただけます。

■価格:100,000円~(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2019/05/infrared-cf.html

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会社概要

商号
株式会社パテント・リザルト(カブシキガイシャパテント・リザルト)
代表者
白山 隆(シラヤマ タカシ)
所在地
〒113-0033
東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
TEL
03-5802-6580
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
会社HP
https://www.patentresult.co.jp/

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