【乳がん・子宮頸がん検診促進超党派国会議員設立4周年記念イベント】
※一般の方を対象としたイベントではありません。
※タイトル・演者は都合により変更する可能性があります。
定員:70名(40名から変更しました)(超えた場合は抽選)
:事前申込必須
※メディアの方も参加申込お願いします
参加費:無料
以下より申込下さい。
http://ptix.at/6kmKvO
受付開始 14:40 参議院会館1階
※一般の方を対象としたイベントではありません。
※タイトル・演者は都合により変更する可能性があります。
定員:70名(40名から変更しました)(超えた場合は抽選)
:事前申込必須
※メディアの方も参加申込お願いします
参加費:無料
以下より申込下さい。
http://ptix.at/6kmKvO
受付開始 14:40 参議院会館1階
開始
15:00 開会&開会挨拶
15:05-15:20 写真撮影
【第1部】
15:20-15:45
「2019年11月30日に厚生労働大臣に提出した要望書、進展状況についての報告」
厚生労働省がん対策疾病対策課 佐々木課長 & 文部科学省担当より
15:45-15:50
野田議連会長からの質問など
【第2部】
15:50-16:30
「高濃度乳房問題に対応する効率的な検診は? ~受診者の目線、科学者の目線~」
講師:大貫 幸二先生 岩手県立中央病院 乳腺・内分泌外科
【概要】
高濃度乳房を取り巻く議論において、受診者側からは「判別困難なマンモグラフィ検診をなんで黙ってやっていたのか」「超音波が良いとわかっているのになんで取り入れないのか」といった意見が出るのに対して、専門家からは「高濃度乳房の感度が悪いのは判っていたのでJ-STARTが計画されたのである」「対応が決まらないものに対して騒いで混乱させないでほしい」といった発言が出ることがあります。どちらも乳がん死亡を一人でも減らしたいと思っているのに、時として噛み合わないのは、検診に対する目線が異なっているからでしょう。専門家は、国民全体の乳がん死亡を効率よく減少させるために、主に対策型検診の目線から科学的根拠を拠り所として乳がん検診を考えています。最も効果的なのは、組織型検診を行い、受診者を個人レベルで把握し受診率を欧米並みに上昇させることです。一方、受診者は検診を受ける人には正確な診断を行ってほしいという、個人の死亡リスクを下げる任意型検診の目線で乳がん検診を主に考えています。
講演では、高濃度乳房問題の概要、対策型検診と任意型検診について触れた後に、乳がん検診の利益を最大に不利益は最小にすることを目的として行われている「マンモグラフィと超音波検査の総合判定」について、これまでの経緯、概要や岩手県での対策型検診における取り組みを紹介します。また、高濃度乳房と通知を受けた場合に、どのような人に超音波検査を勧めたらよいかについて、自施設の研究を踏まえて解説する予定です。
【第3部】
16:30-17:00
「女性の声が法律とシステムを変えた Are You Dense?(R) 乳がん検診“高濃度乳房”告知活動の経緯」
講師:増田美加氏
女性医療ジャーナリスト
「NPO法人 乳がん画像診断ネットワーク」副理事長
「NPO法人 女性医療ネットワーク」理事 など多数
【概要】
日本でも定期的にマンモグラフィ検診を受けていたにもかかわらず、進行した乳がんが見つかる女性が現れ続けています。
何故でしょうか? どうにか出来ないのでしょうか?
