2019年02月12日 14:00

エクストリームネットワークス、Defender for IoTでエッジデバイスの安全確保を容易に実現

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あらゆるネットワークで有効な、無線および有線デバイスを
サイバー攻撃から保護する最新のテクノロジー

Extreme Networks, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ市、最高経営責任者:Ed Meyercord、日本法人:エクストリームネットワークス株式会社、以下:Extreme)は2019年2月4日、企業ネットワークの保護を可能にするDefender for IoTの提供開始を発表しました。Defender for IoTは、安全対策がなされていないIoTデバイスの保護を可能にするシンプルなセキュリティソリューションです。Defender for IoTはどのようなネットワークでもデプロイ可能で、学校や病院、小売店、ホスピタリティの現場において、テクニカルスタッフでなくても扱いやすいソリューションで、有線および無線のIoTデバイスをサイバー攻撃から隔離し、保護することができます。
業界を問わずIoTデバイスの利用は増加している一方で、この成長にはリスクも伴います。IoT攻撃の報告数は、2016年から2017年にかけて600%も増加しています。

IoTデバイスが現在のビジネスに影響をあたえるセキュリティ上の欠陥は主に2つあります。ほとんどのIoTデバイスでは、セキュリティ機能が内蔵されていません。予測可能なアクティビティが厳密にコントロールされたプライベートネットワークでのみ実行されるように開発されているため、デバイスレベルでのセキュリティが不要だからです。製造業者は、企業のプライベートネットワークがパブリックのインターネットに接続されるかもしれないということを考えたこともなかったため、デバイスに時代遅れのオペレーティングシステムが搭載されていたり、ハードコードされたパスワードを使っていたり、アンチウィルスやファイアウォール機能がなかったり、といったことが課題となっています。そしてこのようなデバイスは一般的にフラットな、あるいはセグメント化されていないネットワーク上にデプロイされています。そのため、アタッカーは、これらのデバイスの侵害を達成できれば、ネットワークのセンシティブな領域にまでアクセスできてしまいます。

ExtremeのSmart OmniEdgeTMソリューションの一部であるDefender for IoTは、下記のようにこれらの課題に対処します。
● 複雑性を排除したIoT セキュリティ: Defender for IoT は、デプロイもメンテナンスも簡単です。イーサネットのポートにDefender Adapterを差しこみ、関連するアプリケーションを実行するだけです。Defenderのアプリケーションがネットワークデバイスの典型的なトラフィックパターンを「学習」し、同時にセキュリティポリシーを作成してデバイスの通信相手と通信手段を終了させ、エッジネットワークセキュリティを企業に合わせて自動化します。最初のデバイスプロファイルが同時作成されてしまえば、アダプタをデバイスとネットワークのあいだに設置し、シンプルなドロップダウンメニューを使って適切なセキュリティプロファイルを適用するのは、テクニカルスタッフでなくても簡単にできます。
● IoTデバイスのセグメント化および隔離: レイヤー2~7の可視性を持つDefender for IoTを活用することで、IoTデバイスのグループを複数の隔離されたセキュアゾーンに簡単にセグメント化し、ネットワークへの攻撃サーフェスを縮小することができます。ユーザーはデバイスの使用歴やロケーション、ローミングを集中的に監視・追跡することもできます。これは、攻撃者がネットワークのさらにセンシティブな領域へのアクセスするリスクを軽減するのに役立ちます。
● どんなネットワークインフラにもデプロイ可能: Defender for IoTはどのベンダーのIPネットワークでもデプロイ可能で、ネットワークを変更することなく、IPSecトンネルを通じてIoTデバイスおよびセグメンテーションをインラインで保護します。さらに、Defender for IoT はExtreme Fabric ConnectTMとも統合し、エッジセキュリティへの取り組みを効率化するためのネットワーク自動化機能やダイナミック自動装着機能も活用することもできるようになります。

オプションのExtremeMobilityTM AP3912 Wall Jackは、有線および無線デバイスのどちらにもDefender Adapterと同様の統合型保護を提供します。しかも同じ室内にある複数デバイスのサポートが可能です。Defender for IoTは、学校や大学、病院、ホスピタリティの現場、製造、輸送、小売りなど、ビジネス効率および顧客体験の向上にコネクテッドデバイスが欠かせないさまざまな業界に適しています。

