<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>
スポーツシューズ・アパレル 2018年計市場規模+2%
40%超がセールでの購入
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker *1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、2018年スポーツシューズ・アパレル市場に関する分析を2月25日に発表します。
本分析では、大きく以下のことが分かります。2018年計のスポーツシューズ・アパレル市場規模は1兆610億円で、金額ベースの成長率は昨年と同じ+2%でした。個数ベースの40%強がセールでの購入で前年同期比+1 pts増でした。使用用途としては、「スポーツ以外の使用目的」購入が成長をけん引しました。
スポーツシューズ・アパレル市場は +2%成長
『Japan Sports Tracker*1』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
2018年計のスポーツアパレル市場の規模は1兆610億円で成長率は+2%でした。内訳は、スポーツシューズが6120億円規模で成長率は+3%でした。スポーツアパレルはスポーツシューズより30%弱小さい4500億円規模で、成長率は+1%でした(図表1)。
スポーツシューズ・アパレル 2018年計市場規模+2%
40%超がセールでの購入
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker *1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、2018年スポーツシューズ・アパレル市場に関する分析を2月25日に発表します。
本分析では、大きく以下のことが分かります。2018年計のスポーツシューズ・アパレル市場規模は1兆610億円で、金額ベースの成長率は昨年と同じ+2%でした。個数ベースの40%強がセールでの購入で前年同期比+1 pts増でした。使用用途としては、「スポーツ以外の使用目的」購入が成長をけん引しました。
スポーツシューズ・アパレル市場は +2%成長
『Japan Sports Tracker*1』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
2018年計のスポーツアパレル市場の規模は1兆610億円で成長率は+2%でした。内訳は、スポーツシューズが6120億円規模で成長率は+3%でした。スポーツアパレルはスポーツシューズより30%弱小さい4500億円規模で、成長率は+1%でした(図表1)。
40%超がセールで購入。平均購入価格は上がらず
2018年の平均購入価格については、スポーツシューズ・アパレル共に±0%でした。2017年の平均購入価格はスポーツシューズ・スポーツアパレル共に前年同期比より低かったため、直近2年はスポーツシューズ・アパレル共に価格が伸びていないことになります。
Japan Sports Trackerはセール/プロモーション・キャンペーンで購入したか否か、についても調べています(図表2)。個数ベースで見ると2018年は、スポーツシューズでは42%がセールでの購入で前年同期比+1 pts増でした。スポーツアパレルでは44%がセールでの購入でこちらも同じく前年同期比+1 pts増でした。
「スポーツ以外への使用」が成長をけん引
スポーツアパレル・シューズの使用目的*2についても調べています。2018年はスポーツシューズ・スポーツアパレル共に「スポーツ以外への使用目的」の成長率が「スポーツへの使用目的」の成長率を上回っています(図表3)。
2018年スポーツシューズを「スポーツ以外の使用目的」で購入したのは44%にあたる2680億円で、成長率は+5%でした。「スポーツでの使用目的」は3440億円で成長率は+1%でした。過去4年の対前年比成長率を見ても、すべての年で「スポーツ以外の使用目的」の方が高い成長率でした。
2018年スポーツアパレルを「スポーツ以外の使用目的」で購入したのは24%にあたる1050億円で、成長率は4%でした。「スポーツ以外の使用目的」は3440億円で成長率は±0%でした。過去4年の対前年比成長率を見ても、3回は「スポーツ以外の使用目的」の方が高い成長率でした。
「スポーツでの使用目的」の中でも一番大きいランニングでの使用、はスポーツシューズ・アパレル共に2016年は共に対前年比で2桁成長でしたが、その後低い成長率が続き、特にスポーツアパレルでは直近2年連続のマイナス成長です(特典データ)。
セールでの購入が増え、平均購入価格が上がらないことから、メーカーや店舗に必要以上の在庫があると思われます。在庫整理に加えスポーツでの使用目的もあまり伸びていないため、最新技術のモデルを出しても注力し続けられないという問題が生じがちです。
スポーツ使用目的の中で1番大きいランニングに関しては、弊社データで見ても2016年の成長率がピークでその後減速していることから、ほぼ飽和状態に達していると思われます。
ネットでの購入や情報収集が盛んになり、スポーツシューズ・アパレルとファッションシューズ・アパレルとの境も低くなりました。
より大きな市場である「スポーツ以外の使用」を取り込むことは大きなビジネスチャンスです。一方で「スポーツ使用目的」に関しては、伸びない中でのシェア争いではなく、もっと多くの消費者がスポーツの楽しみやより健康な生活を求めるよう、業界として「すそ野を広げる取り組み」が必要な段階にきています。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2019年8月末まで)
特典データ「スポーツシューズ・アパレル ランニングに使用 成長率」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
2018年スポーツアパレルを「スポーツ以外の使用目的」で購入したのは24%にあたる1050億円で、成長率は4%でした。「スポーツ以外の使用目的」は3440億円で成長率は±0%でした。過去4年の対前年比成長率を見ても、3回は「スポーツ以外の使用目的」の方が高い成長率でした。
「スポーツでの使用目的」の中でも一番大きいランニングでの使用、はスポーツシューズ・アパレル共に2016年は共に対前年比で2桁成長でしたが、その後低い成長率が続き、特にスポーツアパレルでは直近2年連続のマイナス成長です(特典データ)。
セールでの購入が増え、平均購入価格が上がらないことから、メーカーや店舗に必要以上の在庫があると思われます。在庫整理に加えスポーツでの使用目的もあまり伸びていないため、最新技術のモデルを出しても注力し続けられないという問題が生じがちです。
スポーツ使用目的の中で1番大きいランニングに関しては、弊社データで見ても2016年の成長率がピークでその後減速していることから、ほぼ飽和状態に達していると思われます。
ネットでの購入や情報収集が盛んになり、スポーツシューズ・アパレルとファッションシューズ・アパレルとの境も低くなりました。
より大きな市場である「スポーツ以外の使用」を取り込むことは大きなビジネスチャンスです。一方で「スポーツ使用目的」に関しては、伸びない中でのシェア争いではなく、もっと多くの消費者がスポーツの楽しみやより健康な生活を求めるよう、業界として「すそ野を広げる取り組み」が必要な段階にきています。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2019年8月末まで)
特典データ「スポーツシューズ・アパレル ランニングに使用 成長率」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
*2 使用用途
スポーツ使用=「スポーツ用のみ」「主にスポーツ用」「スポーツとそれ以外(普段着)に同程度」の計
カジュアル使用=「主にスポーツ(普段着)以外」「スポーツ以外(普段着)用のみ」の計
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108-0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
スポーツ使用=「スポーツ用のみ」「主にスポーツ用」「スポーツとそれ以外(普段着)に同程度」の計
カジュアル使用=「主にスポーツ(普段着)以外」「スポーツ以外(普段着)用のみ」の計
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108-0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会