今回は、乳がん検診先進国の米国の事情をAre You Dense?(R) 活動をとおして、女性医療ジャーナリストの増田美加さんに紹介して頂きます。
この活動の設立者のナンシーさん(2018年11月、骨髄性白血病でお亡くなりになりました)は、“高濃度乳房”=Dense Breast だったために、毎年マンモグラフィ検診を受診していたにもかかわらず、進行がんで乳がんが発見されました。
「自分と同じ思いをする女性たちを減らしたい!」と“高濃度乳房”を医師が患者に告げることを義務化する法整備を、今も彼女の意志を継いで米国の各州で進められています。
結果、現在、多くの州で法整備されています。
日本国内でも「“高濃度乳房”を本人に伝えるか否か?」の議論が進んでいますが、「乳がん検診は誰のためのものか?」この議論に一石を投げる講演会です。
“Are you dense ?(R)”とは、乳腺濃度が高くマンモグラフィ検診に向かないことを本人にきちんと説明し、ほかの検査も組み合わせることを法制度の見直しを含めて、推進する活動です。米国では多くの州で、罰金刑を伴う法整備がすでに実施されています。
日本人女性は、米国人以上に乳腺濃度の高い女性が多いことから、マンモグラフィ検診だけでは、精度の高い検診となりにくいことが想定されています。
17:00 閉会
18:00より 記念イベント参加者限定の懇親会あり
参加者のみメールで連絡します。
15:00 開会&開会挨拶
15:05-15:20 写真撮影
【第1部】
15:20-15:45
「2019年11月30日に厚生労働大臣に提出した要望書、進展状況についての報告」
厚生労働省がん対策疾病対策課 佐々木課長 & 文部科学省担当より
15:45-15:50
野田議連会長からの質問など
【第2部】
15:50-16:30
「高濃度乳房問題に対応する効率的な検診は? ~受診者の目線、科学者の目線~」
講師:大貫 幸二先生 岩手県立中央病院 乳腺・内分泌外科
【概要】
高濃度乳房を取り巻く議論において、受診者側からは「判別困難なマンモグラフィ検診をなんで黙ってやっていたのか」「超音波が良いとわかっているのになんで取り入れないのか」といった意見が出るのに対して、専門家からは「高濃度乳房の感度が悪いのは判っていたのでJ-STARTが計画されたのである」「対応が決まらないものに対して騒いで混乱させないでほしい」といった発言が出ることがあります。どちらも乳がん死亡を一人でも減らしたいと思っているのに、時として噛み合わないのは、検診に対する目線が異なっているからでしょう。専門家は、国民全体の乳がん死亡を効率よく減少させるために、主に対策型検診の目線から科学的根拠を拠り所として乳がん検診を考えています。最も効果的なのは、組織型検診を行い、受診者を個人レベルで把握し受診率を欧米並みに上昇させることです。一方、受診者は検診を受ける人には正確な診断を行ってほしいという、個人の死亡リスクを下げる任意型検診の目線で乳がん検診を主に考えています。
講演では、高濃度乳房問題の概要、対策型検診と任意型検診について触れた後に、乳がん検診の利益を最大に不利益は最小にすることを目的として行われている「マンモグラフィと超音波検査の総合判定」について、これまでの経緯、概要や岩手県での対策型検診における取り組みを紹介します。また、高濃度乳房と通知を受けた場合に、どのような人に超音波検査を勧めたらよいかについて、自施設の研究を踏まえて解説する予定です。
【第3部】
16:30-17:00
「女性の声が法律とシステムを変えた Are You Dense?(R) 乳がん検診“高濃度乳房”告知活動の経緯」
講師:増田美加氏
女性医療ジャーナリスト
「NPO法人 乳がん画像診断ネットワーク」副理事長
「NPO法人 女性医療ネットワーク」理事 など多数
【概要】
日本でも定期的にマンモグラフィ検診を受けていたにもかかわらず、進行した乳がんが見つかる女性が現れ続けています。
何故でしょうか? どうにか出来ないのでしょうか?
今回は、乳がん検診先進国の米国の事情をAre You Dense?(R) 活動をとおして、女性医療ジャーナリストの増田美加さんに紹介して頂きます。
この活動の設立者のナンシーさん(2018年11月、骨髄性白血病でお亡くなりになりました)は、“高濃度乳房”=Dense Breast だったために、毎年マンモグラフィ検診を受診していたにもかかわらず、進行がんで乳がんが発見されました。
「自分と同じ思いをする女性たちを減らしたい!」と“高濃度乳房”を医師が患者に告げることを義務化する法整備を、今も彼女の意志を継いで米国の各州で進められています。
結果、現在、多くの州で法整備されています。
日本国内でも「“高濃度乳房”を本人に伝えるか否か?」の議論が進んでいますが、「乳がん検診は誰のためのものか?」この議論に一石を投げる講演会です。
“Are you dense ?(R)”とは、乳腺濃度が高くマンモグラフィ検診に向かないことを本人にきちんと説明し、ほかの検査も組み合わせることを法制度の見直しを含めて、推進する活動です。米国では多くの州で、罰金刑を伴う法整備がすでに実施されています。
日本人女性は、米国人以上に乳腺濃度の高い女性が多いことから、マンモグラフィ検診だけでは、精度の高い検診となりにくいことが想定されています。
17:00 閉会
18:00より 記念イベント参加者限定の懇親会あり
参加者のみメールで連絡します。