建築物の金属製内外装工事を手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野嘉彦、以下菊川)は、かねてより塗装工場の設備強化を図って参りましたが、この度完成、塗装工場増設部の起動式を1月7日に行いました。起動式では、修祓式(しゅうばつしき)を行い、協力会社の方々や菊川社員を含む関係者などが参加し、今後の安全を祈願しながら設備起動と新年の幕開けを祝いました。
この度の増設・強化により、菊川はアルミ下処理の内製化対応が可能となりました。アルミ塗装を始めとする多種多様な塗装ニーズへの対応力を向上していくことを目指して、建材製作時において要である塗装仕上げの機能や品質を確保・向上し、リードタイムの短縮を図ります。これらを併せることで、工期低減が求められているプロジェクト対応力や、オーダーメイド建材ならではの特殊塗装の開発対応力の強化を狙います。
本新設に伴い、既存の乾燥炉の能力も向上しており、需要が増えているアルミ製品の中でも、使用頻度が高い中温焼付塗装や今後増加が見込まれる環境にやさしい粉体塗装にも対応可能となりました。
■「新塗装設備起動式」修祓式
日時:平成31年1月7日 (月) 9:30 ~ 10:00
場所:キクカワテクノプラザ/
菊川工業 千葉県白井工場塗装工場
千葉県白井市中98-15
斎主:麻賀多神社 神職殿(佐倉市鏑木町)
■塗装工場設備 概要
新設アルミ下処理設備の詳細
増設部:414m2 (既存:648m2)
対応サイズ:幅8m ? 高さ2m
■代表コメント
かねてから念願であった塗装仕上げ工程の内製化に、何回か挑戦したものの、様々な問題で実現できませんでした。2014年に受注した英国ロンドンのブルームバーグ工事を機に、選定された仕上げ工程を内製化し、約4.3万m2の硫化仕上げを実施しました。これをきっかけに通常塗装仕上げ工程の内製化に再挑戦、そして同工業団地にあった大手塗装会社や協力会社の廃業を受け、今回の施設増設を決意いたしました。これ迄、品質管理上一番苦労してきた塗装・仕上工程を内製化する事で、お客様の満足度向上に貢献できる体制・整備が進んだと考えております。
---菊川工業 代表取締役 宇津野嘉彦
■塗装工場増設の背景と狙い
オーダーメイド製品を手がける菊川は、近年高まるアルミ製品の需要増加や製作期間の短縮化への要求や、新規市場の顧客層の幅を増やしていく方針を踏まえ、顧客意匠や新規ニーズを実現する対応力向上の一環として、化粧建材製作において要となる仕上げ力強化を狙い、この度の塗装設備増強となりました。
アルミ下処理設備の新設および塗装ラインの強化によって、以前は社内での対応が難しかったアルミ材の塗装仕上が可能となりました。そして“環境に優しい”として今後増加が見込まれる粉体塗装への対応も可能としました。アルミ以外の材質においても、対応可能な塗装仕上げの種類は同様に増加しています。
また、内製化によって特殊塗装などの技術・対応力と品質管理技術の向上を図ると同時に、リードタイム短縮を図り、工期・コスト競争力を高め、かつオリジナリティー強化による様々なプロジェクト・ニーズへの対応力を強化します。菊川は、8mベンダーを保有するなど、もともと広幅・長尺製品への対応を得意としており、今回の下処理槽も同等サイズの製品対応を可能としています。
■菊川の仕上げの優位性
菊川は、オーダー建材メーカーとして、様々な仕上げの要望に応えるために、数多くのサンプルの製作や仕上げの開発を行ってきました。意匠に沿った仕上げを一つ完成するために、100枚以上のサンプルを製作することもありますし、お客様の要望を元に、新しい仕上げを開発・提案することもあります。
これらのノウハウやデータ・実用例を蓄積してきたことで、特殊塗装や硫化イブシ仕上げなど、独自の塗装仕上げや高い技術力を有しています。
■「新塗装設備起動式」修祓式について
修祓式とは、建物完成後使用前に行う神式の御祓い儀式。五色の色紙やお米・麻が入った切麻(きりぬさ)をまく「切麻散米の儀」や「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」などが行われました。
今回は、工事関係企業や菊川の管理職など総勢43名が参加。
■アルミの下処理とは
素材の表面状態の調整や塗料の密着度を向上するために行う前処理。素材を専用液が入った複数の槽に浸していくことで、表面の油分を取り除き(脱脂)、表面の汚れなどを除去し(素地調整)、被膜を生成します。
■ 菊川工業会社概要
菊川工業は1933年創業の金属建材メーカーです。創業以来、時代をリードする建築物に挑戦して参りました。
2018年にオープンした「東京ミッドタウン日比谷」では低層ファサードの化粧マリオン工事、海外ではブルームバーグ欧州新本社屋にブロンズ工事を通じて貢献しています。
2017年からはOSSシステムとして、内装・インテリア工事にも取り組むなど、常に新しい課題に挑み続けています。
<施工例> フジテレビ本社ビル/球体展望室外装パネル、東京駅丸の内駅舎/柱型、渋谷ヒカリエ/シアター外装、エイベックス本社ビル/受付カウンターなど、海外物件を含め多数
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場(キクカワテクノプラザ):千葉県白井市中98-15
事業所:大阪、香港、ホーチミン、上海
[設立] 1933年11月1日
[資本金] 1億円
