Nutanix Filesで柔軟性の高いファイルサーバー環境を整備
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社: 東京都千代田区、社長: 町田 栄作、以下Nutanix) は本日、学校法人 麻生塾 (本社: 福岡県飯塚市、理事長: 麻生 健) の業務システム基盤にNutanix Enterprise Cloud OSが採用されたことを発表しました。
地域・国家への貢献を目的に中堅技術者を育成すべく、志の高い若者に教育の機会を与える学校として1939年に創立した「麻生塾」を祖とし、現在は総合専門学校として福岡県下に13校の専門学校を展開している麻生専門学校グループは、情報、観光、語学、公務員、医療、福祉、デザイン、ゲーム、美容、建築、自動車など多岐にわたる専門領域において、即戦力となるプロフェッショナル人材の育成を積極的に行っています。
麻生専門学校グループでは、外部向けのWebサーバーやDNS、AD環境など情報系に関連した環境をブレードサーバー上に展開していましたが、運用していくなかでトラブルが頻発するようになり、保守性の悪化に伴って管理者負担が増大、拡張性の面でも課題を抱えていました。「ブレードサーバー上の制約で新たなOSを動かすことができず、電子稟議などの新たな仕組みを展開するために別のサーバーを立てざるを得ませんでした。障害発生時のリストアには作業に手間と時間がかかるなど、運用的な負担軽減も課題となっていました。1枚のブレードをファイルサーバーとして運用していたため柔軟な拡張が難しく、容量的にも限界を迎えつつありました」と法人本部 事業戦略グループ リーダー 横山 新氏は当時の状況を振り返ります。
課題を抱えているなかで、ブレードサーバーの更改タイミングを迎えることになり、Nutanix Enterprise Cloud OSの導入を検討しました。「3層構成では拡張性が乏しいばかりか、従来のバックアップ環境同様、外部にサーバーを立てて運用する構成が必要です。対して拡張性に優れたNutanixであれば、ノード追加で容易に拡張できるだけでなく、システムのダウンタイムも最小限にできると考えました」と横山氏は述べています。
また、以前はサードパーティ製のソフトウェアを利用し、外部に設置されたサーバーを利用、最終的にはテープメディアに落とし込む運用を行っていました。「Nutanixであれば、Self-Service Restoreの機能で3時間程度かかっていた作業も5分足らずでリストアできます。負担が大幅に軽減できると期待しました」と同グループの佐々野 裕美氏が語ります。
さらに、運用管理におけるPrismの使いやすさも評価の1つに挙げています。「直感的に情報を把握しやすく、システムの健全性などがすぐに判別でき、管理的な負担も減らせると考えました」と横山氏は評価します。
導入効果
現状は、データセンター内にNXシリーズを本番環境用に3ノード、バックアップ環境として別筐体に1ノード展開しており、基本的に情報系のアプリ、公開用WebサーバーをNutanix上で稼働させています。
今回の導入ではNutanix Filesを使い、クラスタ内ストレージの一部をファイルサーバー用として活用しています。「ユーザー側での容量増にも柔軟に対応できるため、拡張しやすいNutanixの利点を生かしたままファイルサーバー運用が可能です」と横山氏。Nutanix FilesはNutanix Enterprise Cloud OS内に当初から実装されており、追加ライセンスの支払いだけで使うことができました。
大きく期待しているのは、更改時にダウンタイムなく切り替えできる拡張性です。「5年後の入れ替えが早く来ないかと楽しみにしているほどで、ダウンタイムゼロで運用ができるのは本当に素晴らしい」と横山氏は話します。ノード入れ替えだけで刷新が可能なため、大きな予算を単年度に確保せずとも、少しずつ刷新できる点も採用の決め手となりました。
今後の展望
今後、姉妹校に残っているファイルサーバーを現在のNutanix環境に集約させ、さらにBCP環境強化のため、バックアップ環境を別拠点に構築していく計画です。「今後新しいサーバーやサービスはできる限りNutanix上で動かしていきたいですね。個人的にはハイパーバイザーとしてのNutanix AHVにも興味を持っています」と横山氏は語っています。
本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
https://go.nutanix.com/rs/031-GVQ-112/images/Nutanix_Case_Study_Aso.pdf
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアとハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのグローバルリーダーであり、ITインフラストラクチャーをその存在さえ意識させない「インビジブル」なものに変革することで、企業のIT部門が、ビジネスに直結したアプリケーションやサービスの提供に注力できるようにします。NutanixのEnterprise Cloud OSソフトウェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あらゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その結果、高性能のIT環境をオンデマンドで迅速に実現でき、アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が得られます。詳細については、www.nutanix.jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。
(C)2019 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix、Nutanixのロゴマーク、すべての製品名ならびにサービス名は米国およびその他の国におけるNutanix, Inc.の登録商標、あるいは出願中の商標です。本リリースに記載されているその他すべてのブランド名は、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標です。
ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社: 東京都千代田区、社長: 町田 栄作、以下Nutanix) は本日、学校法人 麻生塾 (本社: 福岡県飯塚市、理事長: 麻生 健) の業務システム基盤にNutanix Enterprise Cloud OSが採用されたことを発表しました。
地域・国家への貢献を目的に中堅技術者を育成すべく、志の高い若者に教育の機会を与える学校として1939年に創立した「麻生塾」を祖とし、現在は総合専門学校として福岡県下に13校の専門学校を展開している麻生専門学校グループは、情報、観光、語学、公務員、医療、福祉、デザイン、ゲーム、美容、建築、自動車など多岐にわたる専門領域において、即戦力となるプロフェッショナル人材の育成を積極的に行っています。
麻生専門学校グループでは、外部向けのWebサーバーやDNS、AD環境など情報系に関連した環境をブレードサーバー上に展開していましたが、運用していくなかでトラブルが頻発するようになり、保守性の悪化に伴って管理者負担が増大、拡張性の面でも課題を抱えていました。「ブレードサーバー上の制約で新たなOSを動かすことができず、電子稟議などの新たな仕組みを展開するために別のサーバーを立てざるを得ませんでした。障害発生時のリストアには作業に手間と時間がかかるなど、運用的な負担軽減も課題となっていました。1枚のブレードをファイルサーバーとして運用していたため柔軟な拡張が難しく、容量的にも限界を迎えつつありました」と法人本部 事業戦略グループ リーダー 横山 新氏は当時の状況を振り返ります。
課題を抱えているなかで、ブレードサーバーの更改タイミングを迎えることになり、Nutanix Enterprise Cloud OSの導入を検討しました。「3層構成では拡張性が乏しいばかりか、従来のバックアップ環境同様、外部にサーバーを立てて運用する構成が必要です。対して拡張性に優れたNutanixであれば、ノード追加で容易に拡張できるだけでなく、システムのダウンタイムも最小限にできると考えました」と横山氏は述べています。
また、以前はサードパーティ製のソフトウェアを利用し、外部に設置されたサーバーを利用、最終的にはテープメディアに落とし込む運用を行っていました。「Nutanixであれば、Self-Service Restoreの機能で3時間程度かかっていた作業も5分足らずでリストアできます。負担が大幅に軽減できると期待しました」と同グループの佐々野 裕美氏が語ります。
さらに、運用管理におけるPrismの使いやすさも評価の1つに挙げています。「直感的に情報を把握しやすく、システムの健全性などがすぐに判別でき、管理的な負担も減らせると考えました」と横山氏は評価します。
導入効果
現状は、データセンター内にNXシリーズを本番環境用に3ノード、バックアップ環境として別筐体に1ノード展開しており、基本的に情報系のアプリ、公開用WebサーバーをNutanix上で稼働させています。
今回の導入ではNutanix Filesを使い、クラスタ内ストレージの一部をファイルサーバー用として活用しています。「ユーザー側での容量増にも柔軟に対応できるため、拡張しやすいNutanixの利点を生かしたままファイルサーバー運用が可能です」と横山氏。Nutanix FilesはNutanix Enterprise Cloud OS内に当初から実装されており、追加ライセンスの支払いだけで使うことができました。
大きく期待しているのは、更改時にダウンタイムなく切り替えできる拡張性です。「5年後の入れ替えが早く来ないかと楽しみにしているほどで、ダウンタイムゼロで運用ができるのは本当に素晴らしい」と横山氏は話します。ノード入れ替えだけで刷新が可能なため、大きな予算を単年度に確保せずとも、少しずつ刷新できる点も採用の決め手となりました。
今後の展望
今後、姉妹校に残っているファイルサーバーを現在のNutanix環境に集約させ、さらにBCP環境強化のため、バックアップ環境を別拠点に構築していく計画です。「今後新しいサーバーやサービスはできる限りNutanix上で動かしていきたいですね。個人的にはハイパーバイザーとしてのNutanix AHVにも興味を持っています」と横山氏は語っています。
本事例の詳細は、以下リンクよりご覧いただけます。
https://go.nutanix.com/rs/031-GVQ-112/images/Nutanix_Case_Study_Aso.pdf
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアとハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのグローバルリーダーであり、ITインフラストラクチャーをその存在さえ意識させない「インビジブル」なものに変革することで、企業のIT部門が、ビジネスに直結したアプリケーションやサービスの提供に注力できるようにします。NutanixのEnterprise Cloud OSソフトウェアは世界中の企業に採用されており、パブリッククラウド、プライベートクラウド、分散型エッジクラウドを対象に、ワンクリックのアプリケーション管理とモビリティを実現することで、総所有コストを大幅に削減しつつ、あらゆる規模でアプリケーションの実行を可能にします。その結果、高性能のIT環境をオンデマンドで迅速に実現でき、アプリケーション所有者には真のクラウドライクな体験が得られます。詳細については、www.nutanix.jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。
(C)2019 Nutanix, Inc. All rights reserved. Nutanix、Nutanixのロゴマーク、すべての製品名ならびにサービス名は米国およびその他の国におけるNutanix, Inc.の登録商標、あるいは出願中の商標です。本リリースに記載されているその他すべてのブランド名は、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標です。