■小惑星探査機はやぶさ2の活躍、米国スペースX社の民間ロケットの打ち上げ成功など、最近の宇宙ビジネス関係では明るい話題が続いています。
■宇宙ビジネス、宇宙ビッグデータなどについて、未来の可能性を感じるテーマは何かを2,200人に尋ねたところ、「宇宙旅行」がトップで62.8%。続いて、「火星探査」62.0%、「月面探査」60.3%となりました。これらは3つとも、60%を超えています。続いて、「衛星・地上データ連携」、「衛星データの利活用」、「小惑星探査」、「データの人工知能解析」と続いています。このことにより、衛星データを活用したサービスに未来の可能性があると見ている人が多い、ということも分かりました。
■先端テクノロジーの調査会社、AQU 先端テクノロジー総研(代表、子安克昌)が会社員、公務員、経営者など2,200人に対して行った意識調査(2019年2月27日~3月5日実施)では、将来の宇宙ビジネスの方向性を考えるに際し、興味深い結果が得られました(3月6日)。
https://www.aqu.com/ AQU先端テクノロジー総研
https://www.aqu.com/aqu-news/2019-3-7.pdf ニュースリリース
■宇宙ビジネスは、世界的にベンチャー企業が台頭していますが、日本の宇宙ベンチャーも取組みを強めています。「宇宙ビジネスに関心ある」を選んだ642人による日本の主な宇宙ベンチャー関心度では、アクセルスペース、アストロスケール、SPACE ONE などが上位となりました。小型衛星の開発、衛星データサービス、小型衛星用ロケット打ち上げ、宇宙資源開発、分身ロボット開発などのベンチャーが注目されています。
■また、「宇宙アプリに関心」は、4人に1人であることも分かりました。地震予知、大気汚染予報、花粉予報などに期待の声が出ています。
■今回の意識調査では、宇宙ビジネスへの期待、日本のミッションについても、コメントしてもらいました。その結果、宇宙ビジネスへの期待感が伺えました。
・まず、女性の見方を紹介しますと、「宇宙はまだまだ未開拓だと思うので、人類の未来のために、あらゆる角度から研究を続けてほしい。」(45歳、女性、会社員・事務系)、「地球外にも未来には人が住めるようになっていくのだろうと思います。たくさんの国が協力しあって平和に進歩していって欲しいと思います。」(60歳、女性、自営業)、「宇宙ビジネスについて考える時代が到来している事に今まで全く気付いてなくて、考えもしてなかったが、今後もっと興味を持って理解を深めて行きたいと思います。」(51歳、女性、会社員)というように、肯定的意見が多くありました。
いっぽう、男性の場合は具体的な意見が多くありました。「宇宙基地としての月開発、小惑星の資源開発、火星への有人宇宙飛行などを期待したい。」(54歳、男性、会社員・事務系)、「小惑星探査機の精度を上げて水や天然資源の開発を進めてもらいたい。」(59歳、男性、自営業)、「新エネルギーの開発に宇宙からの太陽光を効率よく使い、地球に送信することはできないでしょうか?原発に頼らず安定した電力供給に宇宙資源を用いられたらと思います。」(31歳、男性、自営業)、「材料分野で宇宙からの物質で有用な物質の合成や活用方法を開発できると良い。」(65歳、男性、公務員)といったように、宇宙ビジネスへの期待が広がっています。
・日本のミッションについては、まず、はやぶさを評価する声がありました。「はやぶさには夢とロマンがあり、はやぶさによって今まで分かっていなかった事がかなり解明されると思うので、期待している。」(30歳、男性、会社員・事務系)、「小惑星や未知の惑星等の探索、資源の発掘に力を注いで欲しい」(29歳、女性、会社員・事務系)、と小惑星などの探索、資源の発掘に期待する声がありました。また日本人の強みを発揮した取り組みに期待するものとして、「トップリーダーより、協調性という日本人の強みを発揮して、連携連帯型の開発を進めてほしい。」(53歳、男性、会社員・事務系)といった意見があった。ビジネスとしては、「国産ロケットの海外への売り込みなどにより、大きなビジネスチャンスにつながれば良いと思います。」(56歳、男性、会社員・技術系)、「実際の宇宙ゴミがどのくらいあるのかや、その問題をクリアできるように先頭でやってもらいたい。」(42歳、女性、会社員・事務系)、「宇宙ゴミの回収において、世界をリードする存在になって欲しい。」(36歳、女性、会社員)といった期待も寄せられました。全体的に、宇宙ビジネスに対する期待、日本のミッションに期待する貴重な意見が多くありました。一部ではありますが、参考までに以下、いくつか挙げてみます。
・「宇宙はまだまだ未開拓だと思うので、人類の未来のために、あらゆる角度から研究を続けてほしい。」(45歳、女性、会社員・事務系)
・「地球外にも未来には人が住めるようになっていくのだろうと思います。たくさんの国が協力しあって平和に進歩していって欲しいと思います。」(60歳、女性、自営業)
・「宇宙ビジネスについて考える時代が到来している事に今まで全く気付いてなくて、考えもしてなかったが、今後もっと興味を持って理解を深めて行きたいと思います。」(51歳、女性、会社員)
・「宇宙基地としての月開発、小惑星の資源開発、火星への有人宇宙飛行などを期待したい。」(54歳、男性、会社員・事務系)
・「小惑星探査機の精度を上げて水や天然資源の開発を進めてもらいたい。」(59歳、男性、自営業)
・「新エネルギーの開発に宇宙からの太陽光を効率よく使い、地球に送信することはできないでしょうか?原発に頼らず安定した電力供給に宇宙資源を用いられたらと思います。」(31歳、男性、自営業)
・「材料分野で宇宙からの物質で有用な物質の合成や活用方法を開発できると良い。」 (65歳、男性、公務員)
・「はやぶさには夢とロマンがあり、はやぶさによって今まで分かっていなかった事がかなり解明されると思うので、期待している。」(30歳、男性、会社員・事務系)
・「小惑星や未知の惑星等の探索、資源の発掘に力を注いで欲しい」(29歳、女性、会社員・事務系)
・「トップリーダーより、協調性という日本人の強みを発揮して、連携連帯型の開発を進めてほしい。」(53歳、男性、会社員・事務系)
・「国産ロケットの海外への売り込みなどにより、大きなビジネスチャンスにつながれば良いと思います。」 (56歳、男性、会社員・技術系)
・「宇宙ゴミの回収において、世界をリードする存在になって欲しい。」(36歳、女性、会社員)
以上
※お問い合わせ連絡先
株式会社AQU先端テクノロジー総研
https://www.aqu.com/
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