<スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート>
スポーツアパレル市場 ジム・フィットネス+10%
25-34歳が成長をけん引
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、ジム・フィットネス使用目的のスポーツアパレル市場に関する分析を1月28日に発表します。
過去数年ボディコンテストの話題が増え、2018年は筋肉体操や筋トレ女子が話題になりました。本分析では、大きく以下のことが分かります。直近1年計(2017年12月~2018年11月)のスポーツアパレル市場規模(12歳以下着用は除く)は3870億円で、そのうちジム・フィットネスアパレル使用目的で購入したものは、280億円でした。購買個数ベースで前年同期比 +10%と大きく成長しました。25-34歳の着用者がこの成長をけん引しました。
スポーツアパレル ジム・フィットネス使用 個数では2桁成長
『Japan Sports Tracker※1』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
直近1年計(2017年12月~2018年11月)のスポーツアパレル市場(12歳以下着用は除く)の規模は3870億円で成長率は0%でした。ジム・フィットネスアパレル使用は、スポーツ以外の使用、ランニング使用、に次ぐ第3位の280億円で成長率は +1%と購買金額ベースでは高い成長率ではありませんでした。しかし購買個数ベースでみると、市場全体が成長率 0%だったのに対し、ジム・フィットネスアパレル使用は +10%と高い成長率でした。
ジム・フィットネス使用目的のスポーツアパレルで購買個数ベースの成長率が高く、購買金額ベースの成長率が低かったのは、比較的価格が安いアイテムが個数シェアを伸ばし(スポーツアンダーウェア +4pts、スポーツ半ズボン +2pts)、比較的価格が高めのアイテムの個数シェアが下がった(上下セット -2pts、スウェット類 -2pts)ことが原因です。
25-44歳がジム・フィットネスアパレル市場をけん引
着用者年齢比率を購買個数ベースで見てみると、スポーツ使用目的全体では、45歳以上の比率が35%程度であるのに対し、ジム・フィットネス使用目的スポーツアパレルは45歳以上が約半数を占め、スポーツ使用目的全体と比較すると45歳以上の比率が高い市場であることが分かります。ところが、直近の1年(2017年12月~2018年11月計)では、ジム・フィットネス使用目的スポーツアパレルの45歳以上比率が-6ptsと大幅に減少しました。これは、25-44歳の比率が大幅増(+5pts)となり43%の比率となったからです。この25-44歳の層がジム・フィットネス使用目的スポーツアパレル市場の成長をけん引しています。
スポーツアパレル市場 ジム・フィットネス+10%
25-34歳が成長をけん引
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、ジム・フィットネス使用目的のスポーツアパレル市場に関する分析を1月28日に発表します。
過去数年ボディコンテストの話題が増え、2018年は筋肉体操や筋トレ女子が話題になりました。本分析では、大きく以下のことが分かります。直近1年計(2017年12月~2018年11月)のスポーツアパレル市場規模(12歳以下着用は除く)は3870億円で、そのうちジム・フィットネスアパレル使用目的で購入したものは、280億円でした。購買個数ベースで前年同期比 +10%と大きく成長しました。25-34歳の着用者がこの成長をけん引しました。
スポーツアパレル ジム・フィットネス使用 個数では2桁成長
『Japan Sports Tracker※1』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
直近1年計(2017年12月~2018年11月)のスポーツアパレル市場(12歳以下着用は除く)の規模は3870億円で成長率は0%でした。ジム・フィットネスアパレル使用は、スポーツ以外の使用、ランニング使用、に次ぐ第3位の280億円で成長率は +1%と購買金額ベースでは高い成長率ではありませんでした。しかし購買個数ベースでみると、市場全体が成長率 0%だったのに対し、ジム・フィットネスアパレル使用は +10%と高い成長率でした。
ジム・フィットネス使用目的のスポーツアパレルで購買個数ベースの成長率が高く、購買金額ベースの成長率が低かったのは、比較的価格が安いアイテムが個数シェアを伸ばし(スポーツアンダーウェア +4pts、スポーツ半ズボン +2pts)、比較的価格が高めのアイテムの個数シェアが下がった(上下セット -2pts、スウェット類 -2pts)ことが原因です。
25-44歳がジム・フィットネスアパレル市場をけん引
着用者年齢比率を購買個数ベースで見てみると、スポーツ使用目的全体では、45歳以上の比率が35%程度であるのに対し、ジム・フィットネス使用目的スポーツアパレルは45歳以上が約半数を占め、スポーツ使用目的全体と比較すると45歳以上の比率が高い市場であることが分かります。ところが、直近の1年(2017年12月~2018年11月計)では、ジム・フィットネス使用目的スポーツアパレルの45歳以上比率が-6ptsと大幅に減少しました。これは、25-44歳の比率が大幅増(+5pts)となり43%の比率となったからです。この25-44歳の層がジム・フィットネス使用目的スポーツアパレル市場の成長をけん引しています。
25-44歳は、スポーツアンダーウェアの比率が高い
スポーツアパレル ジム・フィットネス使用目的において大きな比率を占める45歳以上と、シェアを伸ばした25-44歳を比較してみます(図表2)。
購入アイテムを直近1年計(2017年12月~2018年11月)の個数シェアで比較してみます。25-44歳ではトップス類に続きスポーツアンダーウェアが16%で2位、対前年同期比+4ptsでシェアを伸ばしています。他方45歳以上では、アンダーウェアは個数シェア12%で4位です。
購入先店舗形態でもこの2つの年齢グループには違いがあることがわかります(特典データ)。
これまで45歳以上が多かったジム・フィットネス市場に25-44歳が増えたのは、暗闇エクササイズなど斬新なトレーニングが出てきたり、30代の人気女性トレーナーが美容目的のトレーニングを紹介したりと、この年代層をうまく捉えたからと言えます。アイテムの種類が変わったのは、ジムやフィットネスでのエクササイズの種類や目的が変わっているからと思われます。
それに合わせ、メーカーやブランドも45歳以上との違いを認識し戦略を立てていく必要があります。
市場が購買個数ベースでは成長したものの購買金額ベースで成長していないことは、メーカーやブランドにとってあまりプラス材料ではありません。美容目的や、斬新なトレーニングが惹きつけている年代であることから、価格は通常より高くとも、トレーニングをサポートする機能やファッショナブルなアイテムを投入するなど単価を上げる余地はあると思われます。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2019年7月末まで)
特典データ「スポーツアパレル ジム・フィットネス使用 購入先店舗形態(2017年12月~2018年11月計)」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
購入先店舗形態でもこの2つの年齢グループには違いがあることがわかります(特典データ)。
これまで45歳以上が多かったジム・フィットネス市場に25-44歳が増えたのは、暗闇エクササイズなど斬新なトレーニングが出てきたり、30代の人気女性トレーナーが美容目的のトレーニングを紹介したりと、この年代層をうまく捉えたからと言えます。アイテムの種類が変わったのは、ジムやフィットネスでのエクササイズの種類や目的が変わっているからと思われます。
それに合わせ、メーカーやブランドも45歳以上との違いを認識し戦略を立てていく必要があります。
市場が購買個数ベースでは成長したものの購買金額ベースで成長していないことは、メーカーやブランドにとってあまりプラス材料ではありません。美容目的や、斬新なトレーニングが惹きつけている年代であることから、価格は通常より高くとも、トレーニングをサポートする機能やファッショナブルなアイテムを投入するなど単価を上げる余地はあると思われます。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2019年7月末まで)
特典データ「スポーツアパレル ジム・フィットネス使用 購入先店舗形態(2017年12月~2018年11月計)」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108-0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108-0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会