エグゼクティブのコメント
Ascension、ビジネスマネージメント担当バイスプレジデント、Mike Oligschlaeger (マイク・オリシュリーガー)氏
「Ascensionでは、当社の医療への最先端のアプローチに誇りを持っています。また患者様のアウトカムやエクスペリエンスを向上させる道をつねに模索しています。しかしながら、最新のコネクテッド医療テクノロジーはすばらしいものであると同時に、そのセキュリティを確保できなければリスクともなります。Extremeとの密接な連携により開発されたDefender for IoTは、時には命を脅かしかねないIoT侵害による深刻な被害から、患者様もスタッフも守ってくれます。おかげで当社は、コネクテッド医療イニシアティブについて、大きな安心を得ることができます」

インターフェイス・メディカル・センター、情報セキュリティおよびインフラストラクチャー担当アシスタントバイスプレジデント、Christopher Frenz (クリストファー・フレンツ)氏
「蔓延を続けるマルウェアやその他のサイバー脅威により、セキュリティに対する企業のアプローチは変更を迫られています。既知の悪意を持った行為を受動的にブロックするだけのセキュリティ戦略に頼り、昨日の脅威に対して今日の保護を提供するのが精一杯という受動的セキュリティでは、もはや不十分です。これからは、既知の善意による行為だけを許可することにフォーカスした戦略をたてることが必要になってきます。そのような戦略においては、ネットワークセキュリティに対してゼロトラストのアプローチをすることが重要であり、ゼロトラスト戦略はIoTデバイスも網羅する必要があります」

Integration Partners、Chief Revenue Officer、David Raftery (デビッド・ラフテリー)氏
「さまざまな業界の顧客が、IoTセキュリティと格闘しています。もっとも大きな課題の一つが、多種多様なデバイスのためのセキュリティポリシーを作ることです。これには時間がかかると同時にエラーも避けて通れません。ExtremeのDefender for IoTソリューションは、デバイスの典型的な振る舞いを学習し、承認された相手とだけ通信するように制限するセキュリティポリシーを構築できるので、このタスクを自動化することができます。さらにIoTデバイスを安全なトンネルにセグメント化することで、今現在どんなネットワークにデプロイしているかにかかわらず、マルチレイヤーのIoTセキュリティを提供してくれます。他にはない、強力なソリューションだと言えます」

Extreme、製品管理および戦略担当シニアディレクター、Mike Leibovitz (マイク・リーボヴィッツ)
「ビジネスはIoT革命から多くの価値と恩恵を享受していることから、デプロイが急速に進む理由は明らかです。また、急速なデプロイにおいて、セキュリティがその妨げになると考えるべきではありません。Defender for IoTで目指したのは包括的なセキュリティだけでなく、それを一般社員にとってもシンプルかつアクセシブルな方法で提供することにより、ビジネスの生産性がセキュリティプロトコルに左右されないようにすることです。ユーザは、Smart OmniEdgeの可視性および分析アプリケーションに接続することで、IoTデバイス通信をユーザーが簡単にコントロールすることができると共に、デバイスに対して適切なリソースでのみ通信を可能にし、その分析を活用することでアウトカムを明確に示したり、測定したりできます。有線および無線のIoTデバイス向けに、入り口の部分でこのような高精細な可視性とコントロールを提供できるベンダーは私たちだけです」

Ascension、IT担当シニアディレクター、Eric Miller (エリック・ミラー)氏
「コネクテッドデバイスの爆発的な増加に伴う複雑性の高まる中、医療組織にとってのセキュリティとは、大きなコストがかかってしまうものです。レガシーソリューションのコストや複雑さと違い、Defender for IoTでは直感的に使えるユーザーインターフェースによって、ネットワーク上の重要なコネクテッドデバイスをひとつひとつ追跡し、セグメント化して安全を保つことができます。これによりITチームは時間もお金も節約でき、より価値の高いテクノロジーに関する取り組みに注力できるようになります」

HIMSS およびモバイルワールドコングレスに出展
Extremeの802.11ax テクノロジーを体感できます。2月11~15日にオーランドで開催されるHIMSS 2019ではIHPパビリオンで、2月25~28日にバルセロナで開催されるモバイルワールドコングレスではフィラ・グラン・ヴィア会場ブース1A26で、お待ちしています。

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
エクストリーム ネットワークス株式会社(エクストリーム ネットワークス)
代表者
大野 欽司(オオノ キンジ)
所在地
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル11F
TEL
03-6871-9342
業種
通信・インターネット
上場先
未上場

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