[従業員数] 192名(2017年12月20日現在)
[URL] https://www.kikukawa.com/
[関連会社] キクカワタクト株式会社
この度の増設・強化により、菊川はアルミ下処理の内製化対応が可能となりました。アルミ塗装を始めとする多種多様な塗装ニーズへの対応力を向上していくことを目指して、建材製作時において要である塗装仕上げの機能や品質を確保・向上し、リードタイムの短縮を図ります。これらを併せることで、工期低減が求められているプロジェクト対応力や、オーダーメイド建材ならではの特殊塗装の開発対応力の強化を狙います。
本新設に伴い、既存の乾燥炉の能力も向上しており、需要が増えているアルミ製品の中でも、使用頻度が高い中温焼付塗装や今後増加が見込まれる環境にやさしい粉体塗装にも対応可能となりました。
■「新塗装設備起動式」修祓式
日時:平成31年1月7日 (月) 9:30 ~ 10:00
場所:キクカワテクノプラザ/
菊川工業 千葉県白井工場塗装工場
千葉県白井市中98-15
斎主:麻賀多神社 神職殿(佐倉市鏑木町)
■塗装工場設備 概要
新設アルミ下処理設備の詳細
増設部:414m2 (既存:648m2)
対応サイズ:幅8m ? 高さ2m
■代表コメント
かねてから念願であった塗装仕上げ工程の内製化に、何回か挑戦したものの、様々な問題で実現できませんでした。2014年に受注した英国ロンドンのブルームバーグ工事を機に、選定された仕上げ工程を内製化し、約4.3万m2の硫化仕上げを実施しました。これをきっかけに通常塗装仕上げ工程の内製化に再挑戦、そして同工業団地にあった大手塗装会社や協力会社の廃業を受け、今回の施設増設を決意いたしました。これ迄、品質管理上一番苦労してきた塗装・仕上工程を内製化する事で、お客様の満足度向上に貢献できる体制・整備が進んだと考えております。
---菊川工業 代表取締役 宇津野嘉彦
■塗装工場増設の背景と狙い
オーダーメイド製品を手がける菊川は、近年高まるアルミ製品の需要増加や製作期間の短縮化への要求や、新規市場の顧客層の幅を増やしていく方針を踏まえ、顧客意匠や新規ニーズを実現する対応力向上の一環として、化粧建材製作において要となる仕上げ力強化を狙い、この度の塗装設備増強となりました。
アルミ下処理設備の新設および塗装ラインの強化によって、以前は社内での対応が難しかったアルミ材の塗装仕上が可能となりました。そして“環境に優しい”として今後増加が見込まれる粉体塗装への対応も可能としました。アルミ以外の材質においても、対応可能な塗装仕上げの種類は同様に増加しています。
また、内製化によって特殊塗装などの技術・対応力と品質管理技術の向上を図ると同時に、リードタイム短縮を図り、工期・コスト競争力を高め、かつオリジナリティー強化による様々なプロジェクト・ニーズへの対応力を強化します。菊川は、8mベンダーを保有するなど、もともと広幅・長尺製品への対応を得意としており、今回の下処理槽も同等サイズの製品対応を可能としています。
■菊川の仕上げの優位性
菊川は、オーダー建材メーカーとして、様々な仕上げの要望に応えるために、数多くのサンプルの製作や仕上げの開発を行ってきました。意匠に沿った仕上げを一つ完成するために、100枚以上のサンプルを製作することもありますし、お客様の要望を元に、新しい仕上げを開発・提案することもあります。
これらのノウハウやデータ・実用例を蓄積してきたことで、特殊塗装や硫化イブシ仕上げなど、独自の塗装仕上げや高い技術力を有しています。
■「新塗装設備起動式」修祓式について
修祓式とは、建物完成後使用前に行う神式の御祓い儀式。五色の色紙やお米・麻が入った切麻(きりぬさ)をまく「切麻散米の儀」や「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」などが行われました。
今回は、工事関係企業や菊川の管理職など総勢43名が参加。
■アルミの下処理とは
素材の表面状態の調整や塗料の密着度を向上するために行う前処理。素材を専用液が入った複数の槽に浸していくことで、表面の油分を取り除き(脱脂)、表面の汚れなどを除去し(素地調整)、被膜を生成します。
■ 菊川工業会社概要
菊川工業は1933年創業の金属建材メーカーです。創業以来、時代をリードする建築物に挑戦して参りました。
2018年にオープンした「東京ミッドタウン日比谷」では低層ファサードの化粧マリオン工事、海外ではブルームバーグ欧州新本社屋にブロンズ工事を通じて貢献しています。
2017年からはOSSシステムとして、内装・インテリア工事にも取り組むなど、常に新しい課題に挑み続けています。
<施工例> フジテレビ本社ビル/球体展望室外装パネル、東京駅丸の内駅舎/柱型、渋谷ヒカリエ/シアター外装、エイベックス本社ビル/受付カウンターなど、海外物件を含め多数
[社名] 菊川工業株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦 (うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場(キクカワテクノプラザ):千葉県白井市中98-15
事業所:大阪、香港、ホーチミン、上海
[設立] 1933年11月1日
[資本金] 1億円
[従業員数] 192名(2017年12月20日現在)
[URL] https://www.kikukawa.com/
[関連会社] キクカワタクト株式会